「糸島の山を縦走してみたい」 そんな思いになったのは、山登りを通して出会った方のYAMAPを見て。 一人で登山計画を立てていた頃、その先輩から一緒に登りませんか?とお誘いを受けた。 彼は晴れ間が出る休日は山に向かうほどの山好き。 私は月に1回から2回程度。 付いていけるか不安だったけれど、一緒に登りたい気持ちが先立ち、即答で行きたいです🤩✨と返事をした。 今回登ったのは、 二条岳、女岳、浮嶽、十坊山の4つ。 1週間前の天気予報では、大雨のマーク。 晴れるかどうかは不安だったが、二人とも晴れ男、晴れ女で、絶好の山日和となった。 まむしの湯に車を駐め、福吉駅へ徒歩で向かう。 道中で地元のおじいさんが声をかけてくれた。 「山に行くとね?そっちは山やなかよ💦」 「筑前深江駅から回って登ってくるんです😄」 「😳」 気をかけて声をかけてくれたおじいさん。ありがとう。 今回の計画は、先輩が立ててくれた。 (私は任せっきり。少し反省している…) まむしの湯に車を駐めて電車を使って遠くへ行き、駐車場に戻ってくる。その方法は、なるほどな〜と勉強になるものだった。 筑前深江駅につき、二条岳の登山口へ向かう。 今はスマホがあり、YAMAPもある。昔はなかった。 だから、昔は登山口にたどり着くことでさえ、成功の一歩だったと。 この時代に生まれ、何気なく使っているものにありがたみを持つことの大切さを知れた。 今回、4つの山を登ったが、一番きつかったのは二条岳の登り。 登山口まで下から登る必要があり、他の山よりも登る距離が長く斜面も急で、息切れを何度もした。 だが、なんとか先輩について行くことができた。 (下りは全くだったが。先輩は風の如く降りていく。枯葉でいっぱいの斜面を。転けないのか?と不安でいっぱいだが、まったく滑ることなく降りていく。山の使い手だ。) 一つの山を登り、山頂から次の山を見る。 「あんなに高い山をどうやって登るのか」 「そもそも登れるのか」 と挑戦する前は思う。 だが、やってみるとそんなことはない。 登れるのだ。しかも、あっという間に。 また、違う山の山頂から次の山を見る。 先ほどと同じことを思う、と同時にさっき登った山を見る。 「あんな高い山を登ったのか😟😟」 自分を誇らしく思うと同時に、人生も似ているなと思える瞬間だった。 目標を決めて、前へ前へ進むことも大事だが、何か切羽詰まったときに後ろを見てみるといい。 自分がどれだけ頑張ったのか、自分の成長を振り返ることができるのだ。 また、モチベーションが上がり頑張ろうと思える。 いい方法だ。 山登りはこんな風に自分自身を奮い立たせてくれるいい機会を与えてくれる。 登る前は不安でたまらない。 自分の体力がもつのか、また同じように登るのか… とため息がつくようなこともある。 だが、登り始めたらそんなことは思わない。 「やるしかない」 ただそれだけだ。 人生はモノの考え方・捉え方でどういう方向に進むのか変わると私は思っている。 たとえ自分の調子があまり良くなくても気落ちせずに進めるかは考え方次第。 そんなふうに考えていた矢先、先輩からそういう話を聞けて、なんだか心が温まった。 こうやって山登りを通じて知り合えた上に人生に対する考え方が似ていたからだ。 最後の十坊山の登りで、バテたのが今回の1番の悔しいところ。 日焼けもたくさんして、足もガタガタで、もうダメかと何度も思ったけれど、一緒に登る人がいてくれたおかげで最後まで登ることができた。 連れていってくれて、一緒に登ってくれた先輩、ありがとうございます。 この経験はまた、自分に自信をつけさせるものとなった。また、挑戦したい。 帰りにお土産で買ってもらったお豆腐、とても美味しかった。ありがとうございます。
木苺。少し草の味がした
山紫陽花、めちゃくちゃ綺麗
ホットサンド、生春巻き、オニオンスープ うますぎた
蝶々がお花にくっついてる。かわいい。
十坊山山頂
奥から二条岳、女岳、浮嶽
大豆の風味がしっかり伝わってくる豆腐。水分も違う