2度とやってしまった知床連山1泊縦走

2015.07.09(木) 04:51 - 2015.07.10(金) 15:46
前年にトライして雨中の藪漕ぎに低温やらで「もういいや」と思っていた知床連山1泊縦走に再び挑戦することに。今回は、いつもの羅臼のガイドさんと山友1名の計3名。 7/8の出発予定を悪天のため1日遅らせて天候が回復した7/9に岩尾別の木下小屋を出発。ホテル地の涯への道路脇には既に路駐が2~30台ある盛況振り。 初日は気温も低めで快適。登り始めは雲を被っていた羅臼岳ピークも大沢の雪渓を登り羅臼平に着く頃にはすっかり晴れ。2度目の登頂にして初めて眺望を拝めました。実はこの羅臼岳こそ小生が始めて登山というものに挑戦した場所なのです。 羅臼岳まではツアー登山客も多く相等賑わっていましたが、そこから先は殆ど人に出会わず。 三峰→サシルイ岳→オッカバケ岳を越えて泊地の二つ池キャンプ指定地に。ルートは殆ど乾いていましたが、サシルイなどところどころ雪渓がありました。この日は我々3名とウッドシャフトの渋いピッケルを持ったソロのお父さんの計4張り。夜も特に強い冷え込みもなく快適でした。 2日目の7/10も朝から快晴。南岳→知円別岳を越えて硫黄山へ。知円別岳の一部に崩落地をトラバースする場所があり、注意しながらとっとと前進。硫黄山に至る名物の痩せ尾根は風が弱かったので問題もなく通過。丁度シレトコスミレが可憐に咲き誇っていました。 ウブシノッタ川に迷い込んでしまうポイントもこの辺りだったと思いますので要注意です。 硫黄山ピークに至る崖登り。羅臼岳に比べて岩がもろく不安定なので、ペンキを頼りにルートを確認しながら登る必要があります。特にここは毎年少しずつペンキが変るので、古いルート情報はあてにならない事があるようです。 無事硫黄山登頂を果たし、ここまで歩いて来たルートを一望して感慨に浸った後はひたすら硫黄山登山口までの下り。沢の上部は分厚い雪渓のため一気に滑り降りることができ時間短縮に。ただ、気がつくと気温が30℃近くに。 その後、岩場や林道を抜けて硫黄山登山口に下山。そこからダートの道をカムイワッカPまで歩行。このダート道でたまにくまさんに遭遇することもあるとか。 無事Pまで辿り着き、デポしてあった車で帰途に。 全体に天候に恵まれこの上ない山行でしたが、何か物足りない。あ、そうだ、くまさんに遭ってない。珍しく糞も見なかった。また今年もこのルートを歩くことになるのかも。。。

    写真

    岩尾別温泉、ホテル地の涯横から入ったところにある木下小屋の登山口から出発。Pは少なくホテルへのアクセス道路脇に2~30台停まっていました。

    岩尾別温泉、ホテル地の涯横から入ったところにある木下小屋の登山口から出発。Pは少なくホテルへのアクセス道路脇に2~30台停まっていました。

    下から見上げた羅臼岳ピーク。前日の雲が残っていますが、間もなく晴れそうな気配十分。

    下から見上げた羅臼岳ピーク。前日の雲が残っていますが、間もなく晴れそうな気配十分。

    弥三吉水はこんこんと。飲まれる方は一応エキノコックスの存在を気に留めておかれた方が良いと思います。

    弥三吉水はこんこんと。飲まれる方は一応エキノコックスの存在を気に留めておかれた方が良いと思います。

    名物、大沢の大雪渓。アイゼン無しで歩けましたが、結構長いです。遥か先にツアーの一行が先行していました。

    名物、大沢の大雪渓。アイゼン無しで歩けましたが、結構長いです。遥か先にツアーの一行が先行していました。

    羅臼平に到着した時には雲もすっかり晴れて。途中に1箇所トイレブース(携帯トイレを使うための場所)がありますが、それ以外縦走路にトイレはありません。ここに重いザックをデポして羅臼岳ピークを目指します。ツアー登山の人達が30人位先行していましたが、後ろに着いていると行動時間が制限されるので、ピークまでに全クリする作戦。

    羅臼平に到着した時には雲もすっかり晴れて。途中に1箇所トイレブース(携帯トイレを使うための場所)がありますが、それ以外縦走路にトイレはありません。ここに重いザックをデポして羅臼岳ピークを目指します。ツアー登山の人達が30人位先行していましたが、後ろに着いていると行動時間が制限されるので、ピークまでに全クリする作戦。

