晴天を衝いて谷川岳へ

NHKの大河ドラマ「青天を衝く」で主人公栄一が白毛門に登っているのを見て最初合成映像だと思いましたが、実際にあの姿で登ったようです。(幕末当時の栄一は白毛門登ってないと思いますが、清水峠越えての越後まで） 私にとって谷川岳は本格的に登山に目覚めさせてくれた山です。それまでは地元の低山をチョロチョロしていただけでしたが、20数年前職場の先輩に誘われ谷川岳に登り頂上からどこまでも続く稜線を眺め縦走したら面白そうと思ったのが始まりでした。 初テント泊は谷川馬蹄形であれやこれやと30㎏近いザックを背負い白毛門から登り始め初日は晴れ、清水峠で幕営し夜は満点の星を眺めながら一人宴会、ところが夜半から雨となりやがて豪雨、豪雨が朝まで続き仕方なく心細い思いをしながら逃げるようにエスケープルートで下山、土合いに着いた頃は薄晴れ、今となってはいい思い出です。（主脈縦走路で未踏は万太郎から仙の倉山間ですので、何とか本年中達成したいです） ここから谷川岳通いが始まり今までに40回以上、年で最高10回程度、白毛門、西黒尾根がお気に入り。 今日は体力の検証の意味(テン泊縦走)もこめて、今回も西黒尾根から登ってみましたがどうかな。 なお、カバー写真は2010年10月23日に登った時の谷川岳山頂(10時30分)からの雲海の写真です。朝は快晴で雲はなく徐々に下方から湧き上がるように雲が発生し全面雲海になりました。珍しいことのようです。