チェックポイント

DAY 1
合計時間
5 時間 8
休憩時間
30
距離
10.2 km
のぼり / くだり
1178 / 1176 m

活動詳細

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梅雨時はなかなか山に登れない事が多いですが、この週は梅雨前線が大平洋上にあり、関東甲信越は荒れ模様でしたが、ヤマテン曰わく東北の日本海側なら晴れるかもしれないという予報を信じて青森県の日本海側に聳える津軽富士こと岩木山へ向かいました。 仕事が終わった後に準備をして、23時半頃に東北道に乗ってひたすら北上していきます。岩手山SAで給油をして、さらに北へ進みます。青森県に入ったころに眠くなったので阿闍羅PA(あじゃら)というところで、仮眠を取りました。 少しの仮眠をとった後、登山口へ向かいます。弘前城の前の通りを抜けて、ひたすら西へ進みます。岩木山神社の駐車場を下見しておき、岳温泉登山口の駐車場が埋まってたら戻ってくる算段で、岳温泉へ向かいます。 幸い岳温泉登山口の駐車場には空きがあり、ほっとしました。すぐに登山の準備を進めて、朝六時半頃に登山口を出発しました。先行する2パーティを追い抜いたところで、ときたま蜘蛛の巣が引っかかるようになってきたので、このコースの先頭にいることがわかりました。 朝一番のバスが八合目につくまえに到着すれば山頂一番乗りもあるかも?と思いましたが、そこは標高差1000m以上の山なのでそこまで簡単ではありません。ただ、道幅は広く狩払いもされているのでとても歩きやすく助かります。 八合目に近づくにつれてだんだんと、階段などの段差がきつくなってきました。津軽富士の名前は伊達ではなく、だんだん斜度が上がっていることが体感できました。 ふと視界が開けて、後方方面を見ると雲海と八甲田山がお出迎えしてくれました。津軽平野も綺麗です。 八合目に到着して後ろを振り返ると絶景が広がっていました。雲海と津軽平野が素敵です。 小休止の後、山頂を目指してさらに進みます。ここからは道幅が狭く離合も大変な感じですが、朝一番なので問題なく進めます。リフト降り場の道と合流するところになると急に景色が一変し、岩場が目立つようになりました。少し急な岩場を登ったりしていくと、切り立った崖も見えて火山らしい荒々しい風景が楽しめました。しかし、このあたりでガスが出てきてしまい景色が白くなってしまいました。 避難小屋まできたところで、山頂までの急な岩場が見えてきました。一直線に続く岩場は落石があると危なそうです。アルプスと比べればたいしたことはないのですが、山と高原地図の冊子によると過去には死亡事故もあったようなので、念のためヘルメットを装着しました。 落石を起こさないように慎重に上り、山頂に到着しました。モニュメントや避難小屋、岩木山神社などが立ち並ぶ広い山頂ですが、社務所が破壊された跡地や痛んだ建物を見て、青森県最高峰の山の自然環境の厳しさを実感しました。 少し休憩しながら晴れることを待ちましたが、状況が変わらなかっため下山を開始しました。 八合目まで戻ってくると相変わらずの快晴です。山頂だけ雲に覆われているので非常に残念です。朝早くから活動していることもあり、バスで帰ろうかという考えが頭をもたげますが、時刻表をみる限り歩いて帰った方が早そうです。 八合目では日差しがジリジリと暑いくらいだったのですが、岳登山口までは樹林帯なので、涼しく過ごすことができたので、岳温泉を楽しみに一息に下山してしまいました。 下山後は岳温泉の熱いお湯で疲れをいやしました。 その後、青森県の名湯で海沿いの露天風呂で有名な不老ふ死温泉に立ち寄ろうと、地図アプリで調べて津軽半島の北にある平館を目指して出発しました。(続く) 岩木山は春スキーも有名なので来年は滑りに行こうと思います。

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