リトル比良から縦走トライするもヘタレる(鳥越峰-釈迦岳-堂満岳)

2021.05.23(日) 日帰り

チェックポイント

DAY 1
合計時間
9 時間 51
休憩時間
27
距離
25.4 km
のぼり / くだり
2148 / 2147 m
42
18
40
26
32
24
25
5
13
12
37
18
9
8
9
13
29
49
41

活動詳細

すべて見る

実は比良にはあまり行ったことがなくて、特に北東や東の方の峰々はほったらかしになっていました。リトル比良は一度行かないといけないと思っていたところ、今週は梅雨の中休みでしかも天気が良い、誰からも誘いがなくて好き勝手なところに行ける、ので懸案のリトル比良に行ってきました。 最近あまり長距離を歩いてなくて、しかもスピードが落ちているような気もしていました。今回、30kmで時速3kmを目標にして予定を組みました。取りそびれているピークもこまめに取りながら、できれば金毘羅道から下山すると---コースタイムでは22時下山? スタートを早めればと思っても、始発で出ても7時にしか着かない、と困っていたところ、しばらく前にリトル比良に行ってこられたひでとさんが近江高島の駅に車を停めておられたので、目から鱗でした。私、比良の縦走は基本的に公共交通機関しか頭になかったので。 というわけで、近江高島駅の市営パーキング(1日300円)に駐車して、日の出の頃にスタート。足元は既に充分明るかったです。いきなり道を間違えたりしましたが、まあまあ歩きやすい道を登ります。次にいつ来るかわからないので、打下(うちおろしじょう)城跡に立ち寄り、その後リトル比良名物の蜘蛛の巣にやられながら鳥越峰へ。ここから、欲張って岳山へピストン。オウム岩からは絶景が見えました。この辺でアキレス腱の痛みが出現(結局、靴紐の締め方で小康を得ました)。 鳥越峰に戻ってからは、いよいよ縦走スタートですが、特にヤケ山を目指すあたりできついきつい。今日はペットボトルを1本余分に入れてきたのですが、結果的に行動中に水分を1200mLくらい飲みました。多分ばてていたのだと思います。また、炭水化物を入れるタイミングが少し遅かったのかも知れません。そんなわけで、釈迦岳に着いた頃には、金毘羅道から降りる気はほとんどなくなっていて、ではどこから降りようかと言うことばかり考えていました。 結局、比良峠で休憩しながらつらつら考えて、せっかくだし堂満岳まで行って下山することに。それでもって、分岐から歩いても歩いても到着しない山頂と、ここからの下山路が長くて、いつまでも下に着かないのに閉口しました。30kmも無理だったし、時速3kmも出なかったし、体力落ちてきているのかと不安です。縦走ルートは中途半端に残してしまったので、また取りに行きます。しかし、なんだかんだと15ピーク。 なお、今回は山頂を取ることを主眼にしたので、リトル比良の特徴である白坂は通りませんでした。また行ってみたいです。 道の状況: 【日吉神社-鳥越峰】(私は最初しくじりましたが)道は明瞭です。歩きにくいところもありません。特に泥濘もありませんでした。斜度もさほどきつくはありません。 【鳥越峰-岳山】最初はガレた急坂です。YAMAPの山頂マークは山名標のあるところと一致していますが、ヤマレコは西に寄ったところに山頂マークがつけられています。 【鳥越峰-寒風峠】踏み跡はしっかりついていますが、分岐が時々あるのと、勝手道が錯綜して走っていたりします。よく見れば迷いませんが、時々GPSの確認が必要です。なお、滝山の山頂もYAMAPとヤマレコで異なっています(山名標はYAMAPの位置にあります)。 【寒風峠-釈迦岳】道はほぼ明瞭ですが、かなり急です。頑張って登りましょう。 【釈迦岳-金糞峠】道はわかりやすいですが、急な箇所もあります。 【金糞峠-イン谷口】山頂まではかなり急登です。ところどころ段差が大きいです。山頂はなかなかやってこず、気持ちが辛かったです。下りは、最初はガレた急な下り。その後谷筋を降ります。この箇所は道全体が川になっています。GPSを見れば道を降りていることはわかるのですが、地図がないと不安になりそうです。最後のパートもガレていて歩きにくいです。

