笹ケ岳-鶏鳴の滝周回-2021-06-05

2021.06.05(土) 日帰り

活動データ

タイム

05:40

距離

9.1km

のぼり

647m

くだり

688m

チェックポイント

DAY 1
合計時間
5 時間 40
休憩時間
45
距離
9.1 km
のぼり / くだり
647 / 688 m
2 9
1 4
2 6

活動詳細

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梅雨の中休みの時期に笹ケ岳へ登り、帰りに鶏鳴の滝を見ながら下山してきた。 鶏鳴の滝駐車場には土曜日の朝9時前だが、1台も車はなかった。駐車場から鶏鳴の滝方面ではなく、すぐ脇から東に延びる小沢沿いに進んだ。大きな岩がゴロゴロした深い森の中を進む道で、傾斜もかなりきつい方だ。踏み跡は比較的明確な道であるが、古道のように余り歩かれていないようだ。蛭でも出そうな嫌な感じを受けていると上部が明るくなって、急斜面を登ると林道に出た。新しい林道であるが、この先(北方面)林道は忽然と行き止まりとなっているのだ。この林道の目的が判らないとんでもない林道だ。この林道を越えて対面の踏み跡の全くない尾根を登るが、低い灌木の藪で倒木の多数ある登りにくい登路である。 腰あたりの藪を漕いでいると大きな岩があって、昔の人がお詣りでもしたような面影が残る岩だ。顔のようだと誰かが言うが、何となくそのような?程度である。この先から踏み跡が現れ尾根を下りだすと急斜面でロープも張ってある。倒木が多く右に左にと忙しい。沢状の低地に出て渡渉すると今度は急斜面の登りが待っていた。息せき切って登ると、ここにも大岩で北側は大きく切れ込んだ谷になっている。一息ついて笹ケ岳までの登りで150mの標高差を頑張ると山頂のタヌキである。此処までくれば道は弾丸道路ということが言えるくらいだ。ササユリが咲いているだろうか?とワイワイ言いながら南の雨乞岩近くの東屋を目指した。この稜線にはモチツツジとタニウツギの赤い花と白のエゴ、卯の花が沢山咲いている。特にエゴの花は道に雪のようにちりばめているのであった。700mの分岐ピークそばにある東屋に到着した。西のかなり遠くのほぼ同じ高さの場所に大きな農場か牧場のようなものが見えるが、それを特定できるほどの距離ではない。少し近くに朴ノ木があってそれに大きな、クリーム色の花が付いるのが見える。 東屋でランチ後に雨乞岩に向かい、伊賀上野の街並みを見ようとすれど、何だが霞んでいて見えにくい。誰かが黄砂の可能性があると言うが、警告は出ていないと他のメンバーが言う。遠方の山並みは鈴鹿であるが、山の特定もこれだという決定力に欠けていて、今日は何事もぼやっとしている。 雨乞岩をピストンしたら帰路に着くが、笹ケ岳から歩いた稜線から下を走る林道まで下りるのに何処を下るかが問題だ。来るときに目星をつけた尾根には赤テープを発見していたので、そのポイントに来てすぐに藪に突入すると赤テープは続いていて、藪も大したことはなくメンバーも楽勝に下降をしている。林道が下に見えて来て、最後の着地点が問題になるが、そこも殆ど草の斜面で何のこともなく着地成功であった。 長い林道を辿り、多羅尾への林道分岐を見送るとすぐに鶏鳴の滝上流の源流部に到着だ。沢沿いの細い道を進むと滝の音がしてきて、谷に降りる分岐があるので下ると昨日の雨で水量の増えた滝は迫力が凄い。タヌキの置物に滝名が書かれてあるので、名称を確認して写真を撮って納得している。緩い下降路が続いていると突然大きな池が現れた。昔発電所の取り入れ口があったらしい堰堤が昨日の雨でたっぷりの水をため込んでいるのだ。大きな木の立ち枯れは大正池を彷彿とさせてくれる。更に滝が続き、一段と大きな音は本命の鶏鳴の滝である。滝正面位置から見る滝はその音と共に水量の多さに感激である。 鶏鳴の滝から、すぐの駐車場に14:30到着した。 ”鐘華ハイク7名”

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