残り物のお花も!!! 戻る 次へ

白を紅といいくるめる疑惑のヤマシャクは実在した!茶野から鈴ヶ岳・鈴北岳の写真

2021.06.20(日) 11:34

残り物のお花も!!!

この写真を含む活動日記

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07:43

8.5 km

1016 m

白を紅といいくるめる疑惑のヤマシャクは実在した!茶野から鈴ヶ岳・鈴北岳

藤原岳・御池岳 (三重, 滋賀)

2021.06.20(日) 日帰り

白なのにベニバナヤマシャクヤク? ベニバナというのは赤いからじゃないの? といっても、ほんとは白花のほうがポピュラーで、先日行った学能堂山の紅花のほうが珍しい? おまけに1か月ほど早く咲くヤマシャクヤクとは、似て非なる別種らしい。 というややこしい話なのですが、まあとにかく、時期はちょっと外したけど行ってみようかなと鞍掛峠越えしてきました。 ほんとうは先週行くつもりだったので、お目当ての白玉の紅花(ほんとややこしい)はあらかた散っていましたが、残り物もまだまだ。 それもそのはず、こんな大群落なら残っていても不思議はないです。 長年お花と樹木を求めて山歩きをしてきた連れのOさんも、ココはフクジュソウが有名なのは知っていただけど、こんなにベニバナヤマシャクヤクがあるなんて何故耳に入らなかったのか? というほどの数でした。 鞍掛峠からピストンを予定していましたが、幸い連れができたので、例によって通り抜けを計画。 峠西Pに一台置いて、滋賀県側の大君が畑(ふつうオジガハタなんて読めないよね)からスタートです。 茶野までの植林地はヒルの猛攻撃に逢いました。 杉の落ち葉の下にいるらしく、歩く端からによろっと出てくるので、時々立ち止まっては払落し、塩やスプレーをかけながら歩きました。 靴底から這い上ってくるやつ、スパッツのゴムの間に入り込もうとするやつ、、、 まあ、いるとわかってて来たんだからしょうがないよね。 ヒル争地帯を抜け、鉄塔に出てからは今度は珍しい花や樹木のオンパレードで、おばちゃん3人、きゃあきゃあと喜んで、全然進みませんがな。 茶野にやっと着いたと思ったら、もう昼過ぎてるし。 前途に不安を覚えながら、少し先を急ぎます。 通り抜けまで、あと二つ、ピークを越えなくては。 とにかくランチ予定の鈴ヶ岳まではいかなくちゃね、と急斜面を一気に降りて、桜峠から登り返し。 Hさんが足が攣りそうというのでストレッチしたりしながら、ゆっくりゆっくり。 そうでなくても、バイケイソウが花盛り、びっしりと花がついたサルナシの巨大な株、またまた進みません。 予定どおり鈴ヶ岳でさくさくっとお昼ご飯。 強風なのでガスを出すのはやめて、パンとフリーズドライ味噌汁で簡単にすませます。 ここから引き返す手もあるのだけど、せっかくだから鈴北岳からの雄大な景色と見たいよね。 幸い、お守りの「コムレケア」をあげたのが(使用期限切れてたけど)効いたようで、Hさんの足も大丈夫とのこと。 またまた斜面を下りたところがヒルコバ、そこから最後の登り返しで、斜面が緩やかになったかと思うと鈴北岳に到着です。 琵琶湖から多賀町方面、御池岳方面、降りていく鞍掛峠への道、国道306号線のカーブが一望。 GWには御岳やアルプスもうっすら見えましたが、今日はあいにく遠望はききません。 ここからは、ほぼ下りのみ。 タンナサワフタギ、エゴノキの白い花、落花の絨毯に歓声をあげながらゴールへ。 珍しいミスジチョウも見つけて、蝶好きのOさんは大喜び。 雲が多かったのでぱらっと来るかなと思いましたが、終始強い風に吹かれ、たいして汗をかくこともなく楽しい山行でした。 お付き合いいただきありがとうございました。 道々気づいたのですが、グローブの掌に赤いシミが、、、 これは何だな、アレだな。 グローブと手甲をとると、案の定、ちっこいヤツがはりついていました。 これはオニヤンマくんでは撃退できないしなぁ。 野鳥 クロツグミ アカゲラ アオゲラ コガラ ヒガラ シジュウカラ ヤマガラ ホオジロ カワラヒワ ヒヨドリ サンショウクイSP カケス ミソサザイ ウグイス