盤の沢山

2021.05.26(水) 日帰り

いつものジジイから電話があった。 「盤の沢山はまだ登ったことがない。水曜日は天気が良さそうだが、どうだ?」 水曜日は勤務がないのでOKだ、と返すと、 「ヨシ イクゾウ !」って、アンタは 演歌歌手か ! 昔、「盤の沢山は熊の餌場」と聞かされて身震いし、それ以降、長らく二の足を踏んでいたが、昨年7月に至って遂に清水の舞台から飛び降りた。 その日は、盤龍山信行院の駐車場に着くと、「散策路のどこそこで熊のフンが発見されて云々」といった熊の出没情報の看板が立っていた。迷ったが、ここまで来たら行くしかないと、清水の舞台から飛び降りた。 その日は二度も清水の舞台から飛び降りたのである。 国道230号線を走ると、盤の沢山の雄大な山容が実によく目立つ。 盤龍山信行院拝殿の横を進むと神社の本殿がある。 本殿の手前右が豊滝市民の森散策路の入口となっている。 散策路を進むとやがて登山道の分岐となり、盤の沢山へはこの分岐を右折して進むことになる。 要所要所に標識が設置され、実に丁寧な案内だ。 ・723とのコルに向かう登山道は結構な急登だ。登山道はコルから少し頂上に寄った尾根上に出るが、ここからが最も勾配の急な登りとなる。 勾配が穏やかになって少し進むと、三等三角点「盤の沢」△893.6mに到着する。 ところが、ここが最高点ではない。最高点939mは、三角点から500mほど進んだ先にある。 三角点から最高点の間に「中瘤」928mがあるが 、 三角点からこの中瘤の間の南東斜面にはシラネアオイが群生していた。思いも掛けない感動であった。 最高点からの展望は素晴らしく、それこそ最高点を獲得出来るであろう。 昨年7月の活動日記の繰返しになるが、盤の沢山は数年前まで登山道がなかったそうだ。 平成28年にnagaiさんという方が、お一人で笹藪を鎌で開削し、標識を設置して整備されたそうだが、このnagaiさん、この時は何と80歳を越えていたそうだ。驚くではないか。 先人のご苦労に心から敬意を表したい。 下山後、盤龍山信行院本殿に登山の無事を感謝して拝礼。 拝礼後、拝殿前の水汲み場で、龍神様の霊水と言われる「龍神の水」を飲んでみた。 これが冷たくて実に美味い。決してヨイショではない。 これで私も、龍神様のご利益にあずかるだろうと、もう一杯ゴクリと飲んだその時だ。 拝殿のお賽銭箱がカタッと揺れたような気がした。

