三鈷峰、ユートピアコース

2015.07.20(月) 08:45 - 2015.07.20(月) 16:11
今週末の「4部登山部」立山遠征に向け、最終調整のため選んだ山は三鈷峰。 滑りやすいガレた急登の登下山に慣れ、落石しない訓練も含まれる。 また、地図読みの勉強も兼ね、メンバーには分岐で必ず地図を確認し、現在地の把握をするよう指示してある。 今回参加のメンバーは山猿、ノグサー、子だくさん、ウェルネス、部長の5名。 この山行で、過去1勝1敗の晴れ男 子だくさんvs雨男 山猿の対決に終止符を打ち、是非とも晴れ男に勝ってもらいたいところでもある。 山猿帯同の山行での山頂の晴天率は17%、コイツとの山行に景色という言葉は不要だ。 準備を終え大山寺駐車場をスタートする。 晴れ男の正のパワーと雨男の負のパワーがぶつかり合うと、空はかくも見事な青のグラデーションを見せるのか。情報館からの眺めは隠岐の島も見渡せるほど。これは晴れ男の勝ちかと思わせた矢先、霧雨が…恐るべし山猿。 行先に暗雲が垂れ込める。 見え隠れする三鈷峰を眺めながら大神山神社への参道を隊列を組みゆっくり登る4人とハイペースで登る体力自慢のウェルネス。 これは毎日のウォーキングの成果なのか… こちらにも暗雲が垂れ込める。 大神山神社で、次の下宝珠越に向かう分岐を地図で確認し行者コースに入る。 1人黙々と突き進むウェルネス、軽く分岐を見落とす。 舌の根も乾かぬうちからの分岐スルー、彼の進む先にあるのは遭難。ソロでは山に行かせられない。 反省したのか、自ら隊列真ん中に入り下宝珠越への急登を登っていく。 下宝珠越分岐より中宝珠越への稜線は快適だ。後ろを振り返ると所々で弓ヶ浜、島根半島が一望できる。晴れ男の勝利かと言えば、左手を見上げると三鈷峰の雄姿はガスの中。 勝負の行方はまだ揺蕩っている。 中宝珠越より上宝珠越までは危険箇所がいくつかあり、ここではお花畑目当ての多数の登山者で度々渋滞が起きる。 こんな時に襲ってくるのがブヨ。 鬱陶しい羽音を響かせまとわりついてくる。 しかし、今回はブヨ対策にも余念がない。 用意したのは新兵器「シーブリーズ」 ネットで調べ「ハッカ水」なるものを作るのが面倒だった部長は、シーブリーズが効くとの記事を発見した。これならウチにある。 半信半疑のまま駐車場よりつけて行ったが、これが大ヒット。 清涼感もあり、明らかにまとわりつくブヨが少ない。一石二鳥の大収穫だ。 危険箇所を通過する際、ウェルネスがまた道を間違え、部長の前に陣取る。 つくづくソロには向かないタイプだ。 上宝珠越で休憩後のウェルネスの足取りは極めて重い。根っこにつまづき、足を滑らせ… 前半のハイペースと一歩一歩の大きさがボディブローのように体力を奪った。 大きな木の根を跨ぎ、分岐に到着すると風速10m/秒を超える風が吹き付ける。 ウェルネスは座り込んだ。 先週の編隊のデジャブを見ているようだ。 ガスの中の三鈷峰を見上げる部長の心境は… 強風の中、高所恐怖症のウェルネスが果たしてあの尾根を歩けるのか… しかし、根性は人一倍の負けず嫌いなウェルネス。三鈷峰へ登山再開を決断した。 これもデジャブか? ちなみにウェルネスと編隊は同じ自治会だ。 足元一点に集中して危険箇所をクリアし、たどり着いた三鈷峰山頂。 山頂からの眺めはガス時々晴れ。 晴れ男vs雨男の決着は泥仕合の様相を呈してきた。 ユートピア避難小屋に移動し、昼食を済ませ象ヶ鼻へ向かう。 空荷の往復を学び少し賢くなった山猿は軽快に登る。 全員が象ヶ鼻に立ち、ウェルネスは座り、下山に向かう。高所恐怖症は否めない。 足に力が入らず何度も尻餅をつきながら治山道路まで下りたウェルネスには、最早登山道を下る元気はない。 治山道路から大山寺に向かい帰路に着いた。 結局、晴れ男vs雨男の決着もつかず、立山に向けても反省点の多い山行だったが、登山道に咲く花々には癒された。 梅雨明けとの情報に気分も晴れ浮かれているところに、一夜明けて飛び込んだニュース… 台風12号復活 これも山猿の呪いか… 立山に暗雲が垂れ込める。