    2年振り2回目の羅臼岳ピーク。晴れは初めてです。前回に比べて山頂標識の文字がだいぶ見え難くなっていました。これから目指す硫黄山までの縦走路が見て取れます。

    2年振り2回目の羅臼岳ピーク。晴れは初めてです。前回に比べて山頂標識の文字がだいぶ見え難くなっていました。これから目指す硫黄山までの縦走路が見て取れます。

    羅臼湖方面の眺望。

    羅臼湖方面の眺望。

    STVのヘリのカメラ(?)と目がばっちり合い(笑)

    STVのヘリのカメラ(?)と目がばっちり合い(笑)

    三峰~サシルイ岳の雪渓。

    三峰~サシルイ岳の雪渓。

    サシルイ岳から三峰越えに羅臼岳を見返してみました。

    サシルイ岳から三峰越えに羅臼岳を見返してみました。

    本日の泊地、二つ池キャンプ指定地に到着。両池とも雪は解けていました。途中ハイマツの藪漕ぎの最中に切り株に右足のすねを強打して名誉の負傷+カメラのフードを失くしました。

    本日の泊地、二つ池キャンプ指定地に到着。両池とも雪は解けていました。途中ハイマツの藪漕ぎの最中に切り株に右足のすねを強打して名誉の負傷+カメラのフードを失くしました。

    池の辺のお花畑にはチングルマとエゾコザクラが。

    池の辺のお花畑にはチングルマとエゾコザクラが。

    そしてサンセット。夕食は、うどん入りキムチ鍋。翌朝は残ったスープにご飯を入れて雑炊。周囲にいたか否かわかりませんが、くまさんの気は引かなかったようです。

    そしてサンセット。夕食は、うどん入りキムチ鍋。翌朝は残ったスープにご飯を入れて雑炊。周囲にいたか否かわかりませんが、くまさんの気は引かなかったようです。

    国後島に昇るご来光。2日目も快晴。

    国後島に昇るご来光。2日目も快晴。

    テントサイトはこんな感じ。昨夜は我々3人と他1人で全4張りでした。

    テントサイトはこんな感じ。昨夜は我々3人と他1人で全4張りでした。

    南岳から硫黄山方面を。

    南岳から硫黄山方面を。

    雪渓が結構見えます。

    雪渓が結構見えます。

    名物、ハイマツの藪漕ぎ。ここはまだ楽なところです。

    名物、ハイマツの藪漕ぎ。ここはまだ楽なところです。

    知円別岳のトラバース。落石大注意。とっとと渡りました。

    知円別岳のトラバース。落石大注意。とっとと渡りました。

    硫黄山に続く痩せ尾根です。強風の時はちと怖いかも。確かこの先辺りで道迷いによりウブシノッタ川に迷い込んでしまい易いポイントがあったような。

    硫黄山に続く痩せ尾根です。強風の時はちと怖いかも。確かこの先辺りで道迷いによりウブシノッタ川に迷い込んでしまい易いポイントがあったような。

    こんなところも。

    こんなところも。

    硫黄山名物のシレトコスミレを愛でつつ。

    硫黄山名物のシレトコスミレを愛でつつ。

    この雪渓は結構急だったので、アイゼンを使って登りました。

    この雪渓は結構急だったので、アイゼンを使って登りました。

    硫黄山へのアタック。羅臼岳は比較的岩が安定していたと思いますが、こっちは結構不安定です。ペンキを頼りにルートを確認しながら登ります。

    硫黄山へのアタック。羅臼岳は比較的岩が安定していたと思いますが、こっちは結構不安定です。ペンキを頼りにルートを確認しながら登ります。

    硫黄山ピーク。先客が2名ほど。

    硫黄山ピーク。先客が2名ほど。

    ここまで歩いて来たルートが一望できました。

    ここまで歩いて来たルートが一望できました。

    狭い山頂もお花畑。

    狭い山頂もお花畑。

    この後は硫黄山登山口までひたすら沢下り。上部の大半が雪渓に覆われていたので、グリセード、シリセードを楽しみつつ。ただ、太腿あたりまで来る踏み抜きもあり、特に周辺部は要注意。前日とは打って変わって高温に。雪渓の上は30℃近くありました。

    この後は硫黄山登山口までひたすら沢下り。上部の大半が雪渓に覆われていたので、グリセード、シリセードを楽しみつつ。ただ、太腿あたりまで来る踏み抜きもあり、特に周辺部は要注意。前日とは打って変わって高温に。雪渓の上は30℃近くありました。

    コメント

    読み込み中...

    もしも不適切なコンテンツをお見かけした場合はお知らせください。 報告フォームはこちら

    登山ほけん

    1日単位で入れる YAMAP登山ほけん

    週末の登山に、1日250円から入れる手軽なYAMAP登山ほけん。