盤龍山信行院拝殿。ここの駐車場に車を停めて出発する。

盤龍山信行院拝殿。ここの駐車場に車を停めて出発する。

盤龍山信行院拝殿。ここの駐車場に車を停めて出発する。

盤龍山信行院の本殿。
豊滝龍神様とも言われている。
ここで拝礼、登山の安全を祈願した。
本殿の手前右に散策路入口がある。

盤龍山信行院の本殿。 豊滝龍神様とも言われている。 ここで拝礼、登山の安全を祈願した。 本殿の手前右に散策路入口がある。

盤龍山信行院の本殿。 豊滝龍神様とも言われている。 ここで拝礼、登山の安全を祈願した。 本殿の手前右に散策路入口がある。

登山道の分岐標識。
散策路を右折して登山道に入る。

登山道の分岐標識。 散策路を右折して登山道に入る。

登山道の分岐標識。 散策路を右折して登山道に入る。

分岐の少し先に登山口の標識がある。

分岐の少し先に登山口の標識がある。

分岐の少し先に登山口の標識がある。

分岐から10分ほど歩いた辺りに案内標識がある。丁寧な案内だ。

分岐から10分ほど歩いた辺りに案内標識がある。丁寧な案内だ。

分岐から10分ほど歩いた辺りに案内標識がある。丁寧な案内だ。

標高660m。この辺りから尾根線に出るまで急登が続く。

標高660m。この辺りから尾根線に出るまで急登が続く。

標高660m。この辺りから尾根線に出るまで急登が続く。

標高680m。
もうすぐ尾根に出る。

標高680m。 もうすぐ尾根に出る。

標高680m。 もうすぐ尾根に出る。

標高800m。
尾根上から藤野三山を展望する。

標高800m。 尾根上から藤野三山を展望する。

標高800m。 尾根上から藤野三山を展望する。

藻岩山。

藻岩山。

藻岩山。

標高830mの細尾根。

標高830mの細尾根。

標高830mの細尾根。

最初に見つけたシラネアオイ。

最初に見つけたシラネアオイ。

最初に見つけたシラネアオイ。

二番目に見つけたシラネアオイ。

二番目に見つけたシラネアオイ。

二番目に見つけたシラネアオイ。

三等三角点「盤の沢」△893.6m

三等三角点「盤の沢」△893.6m

三等三角点「盤の沢」△893.6m

山頂標識。

山頂標識。

山頂標識。

最高点は、三角点から500m先にある。

最高点は、三角点から500m先にある。

最高点は、三角点から500m先にある。

三角点から中瘤の間の南東斜面にシラネアオイの群生があった。

三角点から中瘤の間の南東斜面にシラネアオイの群生があった。

三角点から中瘤の間の南東斜面にシラネアオイの群生があった。

最高点939m。

最高点939m。

最高点939m。

無意根山。

無意根山。

無意根山。

札幌岳。

札幌岳。

札幌岳。

余市岳。

余市岳。

余市岳。

烏帽子岳、右に神威岳

烏帽子岳、右に神威岳

烏帽子岳、右に神威岳

空沼岳。

空沼岳。

空沼岳。

最高点への登りでは気が付かなかったが、下りで見つけた中瘤ピークの標識。

最高点への登りでは気が付かなかったが、下りで見つけた中瘤ピークの標識。

最高点への登りでは気が付かなかったが、下りで見つけた中瘤ピークの標識。

水汲み場の横に三つのお社が並ぶ。
その柵の奥に、元々の湧き出し口だった「龍神の水」の祠が祀られている。

水汲み場の横に三つのお社が並ぶ。 その柵の奥に、元々の湧き出し口だった「龍神の水」の祠が祀られている。

水汲み場の横に三つのお社が並ぶ。 その柵の奥に、元々の湧き出し口だった「龍神の水」の祠が祀られている。

盤龍山信行院拝殿。ここの駐車場に車を停めて出発する。

盤龍山信行院の本殿。 豊滝龍神様とも言われている。 ここで拝礼、登山の安全を祈願した。 本殿の手前右に散策路入口がある。

登山道の分岐標識。 散策路を右折して登山道に入る。

分岐の少し先に登山口の標識がある。

分岐から10分ほど歩いた辺りに案内標識がある。丁寧な案内だ。

標高660m。この辺りから尾根線に出るまで急登が続く。

標高680m。 もうすぐ尾根に出る。

標高800m。 尾根上から藤野三山を展望する。

藻岩山。

標高830mの細尾根。

最初に見つけたシラネアオイ。

二番目に見つけたシラネアオイ。

三等三角点「盤の沢」△893.6m

山頂標識。

最高点は、三角点から500m先にある。

三角点から中瘤の間の南東斜面にシラネアオイの群生があった。

最高点939m。

無意根山。

札幌岳。

余市岳。

烏帽子岳、右に神威岳

空沼岳。

最高点への登りでは気が付かなかったが、下りで見つけた中瘤ピークの標識。

水汲み場の横に三つのお社が並ぶ。 その柵の奥に、元々の湧き出し口だった「龍神の水」の祠が祀られている。