午前零時発 伊吹山・弥高山(上平寺から)

2021.06.07(月) 日帰り

注意情報

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活動データ

タイム

09:24

距離

11.9km

のぼり

1196m

くだり

1197m

チェックポイント

DAY 1
合計時間
9 時間 24
休憩時間
2 時間 10
距離
11.9 km
のぼり / くだり
1196 / 1197 m
7
1 35
43
8
30
8
32
17
33

活動詳細

すべて見る

 暑くならないうちに行きたかった伊吹山。しかし、もう6月。日程も取れないことから深夜登山することにして、それなら上野からではなく上平寺から登ってみよう、てんくらA,夜間の気温20度以上の予報だったので、シメシメと思いながら出発しました。 持ち物:水1.5Lハイドレーション+1Lシグボトル、ナイロンスリングとカラビナ(簡易ハーネス作成用) ヘッドライト2つ、モバイルバッテリー型ライト、紙地図、トレッキングポール 靴はハイテックの登山靴。防寒着、雨具もザックに。 食べ物:メスティンにパン類、行動色として、アミノバイタルゼリー・栄養補助食品・塩レモンタブレット 慣れている弾丸登山の人が夜明けスタートならば、めっちゃ軽装でも安全に伊吹山は上れると思う。それに比べて今回の僕の荷物はコンロ類無で6キロある。ちょっと重すぎたかもしれない。  上平寺(じょうへいじ)の登山駐車場にPM10:40に到着。前日夜から体内時計を8時間早めに活動していたのが上手くいくだろうか。 とりあえずPM11:30まで車中で仮眠。ぐっすり就寝。 アラームで起きて、着替え、ハイドレーションのタンクに注水。そして戸締りして出発。 午前零時からのYAMAP保険に合わせて~と思っていたが準備に手間取り少し遅れた。 昼間と違いヘッドライトの明かりの中だけが視界なので登山道脇が崩れていたりしたら踏み外す可能性があり、入山届もちゃんと提出・・・QRコードがNotFoundなのはなぜなんだろう、滋賀県警さま。 やはり先に作成してきたらよかった。要らないところで時間を消費してしまった。    山裾からの前半は杉木立の城跡の道。熊鈴のリズムを刻みながら歩く。時々、ガサガサっと少し離れたところで音が鳴り、鹿が逃げてゆく。ごめんね、起こしてしまったね。  登山において、深夜というのは未知のルートでチャレンジするのは本来はよくないことだと思う。 昼間に何度か利用しルートファインディングができているならまだしも。 なので今回の手探り登山はしっかり3回も道をロストすることとなった。 そのうち2回は弥高山の谷の回り込みの失敗。 最奥からターンするところが判らず、薄くついていた獣道をそのまま上がってしまいGPSを頼りに引き返す。  1回目、谷は高巻きしたらなんとかなるとかいう考えが少しあったのが間違い。 それも崩れた谷だったので引き返す斜面は脆く、滑落寸前だった。  そして2回目、谷は水が染み出していてヤマヒルが待ち構えており、 立ち止まって周囲を見渡す→足元を見てヒルを払いのける→地図を確認する・・・あ、靴を登ってきてる・・・。 精神的に良くない状況だった。 これらの状態から脱出するのに時間が掛かり、予定よりも40分以上オーバーして本来の上野からの登山道と合流した。  ここまで来たらもうあとは登るだけ。消耗の回復を図りながらのスローペースとなったが山頂へ。多分その日の一番乗り。  残念ながら東の空は雲が厚く、夜明けはすっきりせずに明けた。それでもまぁよく頑張ったものだ、と日本武尊さまにご挨拶し、気温が下がりつつあるのでウインドブレーカーを着て女房に持たされたパンを食べる。 琵琶湖や濃尾平野の一部かな?や滋賀県長浜市などがはっきり見えてきた。  なんとなく同じルートで帰るの嫌だなぁと思ったけど本日はピストンするしかない。山小屋の開く時間はまだまだ先なので、トイレだけ借りて下山開始。  避難小屋のある五合目あたりで斜面に陽が差し始めた。ここまでに登ってこられた方は2名。あ、ヘッデンで僕の少し後に来られたヤマッパーさんと、頂上で会ったわ、挨拶しかしてないけど。  標識もしっかり見えるのでよく見ると「上平寺尾根(上級コース)」と書いてある。 昼間でも厳しいのだろうか。そう思いつつ登りの反省を思い出しながら進むと、 ・視野が確保されたこと ・登りで苦労したことが身についていたこと ・戻りだから景色が異なること により、スルスルと歩ける。気を付けたのはヤマヒルくらい。そうか、こういう地形だったのか~と復習。 このルートにかなり詳しくなった。水分も十分にあったし。 でも次回は昼間に登ろうと思う。おしまい

