「今昔マップ on the web」という、明治から大正昭和平成までとそして現代の国土地理院の地図とを比較できるサイトがある。 全国の主要都市とその周辺の地域を調べられるが、その中には登録を抹消されて廃点となってしまった三角点も記載されている。 というわけで遠賀町の廃点をタッチしてきた。 この廃点というのは、現役の三角点よりも見つけるのが難しい。 まず詳しい情報が公開されてないし、撤去されてる可能性もあるので有無自体も不確かであり、位置も三角点アプリでGPSを使って特定できなく、長い年月が経ってるので地中深くに埋まってる可能性もある。 今までの三角点タッチ活動でも護岸工事や造成工事などで無くなってしまった、まだ現役のはずである三角点も何個かあった。 とにかく今では地図上には無い三角点をタッチしてきた、という活動日記です。
平成9年発行の国土地理院。 遠賀町の下の部分に三角点が記載されてる。
現在の国土地理院地図。 三角点は無くなってる。
ため池から(仮称)大坪三角点付近を望む。
草刈りされてるあそこから取り付こう。
いい感じの雑木林。
少し先を行くと竹やぶでした。
この小高い場所にありそう。
倒れた標示杭とその近くに標石を発見。 大坪バス停というのを見かけたので基準点名は大坪にしよう。
まわりの葉をはらって、四等三角点 大坪三角点(32.5m)にタッチ。
どうやら四等三角点だったみたいだ。 長居すると蚊がまとわりつくので撤収。
帰りのルートも竹やぶでした。
畑の近くに出た。
(仮称)大坪三角点を振り返っておしまい。