鳥海山 蕨岡口ルート探索へ 杉沢から鳳来山周回【17】

2021.06.06(日) 日帰り

活動データ

タイム

04:17

距離

12.1km

のぼり

713m

くだり

704m

チェックポイント

DAY 1
合計時間
4 時間 17
休憩時間
14
距離
12.1 km
のぼり / くだり
713 / 704 m
5
2 8
1 35
4

活動詳細

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4月に歩いた大峯奥駈道は熊野から吉野へ向かう修行を順峯(じゅんぷ)、吉野から熊野へは逆峯(ぎゃくふ)というのですが、修験道として歩かれていた鳥海山も同様に、南側の蕨岡口からを順峯、北の矢島口からを逆峯(諸説あり)といい、その昔白装束を身に纏った修験者の方々が大勢登られていたそうです。 そんな修験道として登られていたルートである蕨岡口から山頂へといつか登ってみたいと思い、ルートの曖昧な蕨岡口探索の為に遊佐町杉沢から鳳来山周辺を歩いて来ました。

鳥海山・七高山・笙ヶ岳 前日酒田市内から見えた鳥海山
前日酒田市内から見えた鳥海山
鳥海山・七高山・笙ヶ岳 酒田市の富士見町から鳥海山
酒田市の富士見町から鳥海山
鳥海山・七高山・笙ヶ岳 翌日、蕨岡口へ向かう前に大物忌神社蕨岡口ノ宮へ
翌日、蕨岡口へ向かう前に大物忌神社蕨岡口ノ宮へ
鳥海山・七高山・笙ヶ岳 大物忌神社蕨岡口ノ宮は往時を偲ばれるかなり立派な神社です
大物忌神社蕨岡口ノ宮は往時を偲ばれるかなり立派な神社です
鳥海山・七高山・笙ヶ岳 本殿は大きく立派な造り
本殿は大きく立派な造り
鳥海山・七高山・笙ヶ岳 境内から石段を登り拝殿跡地へ
境内から石段を登り拝殿跡地へ
鳥海山・七高山・笙ヶ岳 長い石段を登り切ると峯中碑伝(ぶちゅうひで)の石碑があります(山伏の峯入り修行の記念碑)
ここからさらに奥へと進みます
長い石段を登り切ると峯中碑伝(ぶちゅうひで)の石碑があります(山伏の峯入り修行の記念碑) ここからさらに奥へと進みます
鳥海山・七高山・笙ヶ岳 丸池様でも使われていた鳥海山の書体が👍👍👍
丸池様でも使われていた鳥海山の書体が👍👍👍
鳥海山・七高山・笙ヶ岳 拝殿跡地へ
こんな狭いとこに拝殿があったんですか💧
拝殿跡地へ こんな狭いとこに拝殿があったんですか💧
鳥海山・七高山・笙ヶ岳 石碑には鳥海山大物忌神社蕨岡口ノ宮旧社殿趾地、蔵王大権現とあります
石碑には鳥海山大物忌神社蕨岡口ノ宮旧社殿趾地、蔵王大権現とあります
鳥海山・七高山・笙ヶ岳 大物忌神社参拝後、蕨岡口のある杉沢へと向かいます
杉沢からの鳥海山はあまり見慣れないのですが、ここからだとプックリとしたお茶目な鍋森が良く見えます
大物忌神社参拝後、蕨岡口のある杉沢へと向かいます 杉沢からの鳥海山はあまり見慣れないのですが、ここからだとプックリとしたお茶目な鍋森が良く見えます
鳥海山・七高山・笙ヶ岳 月の原集落の林道通行止め地点からyamapスタート
月の原集落の林道通行止め地点からyamapスタート
鳥海山・七高山・笙ヶ岳 昭和50年発行の池田昭二さんが調査執筆された「山と高原地図」では現行と同じくこの林道が蕨岡口コースと明記され解説もありますが、このルートは本来の参詣道ではなく、戦前戦中にソブ谷地の鉄鉱床を採掘搬出するために開かれた嶽ノ腰林道を利用して鳳来山の西側斜面に至るルートとのこと

