大杉谷(登山口〜桃ノ木山の家)

2021.05.28(金) 日帰り

活動データ

タイム

05:46

距離

8.6km

のぼり

1119m

くだり

947m

チェックポイント

DAY 1
合計時間
5 時間 46
休憩時間
42
距離
8.6 km
のぼり / くだり
1119 / 947 m
2 11
3 3

活動詳細

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大杉谷・大台ヶ原に行くことになった。 流石に一人だとリスクが高いので、相方とオグリさんを誘って、練習登山を重ねた。 * 中路山・交野山・新サンドイッチ山・国見山 https://yamap.com/activities/10538063 * 鎌倉峡・大岩岳・丸山湿原 https://yamap.com/activities/11383059 大杉谷へはJR三瀬谷駅から、エス・パール交通の登山バスに乗って、登山口に行くのが一般的なアクセスだと思う。ただ、入った予約が一定人数以上にならないとバスが出ない。今回は最小人数が以前の4人から10人、料金も2500円から3000円に上がっていた。緊急事態宣言下ということもあり、われわれの日程ではわれわれしか予約していないということで、松阪に前泊、翌朝の町営バスで終点まで行き、2時間の林道歩きをすることになった。 27日、仕事終わりに松阪へ。ザ・昭和という趣のある安宿で前泊。 28日6時台の便でJR三瀬谷駅へ。降りたのは高校生ばかり。高校生と一緒に町営バスに乗り込む。バスは高校生で一杯。高校生が途中のバス停で降りてしまうと、車内の乗車客はわれわれだけになる。 1時間ほどバスにゆられて300円。お得だと思う。 8時40分に終点の大杉バス停で下車。目の前にある大杉谷登山センターで登山届けを提出。入山協力金も納付して、記念品をもらう。登山口の前にも自動販売機があって、入山協力金を納付できるが、記念品は選べない。窓口の人に登山道の現況について尋ねられる大杉谷登山センターで納付した方がお得だと思う。 昨年、行方不明になった人を探していたら別の仏さんの白骨が見つかった、とか、昨年はコロナのバ禍のせいで入山者は減ったがソロの人の遭難は増えた、とか、登山道のあたりで死んでいた鹿を落としたから匂うかもしれない、とか、いろいろと面白い話を聞けた。 たまたま登山口に行く人の車に便乗させてもらうことになり、大幅にショートカット。10時40分に登山口にたどり着くことができた。 登山口だとケータイは通じないという話だったが、ソフトバンクの電波は通っていた。たまたまかもしれない。 トイレを済ませ、団体さんに先んじて登山道へ。入っていきなり岩をくり抜いた大日グラになる。死せる鹿の匂いはわからなかった。緊張していたからかもしれない。足元の岩が濡れてツルツルしていて、鎖をしっかりとつかまないといけない。足を滑らしたら広がる心を奪われる絶景に真っ逆さま。 道そのものは、よほど脇の谷へ入ろうとしたりしなければ迷うことはないくらいに案内がしっかりしている。ヘツリも鎖場も練習に行った鎌倉峡より簡単だと感じた。もっとも、足を滑らせた結果の重大さは鎌倉峡の非ではない。 京良谷あたりで一旦、川辺に出る。川辺をずっとすすんでも登山道へ合流できそうな気がするが、川を見下ろしながらすすむ登山道へ入る。 千尋滝には度肝を抜かれた。落差200m、なかなか全体が見えないが、遠く対岸にあって、どえらい迫力。 この初日の核心と言える部分は千尋滝からシシ淵を経て、平等グラに至るまでのところで、ゴロゴロと巨岩の転がる濃緑色、蒼色の河を左下に見ながら、断崖絶壁の脇や岩場の合間をくぐっていくスリリングな道が楽しめる。楽しむといえば聞こえは良いが、その実は戦々恐々としていて、一歩一歩確かめるように歩を進めていた。平等グラの見事な一枚岩をすぎると、桃ノ木山の家までは比較的落ち着いた道が続く。 桃の木小屋では山小屋なのに風呂がある。風呂で会ったお兄さんとは平等グラのあたりですれ違った。大台ヶ原から下ってきて、桃の木小屋に荷物を置いて、行けるところまで下って行ったのだという。 夕食には揚げ物が出た。嬉しい。ご飯を山盛り三杯、食べた。 夜は登山ガイドさん達の酒盛りに混ぜてもらったので、いろいろと話を聞いて、22時に寝る。 * 登山バス- エス・パール交通株式会社 http://www.ma.mctv.ne.jp/~s-pearl/tozanbus.html * ビジネスホテルマルヤマ https://www.hotel-maruyama.jp/ * 大台町営バス http://www.odaitown.jp/kurashi/kotu/1392362374480.html * 大杉谷登山センター https://www.oosugidani.jp/ * 桃の木小屋 https://www.momonokigoya.jp/

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