活動データ
タイム
09:13
距離
11.1km
のぼり
964m
くだり
968m
チェックポイント
活動詳細
すべて見る蟻の塔渡りで有名な戸隠山。高所恐怖症の私がどこまで行かれるか。 核心部の塔渡りまでも、急登・鎖場の連続ですのでペース配分を考慮し、余裕を持って登ることをお勧めします。沢まで水場はありません。 核心部ですが『蟻の塔渡り』と『剣の刃渡り』の2部構成となっておりますw 前半の蟻の塔渡りは鎖のついたエスケープルートが下方にありますが、そこに辿り着くにも容易ではありません。 後半の剣の刃渡りはエスケープルートありません。 この日は恵まれた晴天で風もなく、難所にチャレンジするには最高のコンディションだったと思いますが、私には無理でした。足を踏み入れた瞬間、迷いなく撤退できる光景でした。 両側がスパッと切れ落ちた断崖絶壁。数百メートル下まで視界良好。おまけに歩くスペースは幅50cmもないよね!と思えるくらいの狭い岩幅。 滑落ではなく墜落…まさにその通りだと思います。 落ちたら絶対に助かりません。 いつも余裕なJ隊員も『これは怖い!』と言いながら進んでいくのを見ていたら、腰が引けてしまい..私は…勇気ある撤退だと自分に言い聞かせエスケープルートへ。 一緒に行った仲間の内、3人エスケープ、2人は塔渡りを無事クリアしていました。 途中、引き返してくる人もいました。賢明な判断だと思いました。躊躇するなら行かない方が良いところだと思います。 さて、核心部も無事通過して山頂へ。旭岳、雪倉岳、高妻山、槍ヶ岳、白馬….名峰達を眺めてホッと一息。 しかし安堵も束の間です。下山ルートも片側が切れ落ちている箇所を幾度と通過するので油断禁物です。 細かいアップダウンもあり、いよいよ足に疲れが出てくる頃、お次の難所は沢下りです。 鎖場もあり、こちらもかなり緊張感を強いられます。足を滑らせない様に気を遣いながらの下山となりました。 妙義山以来の緊張感ある登山になりましたが、山に登るクセに、高所恐怖症ってどうよ!と自分に問いたくなる山行でした。でも安全第一ですよね。 無事、下山できたことに感謝‼︎
もしも不適切なコンテンツをお見かけした場合はお知らせください。