活動データ
タイム
06:26
距離
13.9km
のぼり
1240m
くだり
1241m
活動詳細
すべて見る1ヵ月後、緊張を強いられる岩稜ルート縦走を計画している。 バテらんない。身体をつくんないと、と強迫観念に駆られつつある。 そんな雑念にとらわれつつの山行。 良くない。しんどくなると、「こんなんじゃだめだ」と自分を責めてしまう。 今を楽しめよ。目の前の自然を楽しめよ。 反省。来週からは忘れよう。 今日は堂満から烏谷山に向かう。 堂満東稜を上がり、荒川峠から下る。登りは急登に苦しむだろう。 荒川峠はGW に登った道。長い植林帯の下りが続くはずだが悪い印象はない。 朝、最寄駅から比良駅まで所要1時間。7時過ぎにスタート。のっけから急登。 呼吸が上がり過ぎないペースを保つことに集中。 ノタノホリはモリアオガエルの卵いっぱい。 もっと真っ白な泡泡想像してたけど、意外に黄ばんで、汚れてるように見えて美しくない。 余談だけど、 帰ってネットで産卵の様子見てビックリ。 メスに何匹ものオスが群がっている。 擬人化して考えてはいけない。 その後、しばらく尾根の北側、右に谷を見下ろしながら、トラバースして緩やかに上がっていく。 トラバースは右に見下ろしてきた谷にぶつかったところで終わる。 ここからこの谷を登っていく。なかなか厳しい登り。 徐々に息が上がってくるが、ふと周りを見渡すと立派な大木が多い。 深く切り込んだ谷でもなく、水捌けのよい地盤だからかな?長く崩落も起きず、地盤が安定してるから、大きく育つんだろう。堂満の北側斜面が崩落だらけなのに、尾根一つ挟んでこちら側は安定してるのも不思議だが。 東稜に乗り上げても、楽はさせてもらえない。急登の割合が高い。 頂上直下のダメ押しの急登。 喘いで登って、やっと頂上。 さっきから、お腹がグウグウ。 メロンクリームコルネで満たす。 身体が冷えてきた。先へ進もう。 ここから南比良峠までは、堂満南稜の西側をトラバース気味に緩やかに下っていく。 なんとも気持ちのよい道。綺麗な森の中を縫っていく。 南比良峠は広々として、酒でも飲んでグダグダしたい感じ。幕営したら怒られんのかな? って、するつもりもないけど。 少し西側に行ったところに池(水溜まり)があるが、ここにもモリアオガエルの卵がある。 荒川峠に向かう。しかし、このあたり(金糞峠から木戸峠の間)、比良の中でも、一番雰囲気が好きだなあ。 こういうところがあるから、しんどい登りを耐えて登ってくるんだよなあ、と実感する。 荒川峠から烏谷山までは標高差100mちょっと。そんなにないのだが、大殿筋と大腿二頭筋がきてる。一度、きてるなあと思ったら、全く回復しない感じ。まあ、老化だわな。 烏谷山山頂は誰も居なかった。まあ、ここまで会ったのも、堂満東稜で追い抜いて行った男性、堂満山頂の男性、南比良峠手前でスライドした男女の4人だけ。静かでいいわ。 ここで昼食大休憩。 雲はとれてきたが、西風がある。羽織らないと寒いくらい。 1時間近く休んで、下山開始。本当は比良岳も行きたいのだが、打見山まで行くのは面倒。打見山北東のトラバースルートは通行止めだし、葛川越から下りる道もあるようだが、行ったことない非一般ルート。 下りで使うのは遭難予備軍になるので諦めた。 で計画どおり荒川峠まで戻る。 尻から尻下の疲れがとれてる。 休憩も結構、回復効果あるのね。 荒川峠から先は、しばらくは明るい新緑のなかを下るが、すぐに植林帯に入る。 植林は、そこそこ手入れされており、道も悪くない。杉や檜の落ち葉が積もり、いいクッションになっている。 このルート、とにかく長く、距離があるのだが、気持ちよく歩ける。 林道まで出てきた。 電車の時間を調べると、この時間、1時間に2本。 駅までの所要時間を考えると、乗れそうな電車の時刻までは、 かなり余裕がある。 林道下の堰堤に下り、時間をつぶす。 穏やかな午後。誰もいない。下山時も1組女性お二人とスライドしただけ。 静かでいい山行だった。 おしまい。
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