二ノ森へダイレクト

いつだったか「高瀑からしかニノ森へあがる道はないんだね～。ニノ森へ行くには堂ヶ森か石鎚経由しなきゃいけないんだね～」 なんて地図を見ながらポツリと言った。 「あるよ」 石鎚界隈でルートを欲しがると必ずトシさんが「あるよ」と言う。 トシさんは田中要次なんじゃないかと思った。 陽が長くなってまだ涼しい頃合をみてそろそろニノ森へのダイレクト山行を！！と計画すると、シンさん、shimaさん、けんちゃん乱入。 shimaさんはことごとく人の山行を乗っ取ろうとする節がある。私がただ東稜に行きたいだけなのを北沢に変えたり。 今回も直前に登れそうな岩の情報を入手したらしく「ダイレクトだからまかないから!!」と豪語した。もうこの山行で私は居ないものとされて乗っ取り完了。 モヤっとしたものの当の本人はルートミスで登る岩を通り越してしまったまま山頂に行ったと言うのだから…してやったりである(￣▽￣) ニノ森ダイレクトへの道は、4分の3くらいは笹漕ぎでした。樹林帯を抜けて鞍瀨ノ頭から石鎚への稜線が大パノラマで広かったのには感動しましたが、そこからはけもの道もない垂直に近い笹の斜面を50m上げるのに10歩歩いては倒れ込み、3歩よじ登ってはずり落ちてなかなか進みませんでした。 今後ニノ森へは、堂ヶ森か石鎚を経由して行こうと思いました。