活動データ
タイム
09:37
距離
15.5km
のぼり
1393m
くだり
1399m
活動詳細
すべて見る本格的に気温が高くなる前に県南部の山梨百名山をできるだけ完了させたく、現在、南部町の山々を登っています。前回登山の5/9以降は走り梅雨のような天候がすぐれない日が続いていましたが、やっとのことで天気が望める日曜日、5月に入って2回目の山登り、南アルプス・安倍山系の高ドッキョウ、貫ヶ岳に登ってきました。 今回のトピック (1) ヤマビル恐るべし、意に則さない献血 (2) 登山道までの林道整備は劣悪 (3) ガスと雲で眺望今一つ (4) 昨年7月始めた山登り、100座に到達 (1) 気温も上がり湿度も高くなるこの時期の県南部の山はヤマビルに要注意です。加えて今回は雨上がりということもあって、わかってはいたつもりでしたが、少し甘く見ていたようでやられてしまいました。長袖長ズボンにスパッツに靴下2枚を重ね履きその上から防虫スプレーを吹きましたが、高ドッキョウ山頂で気づいた時にはぷっくら膨らんだヤマビルが右足首内側に一匹はりつき、靴下が血でかなり広い範囲染まっていました。すかさず、防虫スプレーをこれまでかというくらい吹き付け、ヤマビルを撃退、両足首を中心にさらに吹き付けました。その効果もあってかそれ以後、ヤマビルがついていないかを頻繁にチェックしましたが大丈夫でした。今回は傷口を水で洗い流しただけで止血しましたが、ヤマビルは人間の体温や二酸化炭素を感じて吸い付いた後は、三本の顎で皮膚を傷つけ、賢いことに、吸血時に麻酔効果、血液を固まらせない効果がある「ヒルジン」という物質を出すため、皮膚感覚が鈍くなり、気づかないうちに血だらけ…ということもあるようなので、侮ってはだめですね。次回はゲートル装着すれば、ヤマビル対策に加え、雨上がりでズボンの裾は泥だらけになるのも防げて大丈夫でしょう。 (2) マイカー日帰りとしている山登りですが、今回の登山、前回の十枚山成島登山口と同様、登山道入り口までの林道の状況が絶悪でした。篠井山方面(奥山温泉方面)との分岐までは問題ありませんが、分岐からの約3㎞は道幅が狭く、未舗装部だけでなく舗装部分も相当傷んでいて、落石やオーバーハングしている木々の枝を避けながら、平均速度は10㎞以下の極低速で進まければなりませんでした。(展望台でお会いした富士市から来られた方も山梨/静岡県境の山は山梨側からは登山口までの林道整備が悪いため、避けているとのことでした。) (3) 日曜日の天気予報は晴れ、黄砂の影響もなし。ということで久々の好天の元での山登りが楽しめると期待したのですが、雨上がりで湿度も高いこともあってか、早朝からガスで覆われていました。時間の経過とともにガスは消えましたが、天気が良い割には雲が多く、富士山を望むポイントも何か所かあったですがすべて雲の中でした。唯一の救いは、海なし県の自分にとってあこがれの海の眺望、富士市~沼津市にかけての弧状の駿河湾の海岸線、清水港/三保が少しだけでしたが見られたことは良かったです。 (4) 昨年7月から始めた山梨百名山踏破を目指しての山登り、10か月目の今回、高ドッキョウ、貫ヶ岳と平治の段の3座が加算されてYAMAPカウントが100座に到達、計101座になりました。山梨百名山を目指す際、これからも自分の1日の許容目安(距離:max.約20㎞、時間:max.約12時間)の範囲でできるだけ他の山も併せて登れるコース設定にしたいと思っています。 今回のコースは、南部町の樽峠登山口を起点に樽峠⇒高ドッキョウ⇒樽峠⇒貫ヶ岳⇒平治の段まで行き、そこからもと来た道を引き返すピストンです。登山口から樽峠までは急登や危険個所もなく30分ほど。そこから高ドッキョウは約2時間の稜線歩きになりますが、途中瘦せ尾根がありましたが比較的歩きやすい登山道でした。途中に清水港が見下ろせる展望箇所、高ドッキョウ山頂からの富士、いづれも深いガスの中でした。そんな中でしたが、深いガスに覆われた中でのまっすぐ天に伸びるヒノキの植林、幻想的でした。 樽峠から貫ヶ岳も稜線歩きになりますが、平治の段手前までの間に40分ほど階段状の急登がありますが、それを過ぎれば多少のアップダウンを繰り返して樽峠から約2時間で貫ヶ岳に着きます。途中、十国展望台、晴海展望台の2か所の展望台があり、とりわけ下山時に立ち寄った時には、雲は多く富士山眺望はやはりできなかったものの、駿河湾まで続く遠景が楽しめました。 高ドッキョウ、貫ヶ岳ともにマイナーな山ですが、途中の展望台からの眺めは素晴らしいはずですので、コンディションを選んでのリベンジを果たしたいですね。 ヤマビルの凄さを体験し、下山時に3回ほど転ぶことはありましたが、無事下山できたことに感謝して家路につきました。 山梨百名山43座目:高ドッキョウ(タカドッキョウ) 標高1134m 南部町 南アルプス・安倍山系 グレーディング(徳間峠登山口) ⇒ 今回は樽峠登山口 技術的難易度:A 体力度:3 山梨百名山44座目:貫ヶ岳(カンガタケ) 標高897m 南部町 南アルプス・安倍山系 グレーディング(中沢登山口) ⇒ 今回は樽峠登山口 技術的難易度:A 体力度:2
もしも不適切なコンテンツをお見かけした場合はお知らせください。