LONEHIKE #33 金山

脊振山系の中でも未踏のままだった金山。 1月の雪中小爪峠ルートでは無念の途中撤退となっていた。 今回は遠回り覚悟で椎原峠登山口から鬼ヶ鼻岩〜猟師岩山を経由するロングコース。日照時間が長い今こその遊び方。 まずもって、定時バスの終点脇山小学校から登山口までは1時間以上の舗装路歩き。 まだ本格的な夏前といえど照り返しもあってジリジリ体力を削らされた。 反面、入山してから稜線に出るまでは沢沿いのコースで、先程と比べたらまるでエアコンの効いた山の中を歩いてるようで至極快適。 ちょうど正午に到着した鬼ヶ鼻岩は眺望が大変素晴らしく、 正直、ピークに拘らなければここまでのピストンでも充分だった気がする。 猟師岩山〜小爪峠〜金山の区間は何度も登り下りを繰り返され、 全体的に道も景色もパッとしないので楽しさより辛さが上回った。小さい羽虫がずっと顔に纏わり付いて鬱陶しい…。 途中で遭遇した蛇はちょっと恐怖を覚えるような大きさだったり、いよいよ低山歩きが楽しめない季節になってきたかなと実感…。 と、体力的にもメンタル的にも削られに削られながらも何とか金山には登頂。 予想通り虫たちのワンダーランドと化していたので1分で下山開始。（笑） くったくたになりながらも、1日6便しかない帰りのバス5分前に到着という奇跡を最終的にメイクできたので、終わりよければ全て良し。ということにしよう。