活動データ
タイム
27:38
距離
38.6km
のぼり
3124m
くだり
3087m
チェックポイント
活動詳細
すべて見る6月に有峰林道が開通したので、8ヶ月ぶりに自分でテント背負って薬師岳と黒部五郎岳に登ってきました。 ゲートが6時にならないと開かないので、スタートは7時前。 何度も歩いた道だが、夏に比べテント泊装備も重く、ゆっくり登る。 標高1800-1900mから所々残雪が出てくるが、テン場までは登りはノーアイゼンで問題なし。 三角点ベンチにたどり着くと、剱岳がお出迎えしてくれた✨ 雲多めの晴れだが、景色は良く見える🎵 太郎平小屋からも、黒部源流の山々がはっきり😀 テントの受付をして、テント場へ。 初めて自分で雪上でテントを張るつもりだったが、一部雪のないところがあり、日和ってそこに張る😅 テント場からは暫く雪が続き、急登やトラバースもあるので、アイゼンを着けて進む。 沢近くで一部残雪が崩落していて、要注意。 薬師岳への核心はキャンプ場から樹林を出るまでで、ここは暫くアイゼンがあった方がいいと思う。 薬師平に着くと一気に視界が広がり、槍穂高も見えてくる☺️ ここからは薬師岳山荘手前まで残雪を辿って歩け、眺望もよく、歩きやすい。 薬師岳山荘手前から夏道に入り、アイゼンを外して山頂へ。 山頂からは、劔立山、後立山、赤牛岳に水晶岳、槍穂高に明日登る黒部五郎に笠ヶ岳、乗鞍岳に御嶽山と名だたる山々が一望✨ 直前で週末予報微妙になったけど、来てよかった❗ 1時間以上ゆっくりして、テン場に戻る。 下りは程よく雪が緩んでいたのでツボで下ったが、樹林に入ってからは滑りやすい所もあり、アイゼンがあった方が安全。 夕食にはakiさんがスープカレーとコシアブラ入りサガリの焼肉を作ってくれて、大満足😀 夕焼けを眺めて、早めに就寝。 二日目はコースタイム約13時間のロングなので、4時過ぎに出発。 予報通り曇り空だが、視界はよく山もよく見える。 小屋から暫く歩くと残雪が繋がってきたが、締まってはいるもののカチカチでもないので、ツボのまま進む。 途中急な所もあり、私以外はチェーンを装着したが、うっかり忘れてしまった😅 雪が続くかと思えばないところが続くこともあり、アイゼンを着けたり外したりも大変なので、どうしても必要なとこだけ着けようと思って歩きやすい所を選んで歩く。 結局しっかりとはいかないもののある程度のステップもあり、ストックもあったので、山頂までノーアイゼンで行ったが、雪の状態やステップによっても変わるので、暫くはアイゼン要、チェーンが役立つ日もありそう。 北ノ俣岳からの眺望も良好で、労力対価を考えるとここまでもありだなと思ったが、天気も悪くなく時間もあるので、黒部五郎まで頑張る✊ アップダウンを繰り返し、地味に体力は奪われ、ツボだったので、下り基調の残雪はより慎重に進む。 山頂直下はほぼ夏道で登り、五郎の名の通りのゴーロ地帯を過ぎて黒部五郎岳に到着❗ 薄曇りだったが眺望は抜群で、北アルプスオールスターズがお出迎えしてくれた✨ 初めての白いカールを見ることも出来、長い道を歩いてきたかいがあった☺️ 帰りはアイゼンを着けて、雪渓から降りる。 最初は快適だったが、その後アップダウンの連続にへこたれ、荷物を回収してからはその重さにヘロヘロしながらも、無事暗くなる前に下山。 なんだかんだほぼ毎年行っている薬師岳、黒部五郎岳だが、今回は初めて残雪期にテント泊で登ってきました。 夏より重いテント装備には疲れましたが、薬師岳も黒部五郎岳も眺望抜群で、ゼブラな北アルプスの山々を満喫出来ました☺️ ここまで粘ったが、そろそろアイゼン、ピッケルしまう時期かと思うとなんだかさみしいです。 思えば、12-6月まで年のうち半分以上は雪山に登っていたりします(笑)。 今年は気軽に登れるようになることを祈りつつ、これから来る夏山も楽しめたらいいなと思います😀
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