渓相いいです 戻る 次へ

一之瀬川 大常木谷の写真

2017.08.13(日) 06:44

渓相いいです

この写真を含む活動日記

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08:06

15.3 km

1396 m

一之瀬川 大常木谷

和名倉山・笠取山・東仙波 (山梨, 長野, 埼玉)

2017.08.13(日) 日帰り

当初沢泊案が天候不良で延期。代替で上越あたりも狙ったが雷雨の可能性あると行けない。谷川以南の群馬・丹沢・奥多摩あたりで検討した結果、以前から気になっていた大常木谷に行く事となった。自宅(海老名)からは、谷川に行くのとあまり変わらない時間がかかる。朝弱い自分は前泊。道の駅たばやま。途中暑くて窓を少し開けたが蚊の被害はなし。 6時過ぎに行動開始。いきなり林道から一之瀬本流への大下降から始まる。行動したてでこれは結構しびれる。 沢床へ降りると一之瀬本流だ。水量は多いらしい。50cmくらいの流れでも踏ん張るのに相当体幹の力がいる。渡渉をする沢はやってないので驚いた。台風の雨は西日本に集中し、関東はあまり降ってない印象あったがどうもそうでも無かったらしい。15分ほど沢下降すると大常木谷出合だ。 ◆◆◆感想をポイントごとに ◆大常木谷 地形図を見てすぐわかるが、前半部はほぼゴルジュだ。かなり深いV字谷が続く。ただそれほど難所がないのでゴルジュ修行によいとyoshiさん。 ◆五間ノ滝 広いカマを持つ太めの滝。それほど難しくないが、圧倒的水量で緊張感アップ。ホールドスタンスは豊富です。 ◆千苦ノ滝 名前からしてすごい。落ち口がすごくて水平に発射してる感じ。ひさびさにこんな迫力ある滝をみた。左岸の巻き道はよく踏まれていて、木の根が使えて難しくはない。ただ相当な角度で詰めあげるので足元の高度感はすごい。慎重にいく必要あり ◆山女魚淵 自分が元水泳部という事もあり、yoshiさんから突破指令が出ていた。役に立つかは不明だがゴーグルも装着して挑む(笑)ザック無しで行こうかなとも思ったが、何回もアタックすると体が冷えるので最初からありで。普通やらなそうなクロールで進むが、ザックがあると息継ぎがしづらいことこの上ない。ただゴーグルのおかげで水面下の地形がわかるので、あまり苦も無く左岸に取り付けた。役だった!w ロープで後続を確保したがさすがに体が冷えたようだ。重冷え性のくせにテンション上がって、無茶したかな ◆不動滝 今回の核心だったかも。下段は容易。上段も結果としてはⅢ+くらいなのだが、ある程度の斜度がある事、水量による圧迫感、これで個人的にはⅣ以上に感じた。フリーで絶対落ちられないので、より安心なホールド・スタンスを探すうちに体が冷える。おかげでかなりの達成感を得られました。 ◆会所小屋以降 前半の「見どころオンパレード」に較べるとやや見所は少ないが、楽しく遡行できた。ただ体が冷えたせいか、足が上がらずペースダウン。冷え性なりのやり方を考えないと行けないな~。 ◆まとめ 遡行の最終盤はやや強い雨もあったが、かなり充実した遡行となった。泳ぎの沢の楽しさを身をもって感じられた。ただこのエリアは水が冷たい。冷え性としての対策を講じないと長丁場は大変とわかったのも収穫だ。 ここはまた来たい沢ですね。 行動開始   6:09 大常木谷出合 6:33 五間ノ滝   6:58 千苦ノ滝   7:23~巻き~7:30 不動ノ滝   8:48~9:08 大岩の滝   10:29 登山道    11:46 車デポ地   14:13 <休憩>3、4回 水量多し。シャワークライム多数。ヌメる箇所もあり注意 上流は一気に水温下がります 動画3本 https://youtu.be/Q37QdCKw-H0 五間ノ滝シャワークライム https://youtu.be/2IDzdcWVdXM 山女魚淵クロール突破 https://youtu.be/COCJpRCBMvY 不動ノ滝(下のです)