伊吹山・伊吹高原・御座峰 車内を寝られるように片付けました
車内を寝られるように片付けました
伊吹山・伊吹高原・御座峰 行動計画の日付は6月7日月曜日
行動計画の日付は6月7日月曜日
伊吹山・伊吹高原・御座峰 上平寺(じょうへいじ)の駐車場に10時40分に到着。11時30分までぐっすり睡眠
上平寺(じょうへいじ)の駐車場に10時40分に到着。11時30分までぐっすり睡眠
伊吹山・伊吹高原・御座峰 定刻通り・・あ、遅れた午前零時8分に出発
定刻通り・・あ、遅れた午前零時8分に出発
伊吹山・伊吹高原・御座峰 樹木が登山道を塞ごうとしている「こんな時間に山に来てはならぬ」とでも言いたげ
樹木が登山道を塞ごうとしている「こんな時間に山に来てはならぬ」とでも言いたげ
伊吹山・伊吹高原・御座峰 この木!!!猫・・・じゃなかった。いやいや猫やん。彫刻みたい
この木!!!猫・・・じゃなかった。いやいや猫やん。彫刻みたい
伊吹山・伊吹高原・御座峰 米原市の明かり
米原市の明かり
伊吹山・伊吹高原・御座峰 標識があるうちは、気分も落ち着く
標識があるうちは、気分も落ち着く
伊吹山・伊吹高原・御座峰 五合目直前。
開けたところまで出た。
かなりの数の鹿がこちらを見ている。ここにたどり着くまでが大変だった。写真撮ってる場合ではなかった。
五合目直前。 開けたところまで出た。 かなりの数の鹿がこちらを見ている。ここにたどり着くまでが大変だった。写真撮ってる場合ではなかった。
伊吹山・伊吹高原・御座峰 ちょっと明けてきた
ちょっと明けてきた
伊吹山・伊吹高原・御座峰 長浜市方面
長浜市方面
伊吹山・伊吹高原・御座峰 8合目でいったん靴を脱いで休んだのが良かった。もうすぐ頂上
8合目でいったん靴を脱いで休んだのが良かった。もうすぐ頂上
伊吹山・伊吹高原・御座峰 頂上エリアに扉を開けて入ります
頂上エリアに扉を開けて入ります
伊吹山・伊吹高原・御座峰 おはようございます
おはようございます
伊吹山・伊吹高原・御座峰 夜明け。雲が厚くて日の出は拝めず
夜明け。雲が厚くて日の出は拝めず
伊吹山・伊吹高原・御座峰 山の同定する元気がない
山の同定する元気がない
伊吹山・伊吹高原・御座峰 関が原方面・・かな
関が原方面・・かな
伊吹山・伊吹高原・御座峰 結構くたびれモード
結構くたびれモード
伊吹山・伊吹高原・御座峰 深夜徘徊だったので、道を踏み外す可能性もあり引っ張り上げてもらうための簡易ハーネスの用意も持ってきていました…先日アップした富士山登山の記録と装備内容はほぼ同じ☺️
深夜徘徊だったので、道を踏み外す可能性もあり引っ張り上げてもらうための簡易ハーネスの用意も持ってきていました…先日アップした富士山登山の記録と装備内容はほぼ同じ☺️
伊吹山・伊吹高原・御座峰 ふにゃ~
ふにゃ~
伊吹山・伊吹高原・御座峰 「これ持って行き」と渡されたポンデケージョたちと食パン。
燃料は車に置いてきたので
水でいただきました。
「これ持って行き」と渡されたポンデケージョたちと食パン。 燃料は車に置いてきたので 水でいただきました。
伊吹山・伊吹高原・御座峰 朝方になると冷えてきた
朝方になると冷えてきた
伊吹山・伊吹高原・御座峰 琵琶湖も見えてきた。竹生島かな
琵琶湖も見えてきた。竹生島かな
伊吹山・伊吹高原・御座峰 遠くまで見えてきた
遠くまで見えてきた
伊吹山・伊吹高原・御座峰 山小屋がまだ開かない。寒いし、弥高山のルーファイが不完全だったので不安があり、帰ることにします
山小屋がまだ開かない。寒いし、弥高山のルーファイが不完全だったので不安があり、帰ることにします
伊吹山・伊吹高原・御座峰 ホオジロが鳴いている。
ホオジロが鳴いている。
