活動データ
タイム
05:15
距離
13.8km
のぼり
799m
くだり
833m
活動詳細
すべて見る今回はかなり長文なので 第一章:はじめ、鴻応山、北摂バードタウン編 第二章:湯谷ケ岳尾根ルート登頂編 第三章:湯谷ケ岳破線ルート帰還編 …で整理しています😳すみません ⛰第一章 はじめ、鴻応山、北摂バードタウン編⛰ 北摂山系全山訪問に向けて、 いつかは行かなければならない奥山、戸知山など、 分かりにくい経路を訪問して来ましたが、 暑くなり虫の頻出と薮の成長がギリギリの今のうちに、北摂最難所と思われる湯谷ケ岳の、 鴻応山(こうのやま)方面からのアプローチをいよいよ行うことに😅 鴻応山は道消失あれど、まだまだ穏やかなレベル でも昔と比べて笹の侵食が進み歩きにくくなっています 標高470mの鞍部に向けて、ルートを考える 府県境が標高差が少なく、道が無くても十分可能かなと思い、府県境トレースへと向かう 何も標識が無く、時折薮漕ぎを強いられるが、傾斜が緩いので冷静に踏破していく ふと、青ビニルテープが目につく 何箇所か通過するうち、起終点はわからないが、明らかの府県境の道無きエリアを道案内していることに気づきペースが上がる 途中、大木の倒木がある地図に無い林道に出会い、さらに歩き易くなった経路を時折倒木や薮を避けながら、 最後は道路から見ると全くアプローチ箇所が分かりにくい470m鞍部に到着… 北摂バードタウンがどんなところなのだろうかと 少し訪れる ちょうど住人の皆さんで溝掃除や草刈りをしている 住む場所は人の自由だが、空き家化が進み街からは相当遠いエリアなのと、急傾斜地なので住み心地はどうなのかなと思案しながら、鞍部に引き返す ここから、靴紐を結び直して第二章、今日の本番である湯谷ケ岳に進路を取る ⛰第二章湯谷ケ岳尾根ルート登頂編⛰ 水田の脇を通り、取水場から山中に入った途端、 やばい雰囲気が漂う… あ、迷うヤツやな… GPSと昔の地図を照合しながら、全く道の無いエリアを方角と地形だけを頼りに進路を取る ぬかるみと斜面を登ると次は薮漕ぎか… 昔のガイドにも薮漕ぎと書かれて「迷」の表示 稜線を見失わないようにしながら薮の少ない経路を選びながら半ば強行すると、 ピンクリボンが出現! あっこれも道無き道の案内をしてくれているのかな 少し順調さを取り戻すが、 それも束の間、テープが無くなり?見失い? 未間伐の放置林を彷徨う… 跳ね返りで目を傷つけないよう、サングラスをかけ、 ストックで顔を覆う ちょうど、スキーのダウンヒルの選手のような感じ 蜘蛛の巣は杉には巣は作らないからマシか GPSと稜線を頼りに歩くと、寺田側の北摂ローズタウンの積み上げブロックに出会う 住宅街がどうなっているのか、少し様子を見に行く なるほどこちらは斜面南向きで陽光で比較的穏やかだが 当然区画は埋まっていない 再び山道に戻るが、次は住人が更地にしたような場所に無線の塔がある場所に出る そこを越えるとまたご親切なピンクリボン登場 併せて稜線ならではの陽射しで道が唯一分かりやすい エリアだった しかし、しかし… 山頂までもう少しと思った瞬間、目の前に立ちはだかる倒木のこれでもかの連続… かしやんさんの紀行文にもそう書いていただいてたな… ここにもピンクリボンで大助かりだが、 この絶妙な経路案内は、個々の経路を熟知した人 ならではだと思う 障害物競走のような経路を抜けるとパッと広がる空間 よくよく探して、湯谷ケ岳(ゆやがたけ)の三角点に到着 ここでしばし休憩を取り、別経路を探すために関西電力の無線反射板方面から北の穏やかな尾根を破線の地図表示まで降りることにする… ⛰第三章 湯谷ケ岳破線ルート帰還編⛰ しかし、ここからが更にドSな踏破になろうとは… まず、反射板から北東方面が最も傾斜が少ないので 北に東西を横切る破線経路からのアプローチが必ずあるだろうと思ったが、全く無いどころかオール超薮! 身体中に蜘蛛の巣と、ダニがまとわりつくのを身体を振りながらももう気にしていられない 数m沖に地図と少しでも密度の少ない薮を探すために一時停止を繰り返す 全く穏やかにならないエリアを山道表示のある破線エリアまで降り切ったと思ったが、全く踏み跡すら見当たらない やばいなあ…午後に妻と買い物の約束してるのに、 完全に山中に独り冒険モードや… ここから、かしやんさんが山頂に直登するあたりまで 急傾斜の薮をラッセル状態 ようやく道らしい箇所に辿り着きペースを上げるが 落とし穴はこう言う時に訪れる 470m鞍部への経路をいつのまにか通過してたことに気づき、近道で引き返すがまたしても違うエリアに 降りてしまう 周囲の地形がとても類似して、樹海のような方向感覚に陥る GPSを確認すると、水田と水路の近くに来ている …あかんヤツやな…きっと動物避けの網が全周にあるだろうから、ここは突破できないだろうな… 念のため水路に出て見ると、案の定の網柵状態 戻るが、周囲をよく見ると休耕地を確認したので そこめがけて背丈以上の薮とツタに巻かれながら、 力業で突破する もう全身草まみれになってようやく寺田集落の農業路に辿り着いた… 全身に付いたものを振り落としながら、 微糖コーヒーで乾杯して帰路を目指す 北摂山系の難所をランキングするとしたら、 今のところ、以下かな ⛰後述⛰ 1絶対お勧めせず/難所ランク⭐️⭐️⭐️ ▶️湯谷ケ岳の470m鞍部アプローチ 妻や彼女と行くとブチ切れ引返し間違い無し😇 自分自身もズタボロになるかも😇 2お勧めせず/難所ランク⭐️⭐️ ▶️奥山の全周アプローチ、戸知山の高山アプローチ 妻や彼女と行くとヤマ嫌いになるかも😭 3道が分かりにくいが経路探しの面白さはある/難所ランク⭐️ ▶️高ケ尾山、大希山 冒険好きなら大丈夫かな😅 そんな感じでしょうか 湯谷ケ岳は、比較的穏やかに思われる南東側からの 急登経路を次は見てみようと思いますが、 470m鞍部からは、どのルートに拘らず、 全身をしっかり覆う破れても問題無い服装と手袋、帽子などで完全武装にて行くのが無難と思われます
もしも不適切なコンテンツをお見かけした場合はお知らせください。