木曽の風越山　🚃上松→🚃須原

木曽にも風越山があると知って、いつか登ろうと思っていた山。ようやく登れました。 青空フリーパスを使って電車で移動。上松駅からスタートし、まずは寝覚の床、小野の滝を散策。先日の大雨のせいか水量があり見事でした。 しばらく道路をアクセスし登山口へ木曽古道を登ります。安定した勾配で気持ちよく登られました。 登山口手前にはすでに4台駐車していました。登山道に入りすぐにA・Bコースの分岐。行きは北側のAコースにしました。それが直登に近い急登💦一気にバテました。 ゆっくり登ってようやくカヤトの丘に。そこでは御嶽山や下界の展望が見事でした。でも御嶽山は頂に雲を被っていてちょっと残念💧 カヤトの丘からは勾配も緩やかになり歩きやすい登山道でした。ほどなくして突然、登山道の途中に山頂が現れびっくりしました。展望はないため、ちょっと先の展望台へ。そこでは木曽駒が眼前に見えるのですが、ここも雲があり残念でした💧 さらに先に進んでみることに。目標は平らな小ピークの1880m付近。そこまでは倒木が多くコースがわかりにくいので、赤テープと地図を片手に進みます。ちょっと迷ったり、倒木を乗り越えたりして、なんとかたどり着けました。ここまで展望はありませんでした。 ここでお昼にしましたが、ハエとミツバチが多く、そそくさと済まして引き返すことに。帰りはBコース。迂回しているせいかAコースより急ではなく、ところどころに御嶽山が眺望でき飽きないコースです。 帰りは林道から木曽古道に入り南下。これが苦難の始まりでした。案内板にしたがい川沿いまで行ったところでコースを見失いました。先にはえん堤もあり、圏外でネット検索もできないので、やむなく尾根まで急斜面を登ることに。今日一番の難所でした。あとからわかりましたが、渡渉して対岸につながっていたようです。 その後、なんとかまた木曽古道に乗りましたが、また川に向かっていき、今度は対岸にはっきり案内板があり渡渉することに。水量も多いため裸足になってなんとか渡れました。ここも難所でした。裸足で渡渉したのは初体験でした。 木曽古道は中山道ができる以前の古道ということで、渡渉も上中流部の川幅の狭い浅瀬が選ばれたようです。案内板は比較的しっかり設置してありますが、川付近は洪水などで荒れてしまうのか、案内板がないところがあり迷うところです。 やっとで木曽古道から出られたところで、上松在住の職場の仲間が名物朴葉巻きなど差し入れに来てくれました。念願の朴葉巻きありがたかったです。感謝です。おかげで元気が回復しました。 そのまま中山道、国道19号を南下し須原宿へ。水舟と古い町並みを散策してゴール。 今日の感想はなんといっても木曽古道は手強かったということです💦でも今度はよく調べて完全制覇したいなぁとも思いました。 今日出会った登山者は5人、農家の方5人、中山道で1人でした。何はともあれ一時は木曽古道でどうなることかとひやひやでしたが、絶景や差し入れに救われ楽しい一日になりました。