伊吹山・伊吹高原・御座峰 うーん、斜面だけ見たらすごいことになってる
うーん、斜面だけ見たらすごいことになってる
伊吹山・伊吹高原・御座峰 避難小屋までよく見える。
避難小屋までよく見える。
伊吹山・伊吹高原・御座峰 8合目の椅子。登りに休憩したところ。これがあって助かったのでした
8合目の椅子。登りに休憩したところ。これがあって助かったのでした
伊吹山・伊吹高原・御座峰 赤いヤスデ
赤いヤスデ
伊吹山・伊吹高原・御座峰 真ん中の部分が頂上への取付き
真ん中の部分が頂上への取付き
伊吹山・伊吹高原・御座峰 この辺までに登ってきた人は二人。当然、上野からまっすぐ登ってきておられる。
この辺までに登ってきた人は二人。当然、上野からまっすぐ登ってきておられる。
伊吹山・伊吹高原・御座峰 可憐な花だ。なんとなく知っている花ではランタナに似ているような・・・
可憐な花だ。なんとなく知っている花ではランタナに似ているような・・・
伊吹山・伊吹高原・御座峰 左が虎御前山で右が小谷山、かなぁ なんか違う
左が虎御前山で右が小谷山、かなぁ なんか違う
伊吹山・伊吹高原・御座峰 登るときに見えなかった景色を、振り返って今、残す
登るときに見えなかった景色を、振り返って今、残す
伊吹山・伊吹高原・御座峰 トレッキングポールの一撃貫通・・そんな訳ないか
トレッキングポールの一撃貫通・・そんな訳ないか
伊吹山・伊吹高原・御座峰 日光。うぎゃ~溶けるぅ
日光。うぎゃ~溶けるぅ
伊吹山・伊吹高原・御座峰 一斉に緑が輝きだす
一斉に緑が輝きだす
伊吹山・伊吹高原・御座峰 気温も上がりだした
気温も上がりだした
伊吹山・伊吹高原・御座峰 1枚前の写真が、上平寺登山口への分岐のところだったのに気づかず、下ってしまって戻ってきた。
1枚前の写真が、上平寺登山口への分岐のところだったのに気づかず、下ってしまって戻ってきた。
伊吹山・伊吹高原・御座峰 まあるい砂利の広場の先に、戻るルートがある
まあるい砂利の広場の先に、戻るルートがある
伊吹山・伊吹高原・御座峰 もうちょっと登ってから分岐を探す
もうちょっと登ってから分岐を探す
伊吹山・伊吹高原・御座峰 夜中に鹿に見られていたところ
夜中に鹿に見られていたところ
伊吹山・伊吹高原・御座峰 弥高山:こんな山の中に支線アンカー
弥高山:こんな山の中に支線アンカー
伊吹山・伊吹高原・御座峰 電線が通っている
電線が通っている
伊吹山・伊吹高原・御座峰 送電も大変だ
送電も大変だ
伊吹山・伊吹高原・御座峰 頂上に送電しているのでしょう。電柱名が「イブキ」
頂上に送電しているのでしょう。電柱名が「イブキ」
伊吹山・伊吹高原・御座峰 登りでとても苦労したところ。
尾根ではなく涸れ沢のゴロゴロ岩から正規ルートにとりつくところがわからず、涸れ沢をガリガリ登ってしまった。
立ち止まってYAMAP地図見たら報告・注意として「真っ直ぐ行っては行けません」って・・・昨日の情報やん!
登りでとても苦労したところ。 尾根ではなく涸れ沢のゴロゴロ岩から正規ルートにとりつくところがわからず、涸れ沢をガリガリ登ってしまった。 立ち止まってYAMAP地図見たら報告・注意として「真っ直ぐ行っては行けません」って・・・昨日の情報やん!
伊吹山・伊吹高原・御座峰 昼間でも迷ってはるのに、
ライトだけでのルーファイでこの状況はかなり厳しかった。
しかも、立ち止まるとヤマヒルがやって来る・・・
昼間でも迷ってはるのに、 ライトだけでのルーファイでこの状況はかなり厳しかった。 しかも、立ち止まるとヤマヒルがやって来る・・・
伊吹山・伊吹高原・御座峰 夜が明けて、戻る側から見たら、なんてことは無い感じ・・・
夜が明けて、戻る側から見たら、なんてことは無い感じ・・・
