活動データ
タイム
09:44
距離
9.9km
のぼり
1009m
くだり
1013m
活動詳細
すべて見る福岡県と大分県の県境にある、英彦山に登ってきました。 英彦山は、日本三大修験道の山で、山全体が神聖でもありますが、山のあちらこちらに、多くの神社が祀られてて、今回それらの神社をめぐるようにぐるりと廻ってきました。 車を豊前坊の駐車場に停めて、そこから最初に英彦山神宮の奉幣殿を目指します。 奉幣殿までは国道500号横の「九州自然歩道」を歩いていきます。 「英彦山神宮奉幣殿」に着いたときはまだ朝の7時ということで。誰もいなくて凛とした空気が漂ってました。 ここで今日の登山の成功と、無事を祈ります。 ここから山頂への道があるのですが、玉屋神社・鬼杉方面へと右に分岐です。 深い杉木立の中を進むと、昔の修験者が住んでいたと思われる坊の跡があちらこちらに見られるようになります。 こうしたものを見ながら進むのも、英彦山の歴史を感じられて、なかなか楽しいですね。 一時間ほど進んだら、次の神社「玉屋神社」に到着です。 ここは、高い崖の下に、御社が張り付くように作られています。 ここでも、当然お参りします。 次に、鬼杉を目指すのですが、アップダウンがあったり、道がわかり難いところがあったりで意外と疲れました。 「鬼杉」は本当にデカかったです。 鬼杉の根元には小さな流れがあり、水の流れる音が火照った体に心地よく響いてました。 鬼杉から十数分登ったところに、大南神社があります。 ここは、岩山の洞窟にめり込むように作られた御社があります。 不動明王が祀られているみたいですが、扉には鍵が掛かっていて、中を拝見することはできませんでした。 ここらいよいよ南岳山頂を目指して登って行くのですが、南岳山頂までは、急勾配と大きな転石群がかなりきつかったです。 途中、柱状節理の固まりなどを眺めながら一時間半ほどかけて登頂です。 英彦山は南岳が最高峰(1199m)となります。 南岳から10分ほどで、中岳山頂です。 ここには英彦山神宮の本殿がありますが、現在は破損が激しく近づくこともできませんでしたので、迂回して休憩所のある方へ向かいます。 こちらには英彦山山頂の碑があります。 中岳から30分ほどで北岳に到着です。 こちらは誰もいなくて、山頂を独り占めでした。 北岳からは急こう配の道を下って、ゴール地点の豊前坊を目指すのですが、途中で英彦山一の展望が望める望雲台に寄り道です。 望雲台は絶景を望めると同時に、絶叫も発せられるなかなかスリリングな場所なので、一度は行くことをお勧めします。 そして豊前坊まで下山して、高住神社に無事下山できたことのお礼をして、本日の登山終了です。 英彦山は、山に登るだけでも楽しいのですが、山中のいたる所に神社や坊の跡など、見るものも多くてなかなか奥深い山だなと感じました。
もしも不適切なコンテンツをお見かけした場合はお知らせください。