イブニング飯盛山

天気予報によれば夕方から土砂降りになるというから図書館の自習席で勉強しようと思ったらコロナ対策とかで閉鎖されていた。新着本から面白そうなものをピックアップし、予約していた本を受け取ると16冊。パソコンと持ち込んでいた資料を合わせると米袋くらいありそうなザックになった。外に出ると当面、雨が降りそうにないし、ちょっと急げば一山登れそうだったから裏山に登ることにした。 図書館からだと南尾根コースが最短になると思う。登山口の観音さんにも人がいない。こんな時間にいる人の方が珍しいと思っていたら、南尾根に入ったところで男女各一人ずつとすれ違う。今回の山行で出会ったのはこれだけ。当たり前。 ちょっと汗ばむくらいのペースで登っていると、ちょうど山頂で日没するところを拝めた。山頂あたりに紫陽花が満開になっているが、暗くなりきる前に下山しなければならない。刻一刻とはいうが、数分おきくらいに段階的に暗くなっていくのがわかる。 七曲に行けばよかったと思う頃には竹林方面に歩いていた。薄暗い中、竹林コースを下る。 久しぶりに竹林コースを歩いたけど、ちょっと荒れている？？三、四年前の台風の前は暗くなりかけに通ってもそんなに問題なかったが、こないだの大雨でまた荒れたのか、おやおやスリリング。それでも、明るければなーんも問題ないけど、ちょっと足元が見えづらくなっている。あと5分遅ければ灯りがないと進めなかったかな？灯りがあっても、沢と判別するのは、ちょっと「うん？」となったかとしれない。 トータル1時間半ほどで登山口に無事、下りられた。重しがあるとその分、負荷がかかる感じで気持ち良い。山頂あたりから、なんか、遠くでゴロゴロ響いているけど、そうしたものとは無縁のうちに下ることができた。 良い山歩きだった。