写真

美しい青のグラデーション、隠岐の島まで見えたとか…

美しい青のグラデーション、隠岐の島まで見えたとか…

大山寺への参道からの三鈷峰

大山寺への参道からの三鈷峰

大山寺山門  ハイペースで登るウェルネス、後が心配だ

大山寺山門 ハイペースで登るウェルネス、後が心配だ

大神山神社への参道 石畳が美しい

大神山神社への参道 石畳が美しい

大神山神社 凛とした空気が漂う

大神山神社 凛とした空気が漂う

さぁここから登山道、初のコースに地図を確認するメンバー

さぁここから登山道、初のコースに地図を確認するメンバー

杉林の中を進み…

杉林の中を進み…

中にはこんな杉も

中にはこんな杉も

下宝珠越分岐、誰もSLに指名しないのにウェルネスは勝手に進み、分岐をスルー

下宝珠越分岐、誰もSLに指名しないのにウェルネスは勝手に進み、分岐をスルー

下宝珠越への登山道

下宝珠越への登山道

次第に急登に…

次第に急登に…

中宝珠越付近からの三鈷峰

中宝珠越付近からの三鈷峰

上宝珠越への登山道、はりきって先頭を行っていたウェルネスはCLの前に脱落、すでにヤバい

上宝珠越への登山道、はりきって先頭を行っていたウェルネスはCLの前に脱落、すでにヤバい

上宝珠越への登山道からの北側の景色

上宝珠越への登山道からの北側の景色

根っこを乗り越え…

根っこを乗り越え…

滑りやすい登山道を…

滑りやすい登山道を…

必死に登るウェルネス、足が出ない

必死に登るウェルネス、足が出ない

上宝珠越

上宝珠越

上宝珠越から分岐の花々

上宝珠越から分岐の花々

ユートピア分岐からの三鈷峰

ユートピア分岐からの三鈷峰

三鈷峰への登山道、振り返る危険箇所

三鈷峰への登山道、振り返る危険箇所

ガスの中のユートピア避難小屋

ガスの中のユートピア避難小屋

強風の三鈷峰山頂、山猿がシチサン分けに

強風の三鈷峰山頂、山猿がシチサン分けに

山頂に咲く花

山頂に咲く花

強風を避け、いち早く風裏に避難するノグサー

強風を避け、いち早く風裏に避難するノグサー

三鈷峰からの北壁

三鈷峰からの北壁

いつかは歩きたい船上山よりの縦走路

いつかは歩きたい船上山よりの縦走路

ユートピア避難小屋付近の花々

ユートピア避難小屋付近の花々

ユートピア避難小屋の周り

ユートピア避難小屋の周り

コオニユリ

コオニユリ

ユートピア避難小屋より三鈷峰を望む

ユートピア避難小屋より三鈷峰を望む

15分でこの景色

15分でこの景色

疲れを隠しおどけるウェルネス

疲れを隠しおどけるウェルネス

山猿のバックパックは頭と同様空っぽ、こんなカップ麺など余裕で入る

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パックのデポを学んだ山猿、我が家に帰る?

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北壁と花畑

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やっと山頂のガスが消えた

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下界はこの夏の最高気温とか…

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くたくたで下山するウェルネス

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何とか登った三鈷峰に別れを告げる

何とか登った三鈷峰に別れを告げる

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