鳩吹山

鳩吹山である。これ、読み方を調べてみたのだけど「はとぶきやま」なのか「はとふきやま」なのか正式に何と言うのかいまいちよく分からない。以前から登ってみたい山だったので、今回初めて登ってみた。もっと人の居ない静かな山だと思ってたのだが、とんでもない。大人気である。 30台は停められそうな広い可児川下流域自然公園駐車場があるし、停めやすいだろうと思いカタクリルートにしたのだが、９時半に駐車場に到着したもののほぼ満車。周辺には湯の華アイランドの広大な駐車場が幾つもあるのだが、「登山者駐車禁止、ナンバー控えてます」と立て看板がある。おっかないのでしばらく待って停めたものの、びっくりする程多くの登山客が居る関係で、そちらに行く剛の者も幾らか居たようだ。トイレはバス停・登山口の入り口付近にあり、便利も良い。何より、駐車場に帰ってくれば、すぐ横に温泉もあって、何なら食堂でランチも食べれるし、市場でお土産も買って帰れるという至れり尽くせりの立地。人気なのも頷ける。早起きしてお弁当を作らなくても午前中に頂上まで登って降りてきて温泉入って野菜と肉を買って帰るというスケジュールで、半日は過ごせる。家に帰れば夕方といったところだ。何なら9時から開く市場でお弁当を買って登ったって良い。 麓から鳩吹山山頂までの登山道はよく整備させていて迷う心配は無い。一番最初だけ、カタクリ群生地のある奥に向かう真っ直ぐな道と、登山道である横道に入るところを間違うかどうかというくらい。思ったよりも岩場っぽいところが多く、大した問題ではないものの、ゴツゴツした岩の斜面を登るのは楽しい。あと、思ってたより虫が居なかった。顔の周りをぶんぶん飛び回るヤツ。 一時間半くらいで山頂に到着し、記念写真を撮って、お菓子食べて降りた。それにつけても家族連れが多い。自分達からして家族連れなのだが、