活動データ
タイム
09:50
距離
18.4km
のぼり
2557m
くだり
2558m
活動詳細
すべて見る日本三大急登、もうそれだけでワクワクする響きがある。 念願の黒戸尾根から、南アルプスの貴公子と称される甲斐駒ヶ岳へ。 限られた休み、基本日帰り、そして登山口までの車移動を考えると、そう何度もチャンスがあるわけではない。 そしてこの月曜日は、夕方まで梅雨の晴れ間が期待できる。前日の仕事も早く終わった。盛夏を前に気温もちょどいい。 ヒメサユリ姫との密会が、強く、強く後ろ髪を引くが。 今夜決行するしかない。 尾白川渓谷の登山口まで車移動2時間半、仕事終わりからの前乗り、車中で仮眠ととってからのスタートを計画。 日の出からの行動開始。我慢の樹林帯を抜け、山頂を目視してから梯子と鎖、期待通りの急登。 奇石を超え、白く輝く花崗岩の山頂へ。 鳳凰三山の背後に富士、正面に南アルプスの女王仙丈ケ岳、左に北岳、間ノ岳、その奥は塩見岳か。 右手には八ヶ岳連峰、茅ヶ岳から奥秩父の山塊。 左手、中央アルプスがうっすらと。 北アルプス、浅間山は雲の中。梅雨の晴れ間の清々しい風と共に絶景が待ち受けていてくれた。 下山後、駐車場横の売店付近にでソロ山ガールが歓声を上げている。横にいるイケメンがきっと花谷さんに違いない。 2年越しの甲斐駒、黒戸尾根。やはり噂にたがわぬ、険しい中にも充実した一日となった。 ■翌日までの疲れを含めた追記~強度難易度についての私見 谷川馬蹄形>甲斐駒黒戸尾根>谷川主脈縦走 〇馬蹄形と甲斐駒黒尾根は逆の方も多くみられるが、私としてはアップダウンが続く馬蹄形よりも一気に登る黒戸尾根の方が精神的にもやや楽に感じた。 〇甲斐駒と谷川主脈縦走は体力的には同じくらいと感じたが、鎖や梯子、岩場の連続する甲斐駒の方が技術的に難しかった。
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