美ヶ原高原トレッキング:初めての茶臼山登山

2021.06.22(火) 日帰り

前日の浅間山登山を終えて、湯楽里館で入浴後、スーパーで買い物をした後、道の駅「マルメロの駅 ながと」で、ひとり呑みして車中泊。 当日の朝、道の駅 美ヶ原高原に移動してから、トレッキングの準備を整えて、行動開始。 これまでは、いつも道の駅美ヶ原高原から出発して、王ヶ頭を経て王ヶ鼻までのトレッキングで終わっていたが、その時ちょっと気になっていたのは、散策コースの標識に『茶臼山』と言うのがあって、次に美ヶ原高原に出かけた際には、茶臼山に行ってみようと思っていた。 今回、天気の関係から、たまたま想定外に美ヶ原高原に行くことにしたので、この茶臼山を入れたトレッキングになった。 茶臼山山頂までの歩きは、特別どうと言うこともなく、普通に捉えていたが、はじめ想定していたルートの山頂から同じ道を引き返すのをやめて、そのまま時計周りで、分岐点まで戻ることを急に選択したことから、大変な歩きになってしまった。 結果的には、なかなか面白い登山になり、美ヶ原高原の一角は、深い谷と沢があり、そのエリアでは苔むした岩とうっそうとした森が広がっていることを目にして、新たな楽しみができたと強く印象に残った。 次の機会からは、いろんなルートで美ヶ原高原のトレッキングをしてみたいものだ。 ところで、今回も何組もの人と出会って、少なからず会話したことが印象深い。 一つは、山本小屋の近くですれ違った40代のカップルで、茶臼山山頂までの途中で、また出会って歩きながら、女性の方とは多少お話しし、山頂に着いてはからは、お二人とかなりいろんな話をした。 出会ってからの二人の歩くペースはとても早くて、わたしとしては、必死で追いかけていくのがやっとだった。 話の中で、仕事の関係もあり、地元のエリアでの登山が殆どだと言われていた。昨日は何処かの道の駅で車中泊されたらしいが、この後は翌日の仕事のために帰宅するとのこと。わたしとしては、車中泊できる装備を整えて、時間がある時には遠出をされるといいのでは、と言った話をした。 二つ目は、登山者ではないが、王ヶ頭ホテルに泊まっていると言う84歳の夫と80未満の妻のお二人で、住まいは新潟市だそうで、とても仲睦まじく散策されていた様子に見受けた。 5分から10分くらい、新潟の美味しいものや佐渡島のことや王ヶ頭ホテルの料理のことなど、沢山話を書かせてもらって、楽しかった。 最後に、実はこのトレッキングをスタートしてほんのしばらくしてから出会った人だが、美ヶ原高原美術館の従業員の方で、40年前の開業当時からの社員だそうで、長年施設のメンテナンスを請け負っているらしい。冬の時期は営業をやめているので、4月下旬に開業する前に、いたんだところの補修作業が物凄いらしい。何分この場所は冬期は氷点下20℃にもなるそうで、そのために水の凍結によるいろんな損傷をもたらすらしい。 かなり長時間お話を聞かせてもらって、勉強にもなった。 トレッキングを終えて、車に戻り、一息入れて松本市内のスーパーで、食材を沢山買い入れて、道の駅風穴の里に向かった。 風穴の里に着いて、スーパーで買った惣菜を酒の肴にして、いつものひとり呑みして、寝た。 結構ハードではあったが、楽しい一日が終わった。 追記:2021.06.26 15:30 出会った人で、重要な人がいたのをうっかり書き忘れていたので、以下、追記する。 ほぼトレッキングの終わりに近づいて、山小屋に辿り着くほんの手前に、ちょっとした茶店のようなところがあって、前回美ヶ原高原をトレッキングした帰りに立ち寄って、キノコ汁を注文して、桃のドライフルーツ500gの大袋を買ったことがあった。 その時、お店のおばさんと結構話をしていて、それで今回立ち寄ったら、ちゃんと覚えていてくれていて嬉しかった。わたしの変わった片結びの長い長髪で覚えていたそうだ。 そんな話もしながら、今回は多少お腹が空いていたので、松茸ご飯とキノコ汁のセットを頼んで、更にナスのおやきを1個食べながら、その間、歳は74だったと思うが、おばさんと話をした。 おばさんの住まいは下の長和町だそうで、通勤が大変でしょうと言ったら、途中の景色を見ながら上がって来るのが楽しいんだと話してくれた。