平尾台ワイルドサイド 竜ヶ鼻ソロ

2021.05.23(日) 日帰り

活動データ

タイム

04:06

距離

3.9km

のぼり

549m

くだり

577m

チェックポイント

DAY 1
合計時間
4 時間 6
休憩時間
44
距離
3.9 km
のぼり / くだり
549 / 577 m
30
22
2 17
16

活動詳細

すべて見る

ところで私の実家は北九州市のKOKLANDと言われる(言われない)平尾台の麓にありまして、そこで思春期を過ごしました。 羊群原でよく知られている平尾台には石灰山の採掘場の一面があり、麓に住む私はずっとその採掘され削られた山肌を見て過ごしてきたのであります。 たまに採掘場でダイナマイトを使っているので、遠くの「ドーン」という音と共に窓が多少軋んだりする衝撃波があったりします。 山を丸ごと削る環境破壊の人間の業にはなかなか思うところがありますが、まあそれは本旨ではないので割愛。 ちなみに平尾台の近代史は鉱業vs農業vs観光業の土地のドロドロの争いだったりして、なかなか興味深いところです。 http://www.geosociety.jp/faq/content0187.html で、実はその採掘場で分断された平尾台で、あまり登られない方にマイナーピーク「竜ヶ鼻」があり、今回はそこを登ってきました。 登山口は金辺トンネルの田川側、すぐの信号を集落を越えて少し登ったところ。 突き当たりの旧トンネルのところに登山口があるんですが、そこに2台くらい駐車できるスペースがあります。 ただ小さいので、手前のカーブにある広場に止めた方が無難かも。 記録を見ると「スパルタの直登」「すごくしんどい」という噂があり、「まあそこそこ大変そうだな」くらいで行ったんですが、直登レベルはHardでした!  45度くらいのすべりやすい斜面をひたすら登っていく感じ。 トラロープが渡してあるのでスベりやすいところはそれを登るんですが、「これ普通迂回する登山道作るだろ」ってところをまっすぐひたすら直登させる。 登山道を作った人はちょっとあれですね、まっすぐな性格ですね。いろんな意味で。 結構いろんなところ大岩がゴロゴロ転がっていて、登れそうなクラックもあったりして面白い。 ただアプローチが大変過ぎるので、フリーとかボルダリングとかの開拓は現実的ではないな〜とか思いながら歩いてました。 頂上は平尾台らしく平らになっていて気持ちの良い草原。 誰も居ない静かな山を味わえて良い場所です。 下山道は登りとは異なる道を選んだんですが、「不明瞭」のマーク通りとても不明瞭。 ピンクテープもかなり少なめ、分岐も特に目印もないので、YAMAPのGPS便り。 大崩山も分かりにくかったんですが、難易度はそれ以上。 「ここが沢なので、あっちの尾根に道があるはず・・」とルーファイしながらなかなかの緊張感のある下山道でした。 ということで思った以上にハードでバリエーションっぽい登山で、あせりながらも面白かったです。 ワイルドな平尾台を味わいたい方はぜひ。普通に気分良くトレイルを歩きたい人は貫山の方が良いです! ちなみに展望台で登山者とお一人お会いして、イノシシと間違えられて「ウワー!」と驚かれました。驚かせてしまって申し訳ない限り! そのくらい人のいない、静かな山でした。

竜ヶ鼻 この石碑からスタートします
この石碑からスタートします
竜ヶ鼻 峠に歴史あり。初めて知った。
峠に歴史あり。初めて知った。
竜ヶ鼻 その下をとことこ歩くといきなり立入禁止で面食らう。
その下をとことこ歩くといきなり立入禁止で面食らう。
竜ヶ鼻 よくみるとささやかな標識があり。
よくみるとささやかな標識があり。
竜ヶ鼻 道は荒れてます。
道は荒れてます。
竜ヶ鼻 ちょっと歩くと少し草原があり、
ちょっと歩くと少し草原があり、
竜ヶ鼻 そこで右に折れて直登。ここからが地獄。
そこで右に折れて直登。ここからが地獄。
竜ヶ鼻 こんな感じの
こんな感じの
竜ヶ鼻 急斜度の直登がひたすら続く。これはきつい。
急斜度の直登がひたすら続く。これはきつい。
竜ヶ鼻 半分くらいのところの大岩。
半分くらいのところの大岩。
竜ヶ鼻 なかなかカッコいい岩。クラックもあります。
なかなかカッコいい岩。クラックもあります。
竜ヶ鼻 岩の間を抜けていく。
岩の間を抜けていく。
竜ヶ鼻 岩だな~
岩だな~
竜ヶ鼻 そしてまた直答。ロープを掴みながらぐいぐい行く。
そしてまた直答。ロープを掴みながらぐいぐい行く。
竜ヶ鼻 ただひたすらまっすぐ。
ただひたすらまっすぐ。
竜ヶ鼻 まだまだー
まだまだー
竜ヶ鼻 平尾台らしい岩。
平尾台らしい岩。
竜ヶ鼻 そして頂上付近で一気に視界が開け、
そして頂上付近で一気に視界が開け、
竜ヶ鼻 良い感じの草原に。
良い感じの草原に。
竜ヶ鼻 小倉方面。
小倉方面。
竜ヶ鼻 Dragon's nose! 中二病ぽさある!
Dragon's nose! 中二病ぽさある!
竜ヶ鼻 ささやかな山頂標識。
ささやかな山頂標識。
竜ヶ鼻 この後道を間違えて、採掘場方面に近づいてしまう。
この後道を間違えて、採掘場方面に近づいてしまう。
竜ヶ鼻 少し降りると展望台あります。
少し降りると展望台あります。
竜ヶ鼻 香春町方面。いい眺め。
香春町方面。いい眺め。
竜ヶ鼻 先行して休憩されていた方に「うわ!」と驚かれつつ、おしゃべり。
先行して休憩されていた方に「うわ!」と驚かれつつ、おしゃべり。
竜ヶ鼻 そして下山。この下山への分岐点もめちやめちゃ分かりにくいです。ピンクテープをやっと見つけました。
そして下山。この下山への分岐点もめちやめちゃ分かりにくいです。ピンクテープをやっと見つけました。
竜ヶ鼻 ひたすら岩のごろごろした道を下る。
ひたすら岩のごろごろした道を下る。
竜ヶ鼻 見上げるとこんな。ゴルい。
見上げるとこんな。ゴルい。
竜ヶ鼻 妙な形の岩が連なる不思議な光景。
妙な形の岩が連なる不思議な光景。
竜ヶ鼻 このあたりが分岐点。
このあたりが分岐点。
竜ヶ鼻 途中です割とでかい岩壁があり。もっとアプローチが良ければルート開拓されてそう
途中です割とでかい岩壁があり。もっとアプローチが良ければルート開拓されてそう
竜ヶ鼻 だいぶん彷徨いながらようやく下山。とにかく道がわかりにくいので注意。楽しめました。
だいぶん彷徨いながらようやく下山。とにかく道がわかりにくいので注意。楽しめました。

もしも不適切なコンテンツをお見かけした場合はお知らせください。