西大台散策

2021.05.30(日) 日帰り

活動データ

タイム

04:17

距離

8.6km

のぼり

507m

くだり

509m

チェックポイント

DAY 1
合計時間
4 時間 17
休憩時間
21
距離
8.6 km
のぼり / くだり
507 / 509 m
2
2 19
1 39

活動詳細

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昨日の続き。 https://yamap.com/activities/11443902 西大台の利用調整地区の立ち入り予約をしていたので、ゆっくりと朝食を食べて、ゆっくりと支度して、8時30分からのレクチャーを受けた。レクチャーでは映像で西大台の注意事項とコースの案内がされた。これはウェブサイトをしっかりと見ておけば予習は可能。別にテストされるわけでもない。 レクチャー終わって出てみると、窓口に「歩いて大台ヶ原から下る道はありますか」と尋ねている女の子がいた。あるにはあるだろうけど(大杉谷とか)たぶん、無理だろうな。窓口の人はこの子が歩いて下まで下る気とわかっていて止めていた。 われわれは今回はオーソドックスに反時計回りにまわることにした。途中で逆峠方面に行ってかぼちゃの木と展望台にも寄る。大体、4時間くらいで一周できるだろう。 ゲートから分岐までは軽くガレている。 遊歩道というより、ここからもう登山道。入山前に『大台ヶ原開山記 古川嵩伝記』によると、大台ヶ原を開いた古川嵩が狼夫婦の助けを得て(!)、踏査したのはこの辺のようで、気候によっては、明治時代まで開拓されていなかった&明治時代に開拓しようとしたが挫折したほどの自然の厳しさを味わうことができるのだろう。幸にして、そんな自然の厳しさには触れ合わずに済んだ。 なるほど、大杉谷のような渓谷の美、絶景の壮大さはないが、ジブリ映画のような景観が広がっている。 沢の水に触れると、ほんとうに冷たい。夏など足を突っ込んだら気持ち良いだろうが、それは許されるのだろうか。サンショウオを探しているお姉さんがいた。去年はここで見つけたという。われわれもみられるかと思って探してみたが、ちょっと今回は縁がなかった。 これは何という花だ、草だと写真と見比べながら歩くのは楽しい。巡視の人に許可証を改められる。雨が降ると緑が濃くなってなお一層美しいという。小雨くらいならいいかな。 たたら力水を飲むと、冷たくて、甘かった。 何だかんだ500mほど登ったり下ったりしたから、山頂を目指すわけではないけど、しっかりとした山登り気分になる。西大台から帰ってビジターセンターでアンケートに答えると記念品をもらった。 ビジターセンターの前に大杉谷で会った団体さんがいた。専用のバスで帰るようだ。 一日一本の下山バスは一杯だった。歩いて下れるかと窓口に聞いていた女の子もバスに乗っていた。国道に入るまでの道はなかなか狭くて曲がりくねっていて、駐車場に満杯になっていた車は全てこの道を通ってきたのかと感心してしまった。 まる三日かけて、大杉谷から大台ヶ原を回ったが、とても変化のある特徴的な道で楽しかった。写真を撮る人と登るなら大杉あたりで一泊(キャンプ場?)、桃ノ木小屋、粟谷小屋、心・湯治館で一泊ずつくらいでも良いのかもしれない。それだけ被写体に溢れる道だった。

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