伊吹山・伊吹高原・御座峰 登る方へ。この看板をくぐって、すぐ左によじ登るのが正解です。
登る方へ。この看板をくぐって、すぐ左によじ登るのが正解です。
伊吹山・伊吹高原・御座峰 一応ロープが張ってある。
しがみつくほどの斜度ではない。
一応ロープが張ってある。 しがみつくほどの斜度ではない。
伊吹山・伊吹高原・御座峰 赤と緑のメタリックなセンチコガネ
赤と緑のメタリックなセンチコガネ
伊吹山・伊吹高原・御座峰 ちょっと寄り道。ここまで下ったら精神的に余裕。
ちょっと寄り道。ここまで下ったら精神的に余裕。
伊吹山・伊吹高原・御座峰 本丸跡は山中に開けている土地でした
本丸跡は山中に開けている土地でした
伊吹山・伊吹高原・御座峰 この標識から本丸に行けました
この標識から本丸に行けました
伊吹山・伊吹高原・御座峰 鹿よけのビニル紐にまとわりつく「まだらの紐」今日もマムシを見てしまった。
鹿よけのビニル紐にまとわりつく「まだらの紐」今日もマムシを見てしまった。
伊吹山・伊吹高原・御座峰 下山♬
下山♬
伊吹山・伊吹高原・御座峰 出発の時、QRコードから入山届出そうとしたらNot Foundでした。先に書いてきた方が良いです。あたりまえか
出発の時、QRコードから入山届出そうとしたらNot Foundでした。先に書いてきた方が良いです。あたりまえか
伊吹山・伊吹高原・御座峰 ここではじめて上平寺をジョウヘイジと読むことを知った
ここではじめて上平寺をジョウヘイジと読むことを知った
伊吹山・伊吹高原・御座峰 伊吹神社。鳥居に拝礼しておしまい
伊吹神社。鳥居に拝礼しておしまい
伊吹山・伊吹高原・御座峰 山から出てきました
山から出てきました
伊吹山・伊吹高原・御座峰 伊吹登山駐車場は無料です
伊吹登山駐車場は無料です
伊吹山・伊吹高原・御座峰 停まっている車は1台だけ。
停まっている車は1台だけ。
伊吹山・伊吹高原・御座峰 帰ってきたよ
帰ってきたよ
伊吹山・伊吹高原・御座峰 車内。パタパタのクッションシートを敷き、キルトの布団も敷いてこの上で眠っていました。ホンダのN-VANという車です。完全にフルフラットにできるところが便利。こういう時のためにこの車にした・・訳ではではない。付加価値です。
車内。パタパタのクッションシートを敷き、キルトの布団も敷いてこの上で眠っていました。ホンダのN-VANという車です。完全にフルフラットにできるところが便利。こういう時のためにこの車にした・・訳ではではない。付加価値です。
伊吹山・伊吹高原・御座峰 お腹すいたし、ラーメン食べる
お腹すいたし、ラーメン食べる
伊吹山・伊吹高原・御座峰 ごそごそ準備したり水タンクで頭洗ったりしていたら、活動終了するのを40分も忘れていた。問題なく登山すれば6時間前後。昼間で軽装にすれば5時間台でピストンできると思います。
ごそごそ準備したり水タンクで頭洗ったりしていたら、活動終了するのを40分も忘れていた。問題なく登山すれば6時間前後。昼間で軽装にすれば5時間台でピストンできると思います。
伊吹山・伊吹高原・御座峰 あっさりおいしいシーフードヌードルは美味しかった。イワタニのCB缶コンパクトバーナーは初めての点火。炎が広がる網を買った方が良いかなと思った。
あっさりおいしいシーフードヌードルは美味しかった。イワタニのCB缶コンパクトバーナーは初めての点火。炎が広がる網を買った方が良いかなと思った。
伊吹山・伊吹高原・御座峰 ご飯も食べたし車も通常に戻したので、仕事に向かいます!おしまい
ご飯も食べたし車も通常に戻したので、仕事に向かいます!おしまい

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