比良山地・武奈ヶ岳・釈迦岳 近江高島駅の市営パーキング。1日300円(24時間を越えてもその都度300円らしい)。
近江高島駅の市営パーキング。1日300円(24時間を越えてもその都度300円らしい)。
比良山地・武奈ヶ岳・釈迦岳 日の出とほぼ同時にスタート。日吉神社。
日の出とほぼ同時にスタート。日吉神社。
比良山地・武奈ヶ岳・釈迦岳 登り口を間違えて、砂防ダムの脇まで登ってしまいました(そこから撮った写真)。砂防ダムの上を渡れると期待していたら、渡れませんでした。
登り口を間違えて、砂防ダムの脇まで登ってしまいました(そこから撮った写真)。砂防ダムの上を渡れると期待していたら、渡れませんでした。
比良山地・武奈ヶ岳・釈迦岳 やむなく登り直し。なにやってるんだか。
やむなく登り直し。なにやってるんだか。
比良山地・武奈ヶ岳・釈迦岳 防獣ゲート。
防獣ゲート。
比良山地・武奈ヶ岳・釈迦岳 砂防ダムを反対側から。上を渡ることはできませんでした。
砂防ダムを反対側から。上を渡ることはできませんでした。
比良山地・武奈ヶ岳・釈迦岳 歩きやすい道です。斜度もほどほど。
歩きやすい道です。斜度もほどほど。
比良山地・武奈ヶ岳・釈迦岳 左に行くと城跡だけあるのでは、と思いましたが、この段階では城跡標識に従うのが正解。
左に行くと城跡だけあるのでは、と思いましたが、この段階では城跡標識に従うのが正解。
比良山地・武奈ヶ岳・釈迦岳 分岐に出ます。せっかくなので、城跡に行きます。
分岐に出ます。せっかくなので、城跡に行きます。
比良山地・武奈ヶ岳・釈迦岳 ここが城跡(解説ボードあります)。
ここが城跡(解説ボードあります)。
比良山地・武奈ヶ岳・釈迦岳 これが馬の足。うーん。
これが馬の足。うーん。
比良山地・武奈ヶ岳・釈迦岳 下の鼻打。琵琶湖が見えました。
下の鼻打。琵琶湖が見えました。
比良山地・武奈ヶ岳・釈迦岳 琵琶湖から沖島。
琵琶湖から沖島。
比良山地・武奈ヶ岳・釈迦岳 見張山方向へ。
見張山方向へ。
比良山地・武奈ヶ岳・釈迦岳 見張山山頂には三角点がありました。なお、三角点の名称は音羽山。
見張山山頂には三角点がありました。なお、三角点の名称は音羽山。
比良山地・武奈ヶ岳・釈迦岳 ろくは石。リトル比良の最大の売りは白坂(今日は行ってません)でしょうが、その他にこういった巨岩群も特徴です。
ろくは石。リトル比良の最大の売りは白坂(今日は行ってません)でしょうが、その他にこういった巨岩群も特徴です。
比良山地・武奈ヶ岳・釈迦岳 また、リトル比良と言えばしばしば言及されるのが蜘蛛の巣。今日もかなり苦しめられました。ポールの1本は前方警戒目的で振りまわしていました。
また、リトル比良と言えばしばしば言及されるのが蜘蛛の巣。今日もかなり苦しめられました。ポールの1本は前方警戒目的で振りまわしていました。
比良山地・武奈ヶ岳・釈迦岳 鉄砲岩。
鉄砲岩。
比良山地・武奈ヶ岳・釈迦岳 反射板の横を通って。
反射板の横を通って。
比良山地・武奈ヶ岳・釈迦岳 鳥越峰山頂到着。
鳥越峰山頂到着。
比良山地・武奈ヶ岳・釈迦岳 山頂から少し先に進むとこの分岐があります。
山頂から少し先に進むとこの分岐があります。
比良山地・武奈ヶ岳・釈迦岳 オウム岩。
オウム岩。
比良山地・武奈ヶ岳・釈迦岳 岩の上から。
岩の上から。
比良山地・武奈ヶ岳・釈迦岳 琵琶湖に天使の階段が。
琵琶湖に天使の階段が。
比良山地・武奈ヶ岳・釈迦岳 鳥越。ここを過ぎると坂は楽です。
