田中陽希君と出逢った、西穂高岳からジャンダルム、大キレット、槍ヶ岳 1泊2日で一筆書き‼︎

2017.09.03(日) 3 DAYS

活動データ

タイム

24:41

距離

26.1km

のぼり

2399m

くだり

3443m

チェックポイント

DAY 1
合計時間
47
休憩時間
0
距離
1.4 km
のぼり / くだり
262 / 37 m
DAY 2
合計時間
11 時間 27
休憩時間
1 時間 23
距離
5.9 km
のぼり / くだり
1293 / 556 m
32
5
5
7
16
1 44
4 54
DAY 3
合計時間
12 時間 26
休憩時間
35
距離
18.5 km
のぼり / くだり
837 / 2760 m

活動詳細

すべて見る

いつか槍・穂高一周を一筆書きしたいと思ってまして、今回チャレンジして見ました。 実際には前日にロープウェイから西穂山荘で前泊してますが、実質一泊二日で回り切れました。 西穂高岳には数年前に嫁と登りましたが、山頂から先には行ってはいけない!って思うほど別世界に見えてましたが、いざ足を踏み入れてみると・・・ やはり別世界ですね。 浮石だらけのガレ場が延々と続き、その上突風でも吹けば不安定な足場で転倒する事請け合い。 此れだから此処には度胸と憧れだけで入ってはいけない世界なんですね。 知識と経験をしっかり積み、モチベーションを維持し続けられるスタミナと精神力が有って初めて開かれる世界だと感じました。 間ノ岳は通り過ぎてから気が付き、 逆層スラブは思った通り屋根瓦を葺いた様な岩ですが、登るには問題無し。 天狗岳で初めて奥穂高岳側からの登山者とすれ違い、天狗のコルでエスケープルートを確認。 ジャンダルムは遠いなぁ〜と思いながら頭を二つ乗り越えた途端目の前に変な形のジャンダルム! やはりジャンダルムは奥穂高岳からの姿がかっちょエエ。 でも登ります。 なんと貸切です。 あっちこっちから写真を撮ってましたが、どうしても自分の写真が欲しくて誰か登ってくるのをひたすら待ちました。 ショートロープのガイドツアー二人組がようやく着いたところで互いに撮り合って 奥穂高岳へ歩を進めます。 途中振り返るとガイドのビレイで直登部を降ってます。 次回は自分もロープ持ってってラッペルしようかな。 ロバの耳トラバースは、ジャンダルムから眺めてたより恐ろしさはなく、気付くと馬ノ背に。 此処は噂通りのナイフリッジで、最狭足場は5㎝。 当たり前だけど、腰さえ引けなければむしろしっかりした足場なので安定して捌けるはず。 馬ノ背をクリアすれば後は奥穂高岳へのヴィクトリーロード。 11時30分に奥穂高岳登頂し、予定通り午前中には奥穂高山荘へキャンセルを伝え、30分程あんぱんタイムを取り北穂へ。 涸沢岳も経験済みだが、その先は未経験。 どんどん降りる。