山友達から「夏山に向けて車2台で長めの縦走行かない?」との連絡。大菩薩嶺登って笹子峠まで下る…って、なんかそれ長くない?と思いつつ、山と高原地図大菩薩嶺を開く。 へー、セーメーバンって変な名前の山ある。何々、安倍晴明が水を掘ろうとして失敗した伝説がある?秋にでも行ってみようかなー。 って、違う違う大菩薩嶺ね。CT13時間越えるじゃん。大丈夫かなあ。朝早く出発すれば行けるかなあ、と前日に待ち合わせて車泊して歩くことに。 結論。話に夢中で余裕ぶっこいてゆっくり歩きすぎてタイムオーバーして最後ヘッデン点けて歩くはめになりました。あらー。 先日の九州山行の土産話をひたすらくっちゃべってたら、どうもペースが遅かったらしいです。標準の1.1~1.3倍くらい。さらに出発も予定より遅かったのも悪かった。このままだと暗くなりそうだから、ペース上げようと気付いたのもちと遅かったのですが、そこから追い上げて0.7倍程度で必死で歩き、なんとか最後のピークには陽の残るうちに到着。まあ何とかなって良かった。やれやれ。 それにしても、山を幾つも越えるからだとは思いますが、山容がそれぞれ異なっていて大変興味深かったです。もっと暗い針葉樹の森が続くのかなあと思っていたのですが、蓋を開けたら森がホントに美しかったり、草原に飛び出たり、良い意味で色々裏切られて楽しかった!事前情報や予備知識がまるでなかったので、その分新鮮な喜びを感じる山行になり大満足。唯一、時間を読み違えたのだけが反省点になりました。帰宅したの当日ギリギリだし。うわー。 いや、実は私ヘッデン車に置き忘れてて…それが一番の失点です…我ながらあり得ん。いつも必ず持ち歩いてるのに、なぜこの日に限って忘れるかなあ。今回タイムオーバーを起こしましたが、でも体力的にはまだまだ歩けるし疲れもさほどなかったので、それが分かったのは収穫でした。早く梅雨明けしないかな♪
大菩薩嶺登山口の上日川峠から登ると、もうすぐに美しい森!
山ツツジ。緑に赤い花が映えますよね♪
展望のない山頂。10年ぶりくらいかな。
空の広がりが気持ちいい。富士山に朝のご挨拶♪
富士山アップ。雪少ないな。今日も登ってる人いっぱいいるだろうな。
南アルプス遠景。北岳から間ノ岳、農鳥、悪沢、赤石、聖、笊。間ノ岳はまだ遠目にも残雪ありますね。
気持ちいい縦走路。大菩薩嶺は初心者でも気軽に楽しめるのが良いです。
大菩薩嶺の嶺が山だ!可愛い!
青空良いなあ。
いきなりガス。中里介山の小説で有名な大菩薩峠。
峠を越えて縦走路に入った途端、全然違う山に来たみたい。苔苔しい!こんなに変わるものなんだ。
こういう道良いですよね♪
仏様みたいな猿の腰掛け。
笹なのが高い山って感じ。そんなに歩く人が多いとは思えないのですが、全線通じて道もしっかりしていて標識もピンテもあちこちありました。整備されてます。
牛奥ノ雁ヶ腹摺山。日本一長い山の名前。
どん!ローマ字で読むの大変(笑)!
サラサドウダン。今回はあちこちで咲いてて、満開の可愛い花でもてなしてくれました♪
木漏れ日が良いです。
すり鉢状な窪地。
やまなしの森林100選。広葉樹林良いのですが、シダ植物もわさわさ!
突然広がる草原。
アナログカウンターだ!行く方向を自分でぽちっ!
ちょっと美瑛ちっく。
環境省の監視員の方がパトロールしてました。
鹿避けフェンスのあっちとこっちで全然違いますね。
ハマイバって、漢字で書くと破魔射場なんだ!そういう儀式を行う場所だった??
ガスってて幻想的。
私の中でイギリス湖水地方のイメージ。脳内妄想中。
相変わらず森は美しい。
米背負峠。ハマイバといい、この峠の名前も昔は交易路とかなにかだったのかなー。
ここも突然こんな場所。
ヤマボウシ。
鹿の食害?!パッと見、黄色ペンキかと思っちゃいました。痛々しい…。
森は相変わらず美しいのですが、この辺からようやく焦り出してます。
この先はもう時間との勝負。しんどーと思ってる私。大分飛ばしてます。
しかも夕方にガスは止めてー!暗くなるから!
本日最後のピーク来た!笹子雁ヶ腹摺山。ちなみにあと一座、雁ヶ腹摺山ってあります(^^)。
沈む陽。さようなら~。夏至ならではの陽の長さに大分救われてます。
振り返ってびっくり、燃えてるみたいなこの赤!すごい夕暮れ!
ノータイムで巻道選択。
あーあ暗くなっちゃった。でもあと少し!右のは残照。下界のライトでも山火事でもないです(^_^;)。
やっとこさ到着!最後トンネルの逆側に降りちゃって、真っ暗なトンネルを車まで歩くはめに。一人だったら絶対イヤだ!お疲れ様でしたー!