活動データ
タイム
06:53
距離
13.7km
のぼり
1186m
くだり
1185m
活動詳細
すべて見る去年は中止で今年は自重したGWの帰省、それでも5月中に頃合いを見計らってと思っていましたが日程が合わず今年も春の佐渡は諦めていました。 そんな中トビシマカンゾウが見頃とのニュースに土日の晴れ予報、何やらちょうどキャンペーンまで始まるようで。 今年は長梅雨予想なので今後の天気も不明ですし、今ならまだ探し物に間に合うかもと思い当初の予定を変更して前日に急遽向かうことに。何でもない土日なので空いてるとだろうと思いながら一応予約状況を調べたら、何と6時の船が満車で車が積めず、9時の船になり、少しタイトなスケジュールになってしまいました。 お昼着で、以前から登ってみたかった岨巒堂山(しょらんどうやま※全国難読山名5位だそうです)へ向かいます。 去年の1月に登山口と序盤の沢沿いの登山道は下見済みでしのでコンビニよったら直行です。 今回は岨巒堂山に登り、その後は稜線目指してイモリ平へ、そこから稜線を進みアオネバ登山道で下山し後は車道を歩いて登山口戻る予定です。 6時の船に乗れたら2年半振りに金北山にも登りたかったのですが、流石に時間が無いので今度にします。 ひとまず山は登りたかった岨巒堂山登れれば良いで、その先は時間と相談で周回せずに途中でピストンでも良いかなと。 何よりも今回の最大の目的はサルメンエビネなのです。佐渡はエビネ(ジエビネ)もナツエビネもサルメンエビネも咲くので何時か見に来たいとずっと思っていました。 ナツエビネは見たことがありましたが、この春に初めてエビネは見て更にサルメンエビネへの思いが強くなっていました。 漢字で書くと猿面海老根となりサルの顔に似た花だそうで、申年なのもあり憧れの花となっていました。 しかし悲しいかな盗掘、盗掘、盗掘で減少の一途で中々に見ることが出来ないのです。 6月は花期の終盤になるので、それで出来れば5月に来たかったのですが 、もし駄目でも1度シーズンに見てみたかったトビシマカンゾウが今ならもれなく確率100%で見れますしね、保険はバッチリただでは帰りませんよ(笑) しそてもう一種、こちらも花期の終盤になるのですがウスバサイシン探しです。ひょんなことから今までウスバサイシンだと思っていた花が実はトウゴクサイシンであることを知り、じゃあウスバサイシンは?となっていました。 佐渡に咲くカンアオイ属はコシノカンアオイとウスバサイシンの2種のみだそうなのでサイシンはウスバサイシンのみなのです。 土日と時間の許す限り、島内をぶらぶら探しましたが結果は1勝1敗サルメンエビネには出会えなかったのですがウスバサイシンは咲き残っており、見つけた時は嬉しかったですね。 そして、現地で気付かなかったのですが後々写真を見返していたら以外な花を撮っていました。 今回はコケイランはよく見かけたのですが、遠目に見ると花の付き方がエビネ属と似ているので見つけておっ!と思い近付く度にコケイランで段々と「またコケイランか」(コケイランに失礼ですね💦)とぶつぶつ言いながらも見かける度に何故かコケイランの写真を何回も撮っていました。 しかし、そんな撮りためたコケイランの写真の中に何とトケンランの写真が…、時間にあまり余裕が無く頭の中はサルメンエビネで一杯だったので、サルメンエビネではない時点で次へ次へとなりコケイランとトケンランの違いにも気付かず(全然違います)スルーしてました…、サイハイランも1回見つけてそれは気付いたんですけどね(笑) トケンランですが、サンルメンエビネ同様に中々に出会う機会の少ない花なんですよね。 今回のは咲きかけなのか完全に花開いていませんでしたが、それでももっとよく眺めたかった残念でした。 佐渡は今回出会ったらコケイラン、トケンランや出会えなかったサルメンエビネなどエビネ属などラン科の花が多く咲くそうで、まだ見たことの無い蘭の花にもこれから出会えると良いですね、楽しみが増えました。 岨巒堂山の登山道やイモリ平までは、道形はある程度ハッキリしていましたが登る人も少なくガイドにもコースは記載されていません。夏草に覆われている場所やへつり道等の足場悪い危険箇所、枝沢の渡渉箇所も多くあります。※550m付近位まで去年大量発生したマイマイガの毛虫も多かった🐛 イモリ平からアオネバ登山口までは、よく整備されていますが、アオネバ登山道も渡渉、へつり道があり注意が必要です。 前日の雨風のおかげで、空気が澄んでいて眺望の良い岨巒堂山や稜線からは飯豊連峰から守門岳まで望むことが出来ました。時間も時間なのであまりゆっくり出来ませんでしたが誰にも会わず2年半ぶりの稜線も気持ち良かったです、また何時ゆっくり歩きたいですね(^_^)
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