磐梯山・赤埴山

2021.05.23(日) 日帰り

チェックポイント

DAY 1
合計時間
5 時間 26
休憩時間
32
距離
14.0 km
のぼり / くだり
1259 / 1126 m
39
2
18
1 39
4

活動詳細

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磐梯山の山開きはあいにくの雨 〜猪苗代スキー場から裏磐梯へ〜 昨日、仙台での用事を済ませ郡山にて前泊しました。 まずは、郡山駅から始発の会津若松行きに乗車し、猪苗代駅へ。郡山市内は晴れていたのに猪苗代へ近づくにつれて雲行きが怪しくなり、車窓から見えた磐梯山は厚い雲に覆われていました。この時、既にテンションだだ下がり。天気予報から覚悟はしていましたが、いざ現実を見ると受け入れられません…。 猪苗代駅に到着。すぐにタクシーで猪苗代スキー場へ。タクシーのおじちゃんに、雨で諦めたら電話するのでお迎えお願いします、と告げました笑 スキー場に着くと予想以上に人がいました。この「予想以上に」というのは、前日までの登山レポの投稿数が少なく、雨だと登る人は少ないのか…と気分が下がっていたためです。しかし一気に安心しました。登山口ではボランティア?の方から今日が山開きということでペナントをいただきました。この時点でテンション上がってきています。自分、ホントちょろいんです笑 はい、遅くなりました。登山開始です! 前を行くおじさん方を抜き、先頭か…嫌だなーとおもっていたら、さらに先頭がいました。もうこうなると怖いものなしです。安心して登ることができます。 しばらく登っていると赤埴山へ向かうルートとの分岐で下山してくるお兄さんに会いました。その方は山小屋のボランティアをしている方で、僕の前には5,6人いると教えていただきました。さらに安心です!笑 赤埴山を過ぎるといよいよ雨粒が大きくなり、初めてレインウェアを着て、ザックカバーを付けました。完全防御体制です! しばらくすると沼ノ平に着きましたが、天候不良で景色は良く見えず。さらに登ると"岩なだれ"の上に立ちましたが、下も良く見えず…無念。 ※岩なだれ:1888年の水蒸気爆発により、小磐梯が崩壊、消失によってできた地形。裏磐梯から見ることができる崩壊壁(爆裂火口壁)。 山頂の手前にある山小屋に到着。ここで八方台から登って来た方々と合流しました。やはり八方台から登って来られる方が多いみたいです。 山小屋には多くの人がいたので中には入らず山頂へ。 ここでまさかの、2人の女子小学生に遭遇します。 正直、この天候で登っている人の中で自分が最年少だと勝手に思っておりました。本当にびっくり。そして登る前からテンションが下がっていた自分が恥ずかしい。 気合を入れ直し、山頂まであっという間に登ってしまいました。ソロ登山のため写真撮影では色々な方に手伝っていただきます。いつもこの場面で、どこから来ましたか?から話が始まります。これが良いんですよね〜笑 天気が悪いので長くは話していられません。すぐに下山します。すると登りの時に追い越したおじさんと再会しました。「さっきの君じゃないか、もう登ったのか!」と言われました。もうそういう一言で頑張れます。 前述の通り、下山は登って来た猪苗代スキー場方面ではなく、裏磐梯を目指します。途中まで八方台方面と同じルートなのでたくさんの方に会いました。が、八方台方面との分岐を過ぎるとほぼ誰も会いませんでした。唯一あったのは山菜採りをしていたおじいさんです。何を取っているのか尋ねると、具体的な名前はわからず、とにかく食べることができるらしいです。僕は食べたことがない山菜に見えました笑 その後は本当に誰にも会わず、ひたすら熊よけの鈴を鳴らしまくり、下山。銅沼(あかぬま)も数日前から降り続いた雨で濁っていました。振り返ると見える山頂付近の"岩なだれ"も当然見えず。はい、さっさと下山! しばらくすると前が開けて、スキー場に出ました。 今すぐ雪が降ってスノーボードを持っていれば、一瞬で下ることができるのに…と思いつつ歩くわけです。笑 スキー場の入り口には登山届提出箱がありました。隣の箱には紙とボールペンと朝いただいた山開き記念のペナントが入っていました。この登山口から登る方は少ないようですので、明日もこの箱を開くと残っていそうです。いや、今日ボランティアの方が回収しそうですね。 スキー場を出るといよいよ自分がゴールと設定した、大通りとの丁字路まで歩きます。もう少しもう少しと思いながら歩いていましたが、ゴールしたい気持ちが上回り、「え、まだ?」以外の感情が湧きませんでした。 と、思いながらもゴールです。はい。 雨に濡れた身体は冷え切っていたのでどこかで温泉に入りたかったのですが、裏磐梯がリゾート地として栄えていることに驚きました。とても庶民の自分には高級な建物に足を踏み入れる勇気はなく、安いところを探しました。すると裏磐梯温泉センターが見つかりました。裏磐梯登山口からは歩いて30分ほど、とにかく湯船に浸かることが出来れば良いのです! 結局、温泉に入るために歩いたことで裏磐梯高原駅から猪苗代駅へ向かう磐梯東都バスの運賃が910円から790円になりました。ラッキー!!!さらに、乗車したのは自分だけで貸し切りでした。 無事に猪苗代駅に戻り、今回の登山終了です。 今回の登山一言で。「必ずまた来ます。」 今度こそ景色を見に来ます。猪苗代湖、岩なだれ、安達太良山などの遠くの山々を見るために。木曜に安達太良山を登った時は磐梯山を確認できたので、今度は磐梯山から安達太良山を。 最後に、この活動日記を東京へ向かう新幹線の中で書いています。東の空は綺麗な青空ですが、西の空は厚い雲しかないです。しかも明日は晴れのようです。完全に運ですね… ただ、今回の登山で自信になったこともあります。4月から上半身の筋トレをしてきたことで、大量の荷物が入ったザックを背負っても疲れにくくなりました。今後も継続します。 あとは今シーズンから新たに買ったレインウェアが活躍しました。友人からGORE-TEXが良いと聞いていたので即決で買いました。今後も全ての登山活動に持っていきます。 また、靴の防水性に驚きました。中がぐちゅぐちゅにならずに終わりました。この2つには感謝感激です。 さて、次はどこの山を登りますかね〜 (大変長い活動日記を読んでくださり、ありがとうございました。🤗)

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