活動データ
タイム
05:19
距離
6.0km
のぼり
611m
くだり
633m
活動詳細
すべて見る大阪の人たちがいつもレジャーに親しんでいる金剛山🏔 山頂カメラには絶えずハイキングの人々が写っていて、週末は頂上広場で皆さんご飯など作って楽しんでおられる人気の山です。 そして今から1300年ほど昔、修験道開祖の役行者さんの修行のホームグラウンドとして、それから多くの修験者の人々の修行の山として栄えてきたという側面もあります。 というわけで今年の峯入り(大峯山登拝)も近いので金剛山に鍛えてもらおうと、今回のウキウキ修験は金剛山ツツジオ谷を行きました。 梅雨の切れ間の快晴の中、入り口で偶然合流した初心者さんとえっちらおっちら登ります。 ロープ場もいくつかありますし、道もハッキリしてないので初心者さんには大変だったかと思います。 (谷沿いだから展望もないしね…) 後半一気に勾配が強くなったかと思うとあっという間に頂上。 転法輪寺にてご法楽して、適度に賑わう頂上広場でカップラーメン作って食べて、コーヒーフロートに舌鼓。疲れが取れますね。 転法輪寺といえば当山派の真言宗醍醐寺のお寺です。 我々醍醐寺に連なる修験者は役行者さんとともに弘法大師さんとそれから聖宝さんという三祖を重んじます。 聖宝さんは真言密教を学びながら長らく途絶えがちになっていた役行者さんの修験道を体系化して再興させたお方で、その教えの根幹に『実修実証』というのがあります。 これはお山で自分の身体を使って学んで経験して実体験すること、そしてその中で身についたこころを里に降りて自ら証明するような生活をすること、と言えるのではないでしょうか。 山に登ると不思議な気持ちや優しい気持ち、雄大な気持ちになります。それをちょっと持って帰って日常生活の中で誰かのためにその心を生かすこと、それが修験道の思想や生活なのかな…まだルーキーの自分には確信を持っては言い切れません。 しかし山はクリアする課題ではなく、自分と対話できる修行の場、自分磨きのチャンスと捉えるのもいいことかと思います。安全やマナーを守るのも自分の心を成長させるために有効な手段となるのではないでしょうか。 のんびりしたくなったところで重い腰を上げまして、 帰りはメジャーな千早本道をスイスイくだって十三仏さんに礼拝しながら降りました。 いつも皆さんの道中を見守ってくださる仏様です。せっかくなので気がついたら一礼してあげてくださいね。 麓のカフェでコーヒーとケーキを頂いてのんびりした時間に癒されて…おつかれ山です‼️
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