どんどん降りる。 またこの高度を登り返すのか?と少々食傷気味になってました。 目印もしっかりあるし、足場、鎖も完備されており、素人事故の巣窟の理由を垣間見ました。 体幹ない人は鍛えてから来ないと振られますね。 長野県警のヘリが捜索の為何度もホバリングしていたが、安易な入山の末路はいつもこうなります。残念。 北穂高岳に着く頃にはガスガスで今回も景色なく、3時過ぎに山荘へチェックインしました。 ラッキーな事に、2人部屋を独り占めでき、睡眠不足から解放されました。 実は昨日は6人部屋で3人のオーケストラで睡眠時間が3時間しか取れませんでした。 お陰でぐっすり、明日は取り敢えず槍までなので、朝食を取ってゆっくり出てもOK 予定通り朝食後、日の出を拝み、6時スタート。 やはりどんどん降りる。どんどん降りる。 南岳の獅子鼻登りが思いやられる。 見た事ある足場が有ったので、此れが飛騨泣き? 誰が泣くの?って感じ。 やはり長谷川ピークも普通のピーク。 皆雑誌が強調しすぎですね。 只、素人の単独にはお勧め出来ない事には変わりありません。 最低コルからはもう普通の登山道。 獅子鼻を登れば槍を目の前にした3,000mの稜線散歩。 南岳のハシゴを下ると、トレラン姿の若者が・・・ 田中陽希君でした。 すこしお話をし、写真をお願いしたところ「僕の方が手が長いので、撮りますよ」と自ら2ショットを撮って貰えました。 ごめんなさい、邪魔して・・・ もう後はルンルンスキップで槍ヶ岳に10時30分到着。 山頂は登るつもりはなかったけれど、天気が良すぎて360°のパノラマはやはり見たい! 空身で登り、堪能しました。 小腹が空いたので、キッチン槍で生姜焼丼を食したのですが、タレが甘すぎる。 たまらずお茶を貰いに行くと、「お一人一杯です」と冷たく言い放つ従業員。 此処で気分を害し、チェックインを迷っていると周りの人々が今夜から雨の予報なので頑張って横尾まで下りると口々に。 受付で相談しようとしても、泊まりたければどうぞ的なあしらい。 競争相手がいない独占市場だと、対応する人間も横柄になるのですね。 穂刈さんはご存知なのでしょうか? まぁ、山荘にホスピタリティは求めてませんが、CS位は教育した方が宜しいのではなかろうか? そんなこんなで、こんなトコにお世話になる気は無くなり、とっとと新穂高温泉に下りる用意をしてたところ、同じように感じて宿泊をキャンセルした山姐さんお二人とご一緒する事になりました。 確かに雨量次第では白出沢渡渉が出来なくなる事も考え、一歩先の行動を取る選択も必要な時もありますからね。 飛騨乗越から右俣林道は只只管長く、新穂高温泉には6時過ぎに到着 西穂高岳〜北穂高岳迄11時間。 北穂高岳〜槍ヶ岳〜新穂高温泉迄12時間。 思い描いていたよりも速く終えてしまいましたので、次回は逆コースをゆっくりと巡って見たいと思い、歩を止めました。

槍ヶ岳・穂高岳・上高地 実質此処からスタートですね。
実質此処からスタートですね。
槍ヶ岳・穂高岳・上高地 独標はまだ夜明け前。
独標はまだ夜明け前。
槍ヶ岳・穂高岳・上高地 白んで来ました。
富士も応援してくれてます。
白んで来ました。 富士も応援してくれてます。
槍ヶ岳・穂高岳・上高地 以前、恐怖を感じた4峰。
以前、恐怖を感じた4峰。
槍ヶ岳・穂高岳・上高地 8峰
8峰
槍ヶ岳・穂高岳・上高地 何処?
何処?
槍ヶ岳・穂高岳・上高地 なんで?
なんで?
槍ヶ岳・穂高岳・上高地 富士は良いですね。
富士は良いですね。
槍ヶ岳・穂高岳・上高地 西穂高岳迄もうひと登り。
西穂高岳迄もうひと登り。
槍ヶ岳・穂高岳・上高地 吊り尾根上の雲が厚く、日の出はまたの機会。
吊り尾根上の雲が厚く、日の出はまたの機会。
槍ヶ岳・穂高岳・上高地 上高地ももう直ぐ朝ですね。
上高地ももう直ぐ朝ですね。
槍ヶ岳・穂高岳・上高地 此処からは一般登山道では有りません。
此処からは一般登山道では有りません。
槍ヶ岳・穂高岳・上高地 振り返ると         西穂高岳。
振り返ると 西穂高岳。
槍ヶ岳・穂高岳・上高地 こんなガレ場がこれから延々と続きます。
こんなガレ場がこれから延々と続きます。
槍ヶ岳・穂高岳・上高地 こんな処が間ノ岳?
こんな処が間ノ岳?
槍ヶ岳・穂高岳・上高地 脆そうな岩ですが、登ります。
脆そうな岩ですが、登ります。
槍ヶ岳・穂高岳・上高地 瓦葺屋根の様な逆層スラブ。
瓦葺屋根の様な逆層スラブ。
槍ヶ岳・穂高岳・上高地 でも濡れて無けりゃなんて事なし。
でも濡れて無けりゃなんて事なし。
槍ヶ岳・穂高岳・上高地 いつの間にか天狗岳。
此処で初めて対向者が。
いつの間にか天狗岳。 此処で初めて対向者が。
槍ヶ岳・穂高岳・上高地 天狗岳
天狗岳
槍ヶ岳・穂高岳・上高地 ちょっと休憩して笠ヶ岳方面を楽しみます。
ちょっと休憩して笠ヶ岳方面を楽しみます。
槍ヶ岳・穂高岳・上高地 天狗のコルの避難小屋跡
天狗のコルの避難小屋跡
槍ヶ岳・穂高岳・上高地 ルート上唯一の道標
ルート上唯一の道標
槍ヶ岳・穂高岳・上高地 ちょっと振り帰って見ました。
ちょっと振り帰って見ました。
槍ヶ岳・穂高岳・上高地 ジャン?
ジャン?
槍ヶ岳・穂高岳・上高地 なんかカッコ悪い・・・
なんかカッコ悪い・・・
槍ヶ岳・穂高岳・上高地 頂上では天使が槍ヶ岳に朝の水遣りをしていました。
頂上では天使が槍ヶ岳に朝の水遣りをしていました。
槍ヶ岳・穂高岳・上高地 登頂から暫く貸切だったので、写真を撮ってくれる後続が来るまで、長かった。
登頂から暫く貸切だったので、写真を撮ってくれる後続が来るまで、長かった。
槍ヶ岳・穂高岳・上高地 奥穂高岳バックです。
奥穂高岳バックです。
槍ヶ岳・穂高岳・上高地 また1人、ジャンダルムを目指して登山者が登って来ました。
また1人、ジャンダルムを目指して登山者が登って来ました。
槍ヶ岳・穂高岳・上高地 上からガイドがビレイして降りています。
次回は自分もラッペルしようかな。
上からガイドがビレイして降りています。 次回は自分もラッペルしようかな。
槍ヶ岳・穂高岳・上高地 ロバの耳トラバースはジャンダルムから眺めてたよりも緊張感は無かった。
ロバの耳トラバースはジャンダルムから眺めてたよりも緊張感は無かった。
槍ヶ岳・穂高岳・上高地 こんな感じ。
こんな感じ。
槍ヶ岳・穂高岳・上高地 ジャンダルムも賑わってます。
ジャンダルムも賑わってます。
槍ヶ岳・穂高岳・上高地 やっぱりこの姿がイカス‼︎
やっぱりこの姿がイカス‼︎
槍ヶ岳・穂高岳・上高地 そうそう、此れ!
そうそう、此れ!
槍ヶ岳・穂高岳・上高地 でも馬ノ背が立ちはだかってます。
でも馬ノ背が立ちはだかってます。
槍ヶ岳・穂高岳・上高地 綺麗な立髪だ事。
綺麗な立髪だ事。
槍ヶ岳・穂高岳・上高地 足場は靴より狭い。
足場は靴より狭い。
槍ヶ岳・穂高岳・上高地 やっと見慣れたジャンダルム。
やっと見慣れたジャンダルム。
槍ヶ岳・穂高岳・上高地 しつこいですか?
しつこいですか?
槍ヶ岳・穂高岳・上高地 馬ノ背を終えたら
ヴィクトリーロード。
馬ノ背を終えたら ヴィクトリーロード。
槍ヶ岳・穂高岳・上高地 馬ノ背からのジャンダルム
馬ノ背からのジャンダルム
槍ヶ岳・穂高岳・上高地 お約束の奥穂高岳。
お約束の奥穂高岳。
槍ヶ岳・穂高岳・上高地 チシマギキョウ?
チシマギキョウ?
槍ヶ岳・穂高岳・上高地 涸沢岳から長野県警のヘリが何度も捜索のホバリングをしてました。
涸沢岳から長野県警のヘリが何度も捜索のホバリングをしてました。
槍ヶ岳・穂高岳・上高地 そう。北穂へ!
そう。北穂へ!
槍ヶ岳・穂高岳・上高地 ガスガスです。
ガスガスです。
槍ヶ岳・穂高岳・上高地 明日はコイツ。
明日はコイツ。
槍ヶ岳・穂高岳・上高地 ゆっくりお休み。
ゆっくりお休み。
槍ヶ岳・穂高岳・上高地 おはよう❗️
おはよう❗️
槍ヶ岳・穂高岳・上高地 さぁ、愉しませてオクレ。
さぁ、愉しませてオクレ。
槍ヶ岳・穂高岳・上高地 飛騨泣きの足場?
飛騨泣きの足場?
槍ヶ岳・穂高岳・上高地 白山と笠ヶ岳方面
白山と笠ヶ岳方面
槍ヶ岳・穂高岳・上高地 コル
コル
槍ヶ岳・穂高岳・上高地 獅子鼻の登り甲斐は如何程?
獅子鼻の登り甲斐は如何程?
槍ヶ岳・穂高岳・上高地 ちょっと振り返って見ました。
ちょっと振り返って見ました。
槍ヶ岳・穂高岳・上高地 南岳展望台。
南岳展望台。
槍ヶ岳・穂高岳・上高地 さ、少しづつ近づきます。
さ、少しづつ近づきます。
槍ヶ岳・穂高岳・上高地 ほらね。
ほらね。
槍ヶ岳・穂高岳・上高地 あっ!
有名人。
あっ! 有名人。
槍ヶ岳・穂高岳・上高地 槍をバックに撮ってくれましたが逆光でした。
槍をバックに撮ってくれましたが逆光でした。
槍ヶ岳・穂高岳・上高地 なので、自らもう一枚撮ってくれました!
なので、自らもう一枚撮ってくれました!
槍ヶ岳・穂高岳・上高地 大変なのに有難う御座いました。
お気をつけて!
大変なのに有難う御座いました。 お気をつけて!
槍ヶ岳・穂高岳・上高地 あはっ、もう槍で一杯。
あはっ、もう槍で一杯。
槍ヶ岳・穂高岳・上高地 お約束なので
お約束なので
槍ヶ岳・穂高岳・上高地 来た道
来た道
槍ヶ岳・穂高岳・上高地 笠ヶ岳方面
笠ヶ岳方面
槍ヶ岳・穂高岳・上高地 白山
白山
槍ヶ岳・穂高岳・上高地 雲の平も今日は天気かな?
雲の平も今日は天気かな?
槍ヶ岳・穂高岳・上高地 もう滝谷迄おりてきました。
もう滝谷迄おりてきました。
槍ヶ岳・穂高岳・上高地 今回の相棒はコイツ。
既に廃盤となったが、使い勝手がとても良く、グレゴリーより身体にピッタリとくる。
防水素材でカバー要らずのアークテリクス アラキス40。
今回の相棒はコイツ。 既に廃盤となったが、使い勝手がとても良く、グレゴリーより身体にピッタリとくる。 防水素材でカバー要らずのアークテリクス アラキス40。

活動の装備

  • アークテリクス(ARC'TERYX)
    アラキス 40

もしも不適切なコンテンツをお見かけした場合はお知らせください。