北信の山々を臨む（黒姫山）

午後2時には職場に戻らなくてはいけないため、朝5時からアタックした黒姫山。時間切れになれば途中で折り返そうと、気楽な気分で挑戦（ホントは4時から登る予定が朝寝坊しただけ） 気楽にとは思いつつ、山頂にこだわりはないと思いつつ内心思いっきり焦る自分。木の根につまずいたり、手袋を落としたりと、明らかに集中力が落ちているのを自分でも感じます。 そんな時、目の前に現れた古池。そこにはうっすらと霧が立ち込めています。ちょうど日の出のタイミングで幻想的な風景は、私の足を立ち止まらせるのに充分でした。 その瞬間から、新緑の木々や鳥のさえずり、足元に咲く小さな花が次々と目に飛び込んできます。 「ああ、私は自分の周りにたくさんある幸せなものに目がいかなくなっていたなー」 これは普段の生活にもつながること。ハッとさせられる体験でした。 そのあとは時間を忘れてとても楽しい登山。周りの自然、ウグイスのさえずりを身体で感じながら、登っていきます。登りが続きますが、歩きやすく感じます。さらに山頂付近は視界が一気に広がるため周りを見渡しながらココロの幸せを満喫しながら歩きます。 北信地方はまだまだ登った山が少ないため、明確には山の名前が分かりませんが、北アルプスまで見渡せ、最高の時間を過ごせました。