活動データ
タイム
29:03
距離
73.7km
のぼり
6775m
くだり
5608m
チェックポイント
活動詳細
すべて見る奥多摩駅から瑞牆山荘まで一泊二日の縦走をしたことがあるけど、瑞牆山は登らなかったので、今回は瑞牆山も含めて行こうと計画。 週末が近づいて来ると、どうも日曜日の午後の瑞牆山は雨の予報に。 雨を避けるために前倒すか、コースを変えるか、夜の行動(どこで泊まるか、何時間か、それとも歩き続けるか)も状況次第で決めることにして、朝2時にバイク(125スクータ)で出発。 4時に奥多摩駅の駐輪場にバイクを止めて、準備をしていざスタート。 一応泊まるつもりで、簡易ドーム型テント、寝袋がわりのエスケープビビィ、ストーブ、マットも持つ、夏のアルプスFPスタイルの荷物で仮想トレーニングのつもりなので、今年の山行としてはちょっと荷物が重め。 最近調子の悪い腰痛が気になるが、まぁエスケープできるところはいくらでもあるのでどうにでもなるさ、という感じ。 七ツ石、雲取山、将監峠へ。流石に雲取山は賑わってました。 将監峠手前では、登山道が一部崩落しているところもあるが、まあ普通の登山者なら問題なく通過可能。 将監小屋は営業してなかったが水場は利用可能で、7、8張りくらいテントがあり、まだ増えそうな感じかな。 笠取山、水晶山を通過して雁坂小屋に到着。ここは営業してました。 この時点で18時くらい。テント泊?と聞かれて、 いやもう少し先まで歩きます。明日、瑞牆山まで行くので。と答え、若干引かれたが、とりあえずコーラと水を調達。 雁坂嶺を登り、破風山に着く頃にはすっかり暗くなり、ナイトハイクスタート。 破風山の下りで前方からヘッデンの明かりが2つ近づいて来る。 何とナイトハイクの女性2人組で一人は外国の方。聞けば瑞牆山をスタートして奥多摩を目指すとのことで自分と逆コースでした。奥多摩から来たと言ったら、スゴイ〜!と言われて上機嫌。 いやいや若い人は元気だね。 下り切ると破風山避難小屋。宿泊の最初の選択肢だけど、上機嫌でモチベーションが上がったところなのでそのまま通過。 甲武信ヶ岳の登りで、破風山中腹に光る2つのライト。向こうも頑張ってるみたいだね。 甲武信小屋もテントがいくつかあり。 ここは自動販売式だから夜でも購入可能かなと思うが、水だけ補給して通過。 ここから先が難関の国師ヶ岳への縦走路。 なんかいい思い出ないんだよな、と思っていたが案の定、暗いと道が分かりにくいし、偽ピーク祭りに心がやられた。分かっていても騙される超鬼門。国師ヶ岳の頂上が見えたときはゴールと同じくらい嬉しい。 ちょっと下ると大弛峠。2時に到着。 持参のカップヌードルリフィルとカレーメシで朝ごはん。寒い時に暖かい食べ物が沁みる。 3時前に再スタート。お腹が満たされた上に昨日の朝も早かったので、急に眠気が出て、朝日山から金峰山の登りまで意識が飛ぶ。この短い区間で2時間半ほどかかったが、太陽が出てきて復活。 最後の瑞牆山が見えていよいよクライマックス。気づけば、寝るの忘れてた。大弛峠についてメシ食ってるときは眠くなかったからな〜 大日岩に下り、小川山方面。 途中で瑞牆山の東嶺のバリエーションルートへ。大日岩から瑞牆山までは全然人が通らないので、クモの巣なのか煤払い地獄が延々と続き、ペースは上がらないしストレスは溜まるし、顔や手はムズムズするしでテンションだだ下がり。 瑞牆山は8時前なのにすでに満員御礼で登り下りの順番待ちで団体多し。 速そうだと思ったのか、順番を譲ってもらって頂上へ。晴れてはいないけど雲海に浮かぶ富士山や八ヶ岳、南アルプスはもちろん、さっきまでいた金峰山など絶景を堪能。と言っても3分で下山開始。 後から登ってきた人も、今日は雨と競走だね、と言っていた。 サクッと富士見小屋方面に下山。岩場が終わったところで小雨が降り出した。 ギリギリセーフ。 富士見小屋をスルーして9時過ぎに瑞牆山荘に無事到着。レインが必要になる前になんとかゴール。 コロナの影響でバスが減らされていたが、1時間少々の待ち時間なら許容範囲。 バスで韮崎駅、そこから中央線、青梅線で奥多摩駅、さらにバイクで横浜ということで、寝不足で家に帰るのも一苦労。下山して終わった気になってはいけなかった・・・ 今年はオーバーナイトがマイブームになりそうだな。と思う今日この頃。
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