活動データ
タイム
06:11
距離
34.3km
のぼり
1308m
くだり
1184m
活動詳細
すべて見る・文蔵がいろいろな山のブナを探訪して写真を撮ってきた。愛妻、親せきと連れ立って、紹介すべき好適なブナはどれだろうと探訪してきた。だいぶ前、2003年夏に白神岳小屋に泊まったことがある。マテ山コースは、期待ほどのブナ大樹(樹齢50~80年以上)じゃなかった覚えがある。それは屋久島と白神山地がともに世界自然遺産として登録(平成5年12月=1993年)されて10年後のことで、避難小屋では鹿児島と青森の大学サークルが相互に大自然の雄大さを賞賛しあっていた。 ・奥多摩・奥秩父、南A・身延・天子山地、南会津や山形(飯豊山・大朝日岳)、新潟・長野境界、東北の奥羽山地などを探訪したが、この白神山地(西目屋地区)は未経験だった。よって今回はとても楽しみだった。それは特別のことだった。予想以上の成果で、ブナ古樹・大樹に遭遇することになった。登山をしなくてもハイキングベースで、初心者がブナの自然に触れることになる。 ・今回は、A:津軽峠からマザーツリー見学と高倉森の先の巨大ブナ(ファザーツリー)までのピストン B:トラノ沢林道Pから入る「ぶな巨大ふれあいの径」のショート周回 C:暗門P(アクアグリーンビレッジANMON)から近くの「ブナ林散策道」の1時間周回コースの三つである。文蔵はものすごく多くの写真を撮っていた。 ・暗門Pにいくまでも大変なドライブになるわけだが、そこから先の岩崎西目屋弘前線は部分的に舗装されたダート道になっている。でも嬉しいことにバスで津軽峠までアクセスできるのがいい(次回に挑戦しよう)。文蔵は前記Aのファザーツリー往復を勧めるが、体力・技術・経験に適して初心者のB・Cコースでも大自然に飛び込んで同様の醍醐味を味わうことができる。 ・文蔵はまた来ようと思った。津軽峠の先、天狗峠から天狗岳往復、一ツ森Pから太夫峰往復もよいだろうし、暗門大滝1・2・3を探検するのもいいだろう。きっといい写真が取れる。 ・青森の三内丸山遺跡からわかるように、人間が相互に信頼しあって生活する文化(慣習やきまりごと)を数千年前以上も受け継いできて、いまなお継承されている。かれらはブナ・クリ・トチ・サワクルミなどをうまく住居・食料にし、森林環境に手をいれて自分たちのものにする長い歴史がある。いうならば縄文人の血がいまなお流れているのだろう。そんな森林にはいると、きっとふしぎに血が騒ぎ出すのだろう。ブナに普遍的な愛着を感じるのは当然のことなのだ。ブナと同じ楽譜や旋律に浸ってすべての細胞が自然と共振しはじめ、やがて力強く熱い血脈を解き放つ。それは縄文人のDNAが騒ぎ始めることと同義だ。 ・暗門Pの食事小屋にはいってソバとノンアルBEERをもらう。そして帰路にグリーンパーク「もりのいずみ」によってゆっくり温泉入浴をした。道の駅「津軽白神ビーチにしめや」にも立ち寄り、土産を買い求めた。ローソンで夕食材料を入手すれば、百沢温泉までをいそいだ。岩木山神社の巫女さんが帰らないうちに参拝をしなきゃあと思ったのだ。 ・・・あとは写真を見てください。
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