横峰・三国岳・種蒔山・草履塚・飯豊山

まだ梅雨時期の6月終わり2泊4日で飯豊山から大日岳へと足を伸ばす憧れの稜線歩きを計画 前夜曇り空の中を出発、東北道を北上すると激しい雨がフロントガラスを叩きつけ、 気を揉む時間が流れるも郡山JCTから会津若松へ分岐を過ぎたあたりからは、雨も上がり月が顔を出し始め一安心 喜多方市では朝食に牛丼で腹ごしらえを済ませ 登山口のある川入、御沢へと向かう 平日の早朝とあり駐車場の先客は数台のみ 梅雨で雨降りを心配していたものの幸い 空も明るく天気は期待出来そう 小屋泊予定でしたがテントと水3.5Lさらに諸々の重いザックを背負い出発 初日の目標は本山小屋まで13時間ほどの行程 標高500mの駐車場から1600mほどの稜線まで一気に上がり稜線に出てからも細かなアップダウンが続くコース 登山口から横峰までは深い緑に囲まれた森が続くも 日の出から気温も上がり始め、歩き始めるとすぐに汗が流れる。 それに誘われてか？鬱陶しいブユも周りを飛び回る ハーブ系の虫除けは効果が弱く ハッカ油を大量に噴霧すると近寄らなくなりました 横峰から先、剣ヶ峰からは稜線歩き 切り立った岩稜地帯は疲れた足に容赦ない 唯一のハシゴを通過すると最初の山小屋 三国小屋が見えました お昼少し前に三国小屋に到着、 平日のためか小屋番さんは居りませんでした 小屋の裏手に広がる稜線沿いに飯豊山を見つける事が出来ました 次を目指し、再び稜線歩き 小刻みな登り降りを繰り返し2時間程で切合小屋に到着、荷物を下ろし ふとザックを見るとマダニがヨチヨチ歩き慌てて弾きました 途中何箇所も草木のトンネルがあるので着いてきたのかもしれません さらに先の宿泊地、本山小屋を目指し雪渓を歩き始めると遠くから雷鳴が聞こえ始め 大粒の雨が降り出し、この先を暗示 スピードも上がらず険しい登りで足を使ったので無理せず予定変更、翌日の大日岳は諦め 切合小屋に泊まることに決定 雪渓上の雪解け水を補給し小屋へ、 先客の方がソロでお二人休んでおりました 到着するとすぐに大雨が降ったり止んだり 雲も流れています メスティにお米を入れ、待ち時間でおつかれビア おつまみを食べながら反省会スタート タマゴカレーご飯とサッポロ一番みそラーメンで 満腹になると早めに就寝 翌朝、5時出発で飯豊山へデボ のんびりとお花畑を堪能しながらの山頂へ続くなだらかな稜線歩きでここまでの苦労が報われました 往復4時間ほどで小屋に戻ると手早く残した荷物をザックへ押込み 急ぎ下山、16時到着を目指す 晴天に恵まれ日差しはやや強いが風が吹いており気持ちいい、心無しブユも少なく感じる 終わってみれば、予定より1時間ほど早く下山 しかしながら20代のリードについて行くのは至難の業、いろいろ課題を見つけた山行でした。 途中何箇所か雪渓を横切るもアイゼンは無くても行けました。 7月前で人が少なかったため無理なく小屋泊が出来ました 下山後は飯豊の湯（500円）で汗を流し かけそば（750円）とコーラで空腹を満たす 飯豊山神社⛩で無事下山のお礼を済ませ 宿泊地の城下町、会津若松 鶴ヶ城、大内宿を経て帰路へ 全般的な軽量化の課題が残りました（笑）😊