活動データ
タイム
09:24
距離
11.9km
のぼり
1196m
くだり
1197m
活動詳細
すべて見る暑くならないうちに行きたかった伊吹山。しかし、もう6月。日程も取れないことから深夜登山することにして、それなら上野からではなく上平寺から登ってみよう、てんくらA,夜間の気温20度以上の予報だったので、シメシメと思いながら出発しました。 持ち物:水1.5Lハイドレーション+1Lシグボトル、ナイロンスリングとカラビナ(簡易ハーネス作成用) ヘッドライト2つ、モバイルバッテリー型ライト、紙地図、トレッキングポール 靴はハイテックの登山靴。防寒着、雨具もザックに。 食べ物:メスティンにパン類、行動色として、アミノバイタルゼリー・栄養補助食品・塩レモンタブレット 慣れている弾丸登山の人が夜明けスタートならば、めっちゃ軽装でも安全に伊吹山は上れると思う。それに比べて今回の僕の荷物はコンロ類無で6キロある。ちょっと重すぎたかもしれない。 上平寺(じょうへいじ)の登山駐車場にPM10:40に到着。前日夜から体内時計を8時間早めに活動していたのが上手くいくだろうか。 とりあえずPM11:30まで車中で仮眠。ぐっすり就寝。 アラームで起きて、着替え、ハイドレーションのタンクに注水。そして戸締りして出発。 午前零時からのYAMAP保険に合わせて~と思っていたが準備に手間取り少し遅れた。 昼間と違いヘッドライトの明かりの中だけが視界なので登山道脇が崩れていたりしたら踏み外す可能性があり、入山届もちゃんと提出・・・QRコードがNotFoundなのはなぜなんだろう、滋賀県警さま。 やはり先に作成してきたらよかった。要らないところで時間を消費してしまった。 山裾からの前半は杉木立の城跡の道。熊鈴のリズムを刻みながら歩く。時々、ガサガサっと少し離れたところで音が鳴り、鹿が逃げてゆく。ごめんね、起こしてしまったね。 登山において、深夜というのは未知のルートでチャレンジするのは本来はよくないことだと思う。 昼間に何度か利用しルートファインディングができているならまだしも。 なので今回の手探り登山はしっかり3回も道をロストすることとなった。 そのうち2回は弥高山の谷の回り込みの失敗。 最奥からターンするところが判らず、薄くついていた獣道をそのまま上がってしまいGPSを頼りに引き返す。 1回目、谷は高巻きしたらなんとかなるとかいう考えが少しあったのが間違い。 それも崩れた谷だったので引き返す斜面は脆く、滑落寸前だった。 そして2回目、谷は水が染み出していてヤマヒルが待ち構えており、 立ち止まって周囲を見渡す→足元を見てヒルを払いのける→地図を確認する・・・あ、靴を登ってきてる・・・。 精神的に良くない状況だった。 これらの状態から脱出するのに時間が掛かり、予定よりも40分以上オーバーして本来の上野からの登山道と合流した。 ここまで来たらもうあとは登るだけ。消耗の回復を図りながらのスローペースとなったが山頂へ。多分その日の一番乗り。 残念ながら東の空は雲が厚く、夜明けはすっきりせずに明けた。それでもまぁよく頑張ったものだ、と日本武尊さまにご挨拶し、気温が下がりつつあるのでウインドブレーカーを着て女房に持たされたパンを食べる。 琵琶湖や濃尾平野の一部かな?や滋賀県長浜市などがはっきり見えてきた。 なんとなく同じルートで帰るの嫌だなぁと思ったけど本日はピストンするしかない。山小屋の開く時間はまだまだ先なので、トイレだけ借りて下山開始。 避難小屋のある五合目あたりで斜面に陽が差し始めた。ここまでに登ってこられた方は2名。あ、ヘッデンで僕の少し後に来られたヤマッパーさんと、頂上で会ったわ、挨拶しかしてないけど。 標識もしっかり見えるのでよく見ると「上平寺尾根(上級コース)」と書いてある。 昼間でも厳しいのだろうか。そう思いつつ登りの反省を思い出しながら進むと、 ・視野が確保されたこと ・登りで苦労したことが身についていたこと ・戻りだから景色が異なること により、スルスルと歩ける。気を付けたのはヤマヒルくらい。そうか、こういう地形だったのか~と復習。 このルートにかなり詳しくなった。水分も十分にあったし。 でも次回は昼間に登ろうと思う。おしまい
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