実際に歩いてみると登山道というよりは砕石敷きの作業道が行き止まりのソブ谷地まで続きます
昭和50年発行の池田昭二さんが調査執筆された「山と高原地図」では現行と同じくこの林道が蕨岡口コースと明記され解説もありますが、このルートは本来の参詣道ではなく、戦前戦中にソブ谷地の鉄鉱床を採掘搬出するために開かれた嶽ノ腰林道を利用して鳳来山の西側斜面に至るルートとのこと 実際に歩いてみると登山道というよりは砕石敷きの作業道が行き止まりのソブ谷地まで続きます
鳥海山・七高山・笙ヶ岳 崖下からは月光川源流の沢水の音が聴こえます
崖下からは月光川源流の沢水の音が聴こえます
鳥海山・七高山・笙ヶ岳 分岐を左へ
分岐を左へ
鳥海山・七高山・笙ヶ岳 林道終点のソブ谷地から少し入ったところ
ここから先へはもう少し進めそうですが泥濘みが酷いので止めておきます
林道終点のソブ谷地から少し入ったところ ここから先へはもう少し進めそうですが泥濘みが酷いので止めておきます
鳥海山・七高山・笙ヶ岳 あれが鳳来山??
あれが鳳来山??
鳥海山・七高山・笙ヶ岳 蕾の赤が鮮やか
蕾の赤が鮮やか
鳥海山・七高山・笙ヶ岳 林道終点から少し戻り、鳳来山への破線ルートがありそうな林道の法面を上がるとボロボロの舗装路があり、その先の
林道終点から少し戻り、鳳来山への破線ルートがありそうな林道の法面を上がるとボロボロの舗装路があり、その先の
鳥海山・七高山・笙ヶ岳 分岐を右へと進みますが、この先から踏跡が不明瞭で右往左往しました💦
分岐を右へと進みますが、この先から踏跡が不明瞭で右往左往しました💦
鳥海山・七高山・笙ヶ岳 赤土の泥濘みの先の沢を渡渉し
赤土の泥濘みの先の沢を渡渉し
鳥海山・七高山・笙ヶ岳 道無き杉林を稜上目指しひたすらに登ります💦
道無き杉林を稜上目指しひたすらに登ります💦
鳥海山・七高山・笙ヶ岳 すると気持ちの良いブナ林が現れて
すると気持ちの良いブナ林が現れて
鳥海山・七高山・笙ヶ岳 お!鳳来山直下の登山道へと登り上がりました〜
お!鳳来山直下の登山道へと登り上がりました〜
鳥海山・七高山・笙ヶ岳 案内標識のある所へドンピシャでした
案内標識のある所へドンピシャでした
鳥海山・七高山・笙ヶ岳 登山道から鳳来山山頂へと藪漕ぎ直登すると青空が見えて来て、
登山道から鳳来山山頂へと藪漕ぎ直登すると青空が見えて来て、
鳥海山・七高山・笙ヶ岳 丁度鳳来山山頂へと到着〜
丁度鳳来山山頂へと到着〜
鳥海山・七高山・笙ヶ岳 山頂からは庄内平野が見渡せます👀
山頂からは庄内平野が見渡せます👀
鳥海山・七高山・笙ヶ岳 新緑と青空が気持ち良い😆
新緑と青空が気持ち良い😆
鳥海山・七高山・笙ヶ岳 yamap地図上では大沢神社と表記されているポイントにある祠から折り返し下山します
yamap地図上では大沢神社と表記されているポイントにある祠から折り返し下山します
鳥海山・七高山・笙ヶ岳 鳳来山山頂手前の分岐から草ボーボーの登山道へと下ります😅
鳳来山山頂手前の分岐から草ボーボーの登山道へと下ります😅
鳥海山・七高山・笙ヶ岳 新緑のブナ林が気持ち良い〜
新緑のブナ林が気持ち良い〜
鳥海山・七高山・笙ヶ岳 南高ヒュッテへ下る登山道途中から杉沢方面へ
南高ヒュッテへ下る登山道途中から杉沢方面へ
鳥海山・七高山・笙ヶ岳 かなり荒れた登山道💦
微かな踏跡を頼りに登山道らしき雰囲気を探りながらたまに見かけるピンテに安堵しつつ進みます
かなり荒れた登山道💦 微かな踏跡を頼りに登山道らしき雰囲気を探りながらたまに見かけるピンテに安堵しつつ進みます
鳥海山・七高山・笙ヶ岳 ここまで来ると登山道らしい雰囲気が感じられ一安心😂
ここまで来ると登山道らしい雰囲気が感じられ一安心😂
鳥海山・七高山・笙ヶ岳 水呑ノ池へ到着〜
水呑ノ池へ到着〜
鳥海山・七高山・笙ヶ岳 水呑ノ池から用水路沿いを下ります
水呑ノ池から用水路沿いを下ります
鳥海山・七高山・笙ヶ岳 杉林の用水路まで来ると登りで歩いた林道へはあと少し
杉林の用水路まで来ると登りで歩いた林道へはあと少し
鳥海山・七高山・笙ヶ岳 杉林から林道へと出ました〜
林道を振り返り
登りでは真っ直ぐに進み
下りは右手の杉林から歩いて来ました
杉林から林道へと出ました〜 林道を振り返り 登りでは真っ直ぐに進み 下りは右手の杉林から歩いて来ました
鳥海山・七高山・笙ヶ岳 駒止付近の林道が崩落している😓
駒止付近の林道が崩落している😓
鳥海山・七高山・笙ヶ岳 スタート地点へと戻って来ました〜
下山で使ったルートを実際に歩いてみると登山道の雰囲気からしてこのルートが蕨岡口として有力なのかな??という印象でした
ただ水呑ノ池は戦後作られたものなので、現存する蕨岡口ルートというのは水呑ノ池〜鳳来山間だけかも知れないです

どなたか蕨岡口コースに詳しい方がいらっしゃいましたらご教授願います🙇
スタート地点へと戻って来ました〜 下山で使ったルートを実際に歩いてみると登山道の雰囲気からしてこのルートが蕨岡口として有力なのかな??という印象でした ただ水呑ノ池は戦後作られたものなので、現存する蕨岡口ルートというのは水呑ノ池〜鳳来山間だけかも知れないです どなたか蕨岡口コースに詳しい方がいらっしゃいましたらご教授願います🙇
鳥海山・七高山・笙ヶ岳 下山後の杉沢から見る鳥海山
今週末はハクサンイチゲ祭りの笙ヶ岳は賑わったでしょうね〜😄
下山後の杉沢から見る鳥海山 今週末はハクサンイチゲ祭りの笙ヶ岳は賑わったでしょうね〜😄

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