活動データ
タイム
04:23
距離
5.1km
のぼり
489m
くだり
487m
活動詳細
すべて見る●出発まで 明日、天気になーれ! 久しぶりの那須、いつ行っても気持ちがいい。 梅雨の最後の登山日和!約1か月ぶり。 帰宅後に明日の準備に取り掛かる。予想気温は2000m付近で12℃。那須は水場、山小屋が無い。 水は2Lは持って行こう。毎度のことながら、山保険もネットから・・・。 そんなこんなで、早11時に床に就いたのであった。 ●出発から那須峰の茶屋駐車場まで よし、4時に目が覚めた。家族には内緒のバレバレ那須、朝日岳行き! 炊飯器のご飯を腹に流し込み、急いで山道具を車中に積み込む。おっと、靴のインソールを忘れるところだった! 出発が4時半丁度、今回は東北道の浦和インターから入ることにした。うむ、やはり混んでいる。天気がいいと皆考えることは同じ! メーターの丁度上の100kmで走行。大谷SAでトイレ休憩とストレッチ。登山姿の人たちも! 順調に那須インターで降りて峰の意茶屋P.まであと一息なんだけど気を引き締めて運転する。 駐車場着が7時40分。第二Pも一杯。今回はバスエリアに停めることに。本当は駄目ですよ!! 後車の為に車間距離を取った。後車の人は車列から出るトライをしたところ大丈夫そう。一安心。 何れは路駐で一杯になるのがいつものこと。でも、警察を呼ばれぬように車間距離は取ってくださいね! ●峰の茶屋跡駐車場より朝日岳山頂まで 予定よりも20分早くP.を出たのが8時10分。登山届をポストに投函した後、山の神様に手を合わせた。 最初の30分がいつもきつく感じる。ここの石階段が難渋だ。眺望はないから余計にきつく感じるのだ. 林を歩いて10分位、茶屋跡に出てきた。左は那須岳、右は朝日岳、いつ来ても、見ても心が晴れる。 途中で青年に撮影を頼む。梅雨なので若干汗ばむが、風が程よく吹いているん。午後から晴れればいいが・・・・。 足元に気を付けながら朝日岳に目をやると、山頂部に米粒ほどの人影が見えてきた。あそこまでは約2時間。 一息つきながらも避難小屋にたどり着く。流石に人気の山だ。子供連れから高齢の夫婦迄、幅広い人たちに人気がある。 地図を取り出してコンパスで方角のチェックを済ます。今時、コンパスを使う奴なんていないだろう。紙地図は大学の山岳部の学生だけだと聞いている。世の中はデジタル、だけど私はアナログ派。 剣ヶ峰と朝日岳の肩を目指して出発。落石に注意しながら、剣が峰に着。焦る必要なんかない。 マイペースを心掛けながら、鎖場へ。一歩一歩確かめながら、進んでいく。トラバースの際は声を出して譲り合いの精神で!他人の為ではなく、結局は自分の為。鎖場では後ろ向きでも降りていく。手袋を外したり、はめてみたり。岩場は素手が基本だ。独標で有名な”ケンちゃん”から教わったことを思い出した! 逆バンクの切通しを通過して、肩の基にたどり着く。抜きつ抜かれずの中年男性の後を歩く。初めて来たときには此処は絶壁に見えた。こんなところを上がって降りるなんて信じられなかった。今ではごく普通の登山道! 景色が開けてようやく朝日岳の山頂部が見えてきた。ベンチは全部一杯。半分空いたところに潜り込む。 コンビニの握り飯を2つ食らった。まだ食べたい。リンゴを半分とお湯を飲む。 10分ほど休憩して山頂を目指して出発。今日は左側から登って行く。左側はハイマツ、低木が生えているので安全を優先した。 駐車場を出てから約2時間ちょっと。ようやく山頂にたどり着く。360度、見渡す限り山と雲。雲海が素晴らしい。昼前で晴れてきた。自慢じゃないけど、晴れ男だから・・・。 標識をバックに若者グループに声をかけて撮影してもらう。二本だとスカイプを使う人は少ない。ラインは皆使っている。山頂部には虫が飛んでいる。1800mを越えている山頂に虫があるなんて不思議。刺されたことはないけど鬱陶しい。虫除けを軽く塗っておけば十分だ! 山頂を後にして肩で一休み。ヘルメット、腹巻と靴を脱いでリラックス。生姜、にんにくの小片をかじる。もちろん梅干しで塩分補給。予報よりも風が弱い。2,3m程か? 三本槍方面へも多い。私はいつも朝日岳の肩から戻ることにしている。三本槍は清水平を通過せねばならない。あそこはぬかるんでいることが多いので苦手なのだ。 ●朝日岳肩より下膳開始、駐車場まで よし、帰るぞ。靴の紐を締め直し、腹巻きもよし。ベンチも振り返り、忘れ物なし!小股で肩を降りていく。途中で山伏の姿の一団とすれ違う。狭いところは譲りあいしかない。 鎖場に差し掛かり、左手に手袋をする。出会いがしらの衝突も怖いので声をかける。時間的にもまだ上がってくる時間帯だ。 ザックが10キロを超えているので重心が腰よりも上になっている。いったん倒れ掛かったら、修正が難しい。姿勢も前かがみにならぬように気を付けている。 鎖場でも後ろ向きで降りることもよくある。逆バンクの切通しも通過して、最後の鎖場も通過。剣が峰に着。 此処から先は落石注意。避難小屋迄はトラバースになる。ガスが少し上がって来た。風が弱いのが助かる。強風で有名なのが那須連山、安達太良山。 無事に避難小屋にたどり着く。 那須警備隊の腕章をつけた方からの注意を一言。”記念碑は崩れやすいのでロープを張っています。侵入しないでもらいたい。よく見てください”。 那須警備隊の方々のお陰で登山ができている。登山道の整備だけでも大変だ。この場を借りてお礼を申し上げます。 12時前に避難小屋を出発。下りは特に小股で歩く。息の帰りもストックなし。山歩きを始めて早5年弱。最初の3年位はいつもストックを使っていた。最近は面倒になって来たので使わなくなった。 ゆっくり着実に下りていく。そろそろ林に入っていく。苦手な木階段、石段だ。早い人に先を譲る。ここまで来て転んだらしゃれにならない。一度、武甲山で経験がある。家に着くまでが登山。山の神に手を合わせて礼を言う。 鳥居をくぐって駐車まで那須の自然をかみしめながら歩いていく。 最後の階段をゆっくり横を向きながら降りていく。通路まで車が一杯だ。いあの時期で満杯なので、秋の登山シーズンは容易に察しが付くっだろう。 ドアを開けてアプリの停止を押したのが12時半を少し過ぎていた。 ※ 避難小屋脇の記念碑は倒壊の危険があるので周囲をロープで危険喚起中!(那須山岳警備隊より) ●反省点 ① 出発をあと30分早めたら全体に余裕を持てたと思う。 ② 膝サポーターを準備しておくべきだった。 ③ 岩場では手袋を外して対処した。 ④ 道具を精査して、ザックは1キロ位軽量化したい。 ⑤ 避難小屋の記念碑には近づかないこと! ⑥ 出発22℃。水、お湯計3L準備。消費水、0.9Lのみ。 以上 長文、悪文にもかかわらず、御拝読を有難うございました。
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