鳥越。ここを過ぎると坂は楽です。
比良山地・武奈ヶ岳・釈迦岳 岳山。ちなみにヤマレコでの山頂はもう少し西側に設定されていますが、ここに山名標があるので、場所を修正した方が良さそうですね。
岳山。ちなみにヤマレコでの山頂はもう少し西側に設定されていますが、ここに山名標があるので、場所を修正した方が良さそうですね。
比良山地・武奈ヶ岳・釈迦岳 観音様がおられます。ここからさらに東に行くと白坂があるのでしょうが、今日は行きませんでした。
観音様がおられます。ここからさらに東に行くと白坂があるのでしょうが、今日は行きませんでした。
比良山地・武奈ヶ岳・釈迦岳 戻ってます。あれが鳥越峰。このあたりを歩いている時は、靴擦れなのか、アキレス腱のあたりが痛かったです。
戻ってます。あれが鳥越峰。このあたりを歩いている時は、靴擦れなのか、アキレス腱のあたりが痛かったです。
比良山地・武奈ヶ岳・釈迦岳 ここが寒風峠ですが、今日はもうひとつ寒風峠が登場します(そっちの方がメジャーなようだ)。
ここが寒風峠ですが、今日はもうひとつ寒風峠が登場します(そっちの方がメジャーなようだ)。
比良山地・武奈ヶ岳・釈迦岳 新緑がきれいでした。
新緑がきれいでした。
比良山地・武奈ヶ岳・釈迦岳 岩阿沙利山到着。三角点あります。なお、山頂から少し戻って降りていきました。
岩阿沙利山到着。三角点あります。なお、山頂から少し戻って降りていきました。
比良山地・武奈ヶ岳・釈迦岳 林道に出ました。左側に曲がります。
林道に出ました。左側に曲がります。
比良山地・武奈ヶ岳・釈迦岳 ここから再び登ります。
ここから再び登ります。
比良山地・武奈ヶ岳・釈迦岳 滝山山頂。ここも岳山と同様、YAMAPとヤマレコで山頂の位置がずれていて、この山名標があるのはYAMAPの登録位置。
滝山山頂。ここも岳山と同様、YAMAPとヤマレコで山頂の位置がずれていて、この山名標があるのはYAMAPの登録位置。
比良山地・武奈ヶ岳・釈迦岳 もうひとつの寒風峠。ヤケ山方向に登ります。
もうひとつの寒風峠。ヤケ山方向に登ります。
比良山地・武奈ヶ岳・釈迦岳 結構急です。
結構急です。
比良山地・武奈ヶ岳・釈迦岳 ヤケ山到着。
ヤケ山到着。
比良山地・武奈ヶ岳・釈迦岳 あれがヤケオ山でしょうか。
あれがヤケオ山でしょうか。
比良山地・武奈ヶ岳・釈迦岳 タンヤマノ頭を過ぎてさらに登っています。しょっちゅうひと休み。
タンヤマノ頭を過ぎてさらに登っています。しょっちゅうひと休み。
比良山地・武奈ヶ岳・釈迦岳 途中、景色のいいところから。
途中、景色のいいところから。
比良山地・武奈ヶ岳・釈迦岳 北西方向。
北西方向。
比良山地・武奈ヶ岳・釈迦岳 苦しみながらヤケオ山。
苦しみながらヤケオ山。
比良山地・武奈ヶ岳・釈迦岳 琵琶湖の南側。
琵琶湖の南側。
比良山地・武奈ヶ岳・釈迦岳 この時点ではまだ雲は多かったです。本当にこの後快晴になるのか?
この時点ではまだ雲は多かったです。本当にこの後快晴になるのか?
比良山地・武奈ヶ岳・釈迦岳 釈迦岳を目指します。この時点でかなり消耗していて、金毘羅道から降りる気はほとんどなくなってました。
釈迦岳を目指します。この時点でかなり消耗していて、金毘羅道から降りる気はほとんどなくなってました。
比良山地・武奈ヶ岳・釈迦岳 釈迦岳山頂到達。
釈迦岳山頂到達。
比良山地・武奈ヶ岳・釈迦岳 カラ岳山頂ですが、なんかカラ缶にしか見えない。
カラ岳山頂ですが、なんかカラ缶にしか見えない。
比良山地・武奈ヶ岳・釈迦岳 こういった、トラバースの谷側が崩れている箇所が2箇所ありました。
こういった、トラバースの谷側が崩れている箇所が2箇所ありました。
比良山地・武奈ヶ岳・釈迦岳 八雲ヶ原への分岐。
八雲ヶ原への分岐。
比良山地・武奈ヶ岳・釈迦岳 だんだん雲が減ってきました。
だんだん雲が減ってきました。
比良山地・武奈ヶ岳・釈迦岳 なんだか気になる道だったので。
なんだか気になる道だったので。
比良山地・武奈ヶ岳・釈迦岳 武奈ヶ岳は結構人が多かったようですね。
武奈ヶ岳は結構人が多かったようですね。
比良山地・武奈ヶ岳・釈迦岳 北比良峠でパンの残りを食べながら、どこで降りるか思案。計画をその場で変えられるのがソロのいい所ではあります。
北比良峠でパンの残りを食べながら、どこで降りるか思案。計画をその場で変えられるのがソロのいい所ではあります。
比良山地・武奈ヶ岳・釈迦岳 この辺が前山山頂の筈だが。
この辺が前山山頂の筈だが。
比良山地・武奈ヶ岳・釈迦岳 釈迦岳方向の振り返り。
釈迦岳方向の振り返り。
比良山地・武奈ヶ岳・釈迦岳 堂満岳に向かいます。今日はヘタレてそのまま下山することにしました。
堂満岳に向かいます。今日はヘタレてそのまま下山することにしました。
比良山地・武奈ヶ岳・釈迦岳 堂満岳。
堂満岳。
比良山地・武奈ヶ岳・釈迦岳 この山も岩が面白いですね。
この山も岩が面白いですね。
比良山地・武奈ヶ岳・釈迦岳 のんきに写真を撮っていますが、登りはなかなかタフでした。また、なかなか山頂に着かなくて、じらされているみたいでした。
のんきに写真を撮っていますが、登りはなかなかタフでした。また、なかなか山頂に着かなくて、じらされているみたいでした。
比良山地・武奈ヶ岳・釈迦岳 ようやく山頂。
ようやく山頂。
比良山地・武奈ヶ岳・釈迦岳 ここから下山します。
ここから下山します。
比良山地・武奈ヶ岳・釈迦岳 空はすっかり晴れました。
空はすっかり晴れました。
比良山地・武奈ヶ岳・釈迦岳 最初はガレた急坂。その後、谷筋では道が川になってます。ほんまかいなと思って地図を確認したら、合ってました。
最初はガレた急坂。その後、谷筋では道が川になってます。ほんまかいなと思って地図を確認したら、合ってました。
比良山地・武奈ヶ岳・釈迦岳 ノタノホリ。なお、もう少し上で、14時前に若い男女のふたり連れとすれ違いましたが、大丈夫だったのかな。日照時間の長い季節と言いながら、用意が充分だったのかな? 沢筋を登れたのかどうかも心配。
ノタノホリ。なお、もう少し上で、14時前に若い男女のふたり連れとすれ違いましたが、大丈夫だったのかな。日照時間の長い季節と言いながら、用意が充分だったのかな? 沢筋を登れたのかどうかも心配。
比良山地・武奈ヶ岳・釈迦岳 比良の琵琶湖側は、なかなか下に着かないのが困りもの。やっと舗装路に出ました。
比良の琵琶湖側は、なかなか下に着かないのが困りもの。やっと舗装路に出ました。
比良山地・武奈ヶ岳・釈迦岳 さかさ蓬莱山。
さかさ蓬莱山。
比良山地・武奈ヶ岳・釈迦岳 比良の駅からJRで近江高島に戻ったのですが、10時間近くかけて歩いたのがあっという間と言うべきか、結構長いトンネルとか通って、なるほど長距離だったと言うべきか。
比良の駅からJRで近江高島に戻ったのですが、10時間近くかけて歩いたのがあっという間と言うべきか、結構長いトンネルとか通って、なるほど長距離だったと言うべきか。

もしも不適切なコンテンツをお見かけした場合はお知らせください。