思い出の山域へ再び-毛勝山

2021.07.01(木) 日帰り

チェックポイント

DAY 1
合計時間
12 時間 49
休憩時間
1 時間 54
距離
13.8 km
のぼり / くだり
1978 / 1974 m
2
3 35
1 32
10
1 11
9
1 23
1 25
1 15
1

活動詳細

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毛勝山。 富山市内からもよく見える3つの尖ったピークを持つ北アルプスの前衛峰! 初めて富山に来た日に、"立山すごい!"と思った山は実は毛勝三山のことだった。その毛勝三山の猫又山に登ったのは、昨年の10月。会社の先輩に誘われて、ブナクラ峠から大猫山を経る周回ルート。玄人好みの山、手入れの不十分な登山道をかき分け、目にした紅葉した庭園のような絶景。あの日に、僕はもう一度山に目覚めた。 もっと遠くへ、高いところへ、進みたい! 厳冬期や残雪期、テント泊の経験を経て、普段仕事をする身としてたどり着いたファストハイクスタイル!より身軽に、より軽快になったことで限られた時間の中で最大限に自然を楽しむことができる! このスタイルで、毛勝山へ挑戦。片貝山荘付近の登山からスタート。鬱蒼として人を寄せ付けないような森の中をいいペースで登っていく。早歩きのコツは、何も考えないことと心得た。三角点付近で眺望が開き始め、同時に鉛色の空が割れて太陽が見え始める。石川側からは青空が流れてきており、午後にかけての好天を確信。2000m付近で雪渓へ出る。豪雪地帯とあってまだまだ残雪豊富であり、軽アイゼンを装着。斜度のある斜面をトラバースし、最後の急登へとたどり着いた。いつもならば、力が残っていないのだが、ここでも足が止まることはなかった。上半期のいろいろなことを乗り越えて、頭の中はスッキリとしており、心身ともに最高のコンディション。登頂を果たした。本来はここから三山縦走する予定だったが、藪漕ぎに苦戦。下山が遅くなることを懸念して先輩だけ行ってもらった。いつか、ついていけるようになりたい(かもしれない)。 そこから来た道を引き返す。最後まで気持ちは切れなかった。毛勝山、始まりの山にして、師匠であり続ける、自分にとってさらに思い入れが深い山となった。 毛勝、ありがとうーーーー!!!

メンバー

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