活動データ
タイム
12:51
距離
16.6km
のぼり
1894m
くだり
1894m
活動詳細
すべて見る木曽駒ヶ岳[標高2956.1m]へ登りに どのルートから登るか迷って、登り甲斐があり同じ登山口から行けるぐるっと周れるコガラ登山口を選びました 福島A/Bコースの七合目避難小屋を泊まる想定にし、茶臼コースから登り、下りを福島Bコースにする事にしました 茶臼コースのほうは茶臼山まで誰一人会う事は無く、福島Bコースも駒ヶ岳山頂から下山まで他登山者は見かけませんでした ※茶臼コースはコガラ登山口〜茶臼山間のコースタイムが山と高原地図とYAMAP地図でかなり差があります。手持ちの山と高原地図(2020年版)では6時間20分ですが、YAMAP地図では4時間となっています。どちらが正しいかわからなかったので七合目避難小屋泊と頂上山荘テント泊の両方を想定して登りました。個人的な見解ですが、YAMAP地図は少し速すぎると感じました。 ※福島A/Bコースの玉乃窪カールはこの時期、雪渓がある為アイゼンは必須です。前爪付きのアイゼンやピッケルも有ればベストです。 ---------------------- コガラ登山口からしばらく林道を歩き茶臼コースを登ります 林道はだいぶ荒れていてガレ場歩きのレベルでした 「木曽駒JAPAN ALPS スカイレース」という大会のコースだと聞いていた割にはかなり荒れていました(後に調べたら、現在のレースでは福島Aコースで登り、福島Bコースで降りるように変更されてました) その後正沢川を渡渉し、登山道になります ここから五合目(標高1810m付近)までは急登かつ登山道も荒れ気味でかなり歩きにくいです 踏み跡はしっかりしているものの草は道に飛び出していて一見わかりづらいですし岩場(というより大きめなガレ場)も途中にあるのでなかなか大変です テープや印の類ははっきりしているので、そこは安心です 五合目からは先程の登山道からはガラッと変わり歩きやすい尾根道となります わかりにくい所は無く、緩くもきつくも無いような尾根を登り標高を上げて行きます 五合目から樹林帯を歩き、標高を900m程上げると茶臼山[標高2652.8m]に着きます この辺からは展望が良くなり、行者岩、将棊頭山、木曽駒ヶ岳、木曽前岳、麦草岳とこれから通るルートが見渡せました ここで登山者と初めて出会いました 桂小場から登ってきて、再びそちらに降りるそうでした その後緩やかな稜線を歩いて行き、行者岩、将棊頭山[標高2730m]を通り木曽駒ヶ岳へ向かいます 茶臼山-木曽駒ヶ岳間はそこそこ人はいました 15人程とすれ違い/追い抜き/追い越されがありました 駒ヶ岳山頂は賑わっていました 駒ヶ根ロープウェイを使って千畳敷から来ている人が殆どでしょうか その後は福島Bコースで下山して行きます 玉乃窪山荘まで急坂を標高差150m程下ります 玉乃窪山荘からは玉乃窪カールを経て七合目避難小屋へ行きます 木曽前岳・牙岩を通るルートもありますが、去年の夏に通った時は薮気味で、崩落も進んでいたのでこの不安定な時期に通るのは危険だと判断しました 牙岩も梯子場で、梯子が取れている可能性も考えました ただ、玉乃窪カールは北側に在るだけあり、かなり雪渓残っている為アイゼンは必須です 雪渓上の方は急な為、滑落の危険性もあります かなり注意しながら下りました 道の印やテープも埋もれている為、少し道はわかりづらいです 玉乃窪カール下からは牙岩・麦草岳を巻くように歩いていきます 何箇所か雪渓を横切りますが傾斜は緩やかでそこまで危険では無かったです 七合半の山姥岩を越えるともう雪は無く、夏山と同じように歩けます 注意は必要なもののテープや踏み跡もある為、迷う事なく宿泊地の七合目までたどり着けました 七合目避難小屋は見た目小ぶりながら中は広く、10人くらいまでならそこまでストレス無く泊まれるかと思われます 今回は運良く自分の他に誰も居ず、快適な一泊を過ごせました 過去に2回宿泊していますがその2回とも誰も居なかったのでそこまで利用率の高い避難小屋では無いようです 次の日、七合目避難小屋から福島Bコースにて下山します 福島Bコースは林道終点から七合目までは全体的に急で、登るのだったら辛そうだなと思いながら下山しました しかし、印も踏み跡もわかりやすく、何の心配もなく登れるルートだと思います 麦草岳だけを登りに来てもいいかもしれませんね 幸ノ川渡渉(林道終点)から林道を1.5km程歩くとコガラ登山口に着きます 帰りも登山者に会いませんでしたし、駐車場に車は一台もいませんでした ---------------------- <水場> 茶臼コース 行者水:⭕️ 福島ABコース 八合目水場:⭕️ 福島Bコース 四合半力水:△(チョロチョロで非常時以外は使い難い) 人から聞いた話ですが… 避難小屋より福島Aコース側に片道15分の沢:⭕️ 七合目避難小屋内最低気温8℃ 総重量15.0kg 水3.5ℓ(途中0.5ℓ補給、残1.2ℓ)
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