活動データ
タイム
09:42
距離
32.3km
のぼり
1367m
くだり
1373m
活動詳細
すべて見る●前書き 以前ネットで五等三角点が綾部に有る事を知った。 五等三角点が残っているのは国内数か所で、沖縄の渡嘉敷島以外には京都の綾部しか残っていないらしい。 この綾部の三角点、今有る場所には道路工事の為1990年頃に移設されたそうで、今は利用はされていません。利用できない事を示すかのように上に石がかぶさっています。 一等三角点を廻りたいと国土地理院の基準点成果等閲覧サービスを見ていたらこの五等三角点が載っていない事に気が付いた、いや検索で五等三角点のチェック欄すら無い。 そりゃそうだ使っていないのだから。 だからこの三角点の情報は国土地理院からは得られず、当然点の記も見られない(有るかも分からない)。 これは関西100名山を巡った帰りにでも寄ってみようと思っていた。 この綾部の五等三角点から一番近い一等三角点は烏ヶ岳で、歩いて行けない事は無い。 んっ、こーきちさんの日記で1~4等三角点を1日でコンプリートしてるのを何度か見たな。 五等三角点を行くとしたら1~5等三角点を1日でコンプリート出来ないだろうかと、ヤマップのランドマークリクエストと基準点成果等閲覧サービスとヤマレコの軌跡等を見比べながら思案してみた。 二等三角点が近くに無くて、どうしても30kmを超えてしまう。 歩けない事は無いが、膝の調子が悪いので烏ヶ岳を下山するところに自転車をデポし、綾部駅までの10kmを快適に下る計画を作っていた。 1日で1等~5等三角点コンプリート。これは誰もやって無いだろう、日本初いや世界初だ。 本当は今日は金剛山に行くつもりだった。 その用意を終わらせて天気予報を見ると和歌山から大阪に掛けて雨雲が通っていく予報。それなら北に行くかと五等三角点の計画案を引っ張り出して変更した。 烏ヶ岳登山口に自転車をデポ→綾部駅に車を駐車→電車で丹波竹田駅に移動しスタート→烏ヶ岳登山口で自転車に乗り綾部駅でゴール の計画。 ●後書き 家を出てだいぶたってから何か忘れてると気づいた、「自転車乗せるの忘れてしもた」。もうこの物忘れが腹立たしいのですよね。 取りに戻ると電車が遅いのになり始まりが遅すぎる。私の悪い性格でじゃあ歩くかとそのまま行ってしまった。 結果は写真を見てね。 三角点が中心の歩きと日記になりますが、烏ヶ岳と鬼ヶ城は360度の景色があり良いお山でした。 暑く水分取りまくりでしたが、時より風が涼しく、川の水で頭と腕を冷やすのは気持ち良かった。 満足しました。 ここで三角点についての基礎知識。 ヤマップの日記を見てると三角点は山頂の印と思われている文章を時々見かけます。 三角点と山頂はイコールでは無く、関係無いと言っても良いかな。 三角点は測量の為に設置してる物で、やぐらを組んだら遠くから見える所を選んで選点(三角点を設置する所を決める事)しています。 ですから自然と山頂に置かれることが多いのですが、平たい山頂だと奥の山頂では無くその手前の山頂より低い所に置かれたりする事も有ります(京都の愛宕山もそうですよね)。 金剛山も最高峰の葛木岳では無く、湧出岳に1等三角点が置かれています。 山頂に三角点が無い山も当然沢山有ります。 三角点が有るかどうかは国土地理院の地図(ヤマップの地図でも)に△印と標高が載ってるので、それが有れば三角点が有ります、無ければいくら探しても三角点は有りませんので地図を確認してくださいね。
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