笹山:山梨100の第37番

2021.06.20(日) 日帰り

チェックポイント

DAY 1
合計時間
11 時間 12
休憩時間
1 時間 23
距離
13.2 km
のぼり / くだり
2000 / 2003 m
35
6 35
3 17
16

活動詳細

すべて見る

・文蔵の感想は「笹山は恐ろしい山岳」である。山100の四天王ゆえに、労苦なくしてハイキング達成はありえないのだろう。それでも格別の登山技術を要求したり、困難な昇降が際限なく続いたりじゃないのがいい。 ・文蔵は第二発電所の変電設備(高度990m)フェンスでザックを空にして忘れ物に気づく。バッテリー充電ケーブルとポカリ500ml本だった。出発時のケータイ残量は90%で、節電しても笹山北峰まで持たないかもしれない。水分はポカリ1本と水500ml2本だが、節約すればいい。→それが駐車場着時に残15%のセーフだった。GPS記録OKに感謝したい。水分は残り200mlを復路の前記変電設備で消費した。バッテリーはクマよけのSD音楽再生器の充電につかった。 ・尾根道はずっときれいだった。実は、灌木が繁茂し、笹道がつづいて降水・夜露の犠牲になることを覚悟していた。だから雨具をザックにしまい、短パン+ストッキングになって快適だった。 ・2週間前、西沢渓谷から雁坂峠までのぼるが、ずっとセミの声がやまなかった。その鳴き声が頭から離れない。それと同じ状態がブナの急登で続いてしまう。数えきれない数のカエルが我先に樹木にのぼり、セミの美声をまねて泣き叫ぶかのようだ。セミの声は「だみ声」の「ゲロゲロ」としか聞こえない。 ・青年(学生)3人組と30代単独行に先を越される。それにしても彼らは俊敏である。文蔵はいたるところで休息するが、空恐ろしいのぼりがつづいた。ピストンではその往路がとんでもない帰路になる。「こんな急こう配が連続する行程だったっけ」と思う。高木のブナ美林がつづき、標高2200mまでは最高の森林風景だった。文蔵は納得がいき、何度となく「ブナ万歳」を叫んだ。そのさらに林立するシラビソと見事なダケカンバの老木を見させてもらう。頂上まで広葉樹が続いていた。 ・学生組に故障者が出たらしく、縦走をあきらめた彼らと文蔵の下山はほぼ一緒だった。木の根(岩石)がすべり、あやうく転倒しかけるし、足の爪が靴内で圧迫されて痛かった。 ・このコースを例えるならば、小川山の東尾根、鶏冠山の第3岩峰~木賊山のようであり、大菩薩嶺の北側斜面、八ヶ岳の峰の松目に似た雰囲気がある。ようは細い樹木が鬱蒼としており、樹幹を掴んで身体を引き上げる登高しかないのだ。 ・・・あとは写真を見てください。

黒河内岳(笹山)・白河内岳・白剥山 起床4:30で、出発4:50
起床4:30で、出発4:50
黒河内岳(笹山)・白河内岳・白剥山 いつもはここが登山者用P
いつもはここが登山者用P
黒河内岳(笹山)・白河内岳・白剥山 そしていまはここが安全という
そしていまはここが安全という
黒河内岳(笹山)・白河内岳・白剥山 西山ダム
西山ダム
黒河内岳(笹山)・白河内岳・白剥山 あそこが南Aの前衛
あそこが南Aの前衛
黒河内岳(笹山)・白河内岳・白剥山 中ノ島と奈良田第二発電所の放水口(右端)と余水吐き(その左側)
中ノ島と奈良田第二発電所の放水口(右端)と余水吐き(その左側)
黒河内岳(笹山)・白河内岳・白剥山 奈良田湖と塩見橋
奈良田湖と塩見橋
黒河内岳(笹山)・白河内岳・白剥山 塩見橋にむかう
塩見橋にむかう
黒河内岳(笹山)・白河内岳・白剥山 登山計画を昨日提出済
登山計画を昨日提出済
黒河内岳(笹山)・白河内岳・白剥山 塩見橋をわたる。安全なので心配しない、でも長~い
塩見橋をわたる。安全なので心配しない、でも長~い
黒河内岳(笹山)・白河内岳・白剥山 第二発電所の余水吐き施設で空中放流される
第二発電所の余水吐き施設で空中放流される
黒河内岳(笹山)・白河内岳・白剥山 対岸に黄色:RCを発見
対岸に黄色:RCを発見
黒河内岳(笹山)・白河内岳・白剥山 先を進んで右折する
先を進んで右折する
黒河内岳(笹山)・白河内岳・白剥山 第三発電所の配管設備がミユ
第三発電所の配管設備がミユ
黒河内岳(笹山)・白河内岳・白剥山 この西山ダムは通行禁止なのだ
この西山ダムは通行禁止なのだ
黒河内岳(笹山)・白河内岳・白剥山 第三発電所とある(この坂道をのぼる)
第三発電所とある(この坂道をのぼる)
黒河内岳(笹山)・白河内岳・白剥山 むかしはこっから放水?
むかしはこっから放水?
黒河内岳(笹山)・白河内岳・白剥山 登山口です
登山口です
黒河内岳(笹山)・白河内岳・白剥山 杉林をジグザグにのぼる。高差はやく180m
杉林をジグザグにのぼる。高差はやく180m
黒河内岳(笹山)・白河内岳・白剥山 変電所設備?を越えてさらにのぼるとそれらしい登山道になる
変電所設備?を越えてさらにのぼるとそれらしい登山道になる
黒河内岳(笹山)・白河内岳・白剥山 なだらかチャチャチャ
なだらかチャチャチャ
黒河内岳(笹山)・白河内岳・白剥山 もうブナ林だあ
もうブナ林だあ
黒河内岳(笹山)・白河内岳・白剥山 ブナ1
ブナ1
黒河内岳(笹山)・白河内岳・白剥山 ブナ2
ブナ2
黒河内岳(笹山)・白河内岳・白剥山 ブナ3
ブナ3
黒河内岳(笹山)・白河内岳・白剥山 ブナ4
ブナ4
黒河内岳(笹山)・白河内岳・白剥山 1603mの水場案内板。青年3人組に追いつくもお先にどうぞ~
1603mの水場案内板。青年3人組に追いつくもお先にどうぞ~
黒河内岳(笹山)・白河内岳・白剥山 ダケカンバ現る
ダケカンバ現る
黒河内岳(笹山)・白河内岳・白剥山 ダケカンバ
ダケカンバ
黒河内岳(笹山)・白河内岳・白剥山 ブナ5
ブナ5
黒河内岳(笹山)・白河内岳・白剥山 ギンリョウソウ
ギンリョウソウ
黒河内岳(笹山)・白河内岳・白剥山 精悍なダケカンバ
精悍なダケカンバ
黒河内岳(笹山)・白河内岳・白剥山 ガレ場(登山口からCT4Hrらしいが4.5Hr)
ガレ場(登山口からCT4Hrらしいが4.5Hr)
黒河内岳(笹山)・白河内岳・白剥山 ガレ場のちと上部(2256mでなく2240m)
ガレ場のちと上部(2256mでなく2240m)
黒河内岳(笹山)・白河内岳・白剥山 もうシラビソ帯
もうシラビソ帯
黒河内岳(笹山)・白河内岳・白剥山 ピンクのピンクのイワカガミ
ピンクのピンクのイワカガミ
黒河内岳(笹山)・白河内岳・白剥山 そーら
そーら
黒河内岳(笹山)・白河内岳・白剥山 ダケカンバが目立つ
ダケカンバが目立つ
黒河内岳(笹山)・白河内岳・白剥山 あかるい樹林帯
あかるい樹林帯
黒河内岳(笹山)・白河内岳・白剥山 スラローム競争
スラローム競争
黒河内岳(笹山)・白河内岳・白剥山 ガスが抜けると笹山がミユ
ガスが抜けると笹山がミユ
黒河内岳(笹山)・白河内岳・白剥山 シャクナゲはまだはやい
シャクナゲはまだはやい
黒河内岳(笹山)・白河内岳・白剥山 頂上直下のダケカンバ古樹(勇者なり)
頂上直下のダケカンバ古樹(勇者なり)
黒河内岳(笹山)・白河内岳・白剥山 笹山の頂上(青年3人組がお昼の食事中)
笹山の頂上(青年3人組がお昼の食事中)
黒河内岳(笹山)・白河内岳・白剥山 すぐに空身で北峰へ(ここが鞍部)
すぐに空身で北峰へ(ここが鞍部)
黒河内岳(笹山)・白河内岳・白剥山 北峰から蝙蝠岳と塩見岳
北峰から蝙蝠岳と塩見岳
黒河内岳(笹山)・白河内岳・白剥山 悪沢岳と蝙蝠岳。晴れて最高!
悪沢岳と蝙蝠岳。晴れて最高!
黒河内岳(笹山)・白河内岳・白剥山 笹山南峰(高く見えるが錯覚)
笹山南峰(高く見えるが錯覚)
黒河内岳(笹山)・白河内岳・白剥山 伝付峠の稜線と南A(上河内岳・聖岳・赤石岳・赤石岳)
伝付峠の稜線と南A(上河内岳・聖岳・赤石岳・赤石岳)
黒河内岳(笹山)・白河内岳・白剥山 もういちど。悪沢岳と蝙蝠岳(Kミユ)
もういちど。悪沢岳と蝙蝠岳(Kミユ)
黒河内岳(笹山)・白河内岳・白剥山 塩見岳と仙塩尾根
塩見岳と仙塩尾根
黒河内岳(笹山)・白河内岳・白剥山 ぽっかりは白河内岳(2813m)
ぽっかりは白河内岳(2813m)
黒河内岳(笹山)・白河内岳・白剥山 zoom悪沢岳
zoom悪沢岳
黒河内岳(笹山)・白河内岳・白剥山 あらためてzoom蝙蝠岳(雪渓で”K"+omori)
あらためてzoom蝙蝠岳(雪渓で”K"+omori)
黒河内岳(笹山)・白河内岳・白剥山 威風堂々のzoom塩見岳(双耳鋒だよ)
威風堂々のzoom塩見岳(双耳鋒だよ)
黒河内岳(笹山)・白河内岳・白剥山 南峰に戻る(鞍部)
南峰に戻る(鞍部)
黒河内岳(笹山)・白河内岳・白剥山 南峰(北峰の標柱を肉眼でミユ)
南峰(北峰の標柱を肉眼でミユ)
黒河内岳(笹山)・白河内岳・白剥山 こっちが笊ケ岳方面。1245に下山開始スル→奈良田湖Pは1610
こっちが笊ケ岳方面。1245に下山開始スル→奈良田湖Pは1610
黒河内岳(笹山)・白河内岳・白剥山 下山の思い出(クマの痕跡1)
下山の思い出(クマの痕跡1)
黒河内岳(笹山)・白河内岳・白剥山 クマの痕跡2
クマの痕跡2

もしも不適切なコンテンツをお見かけした場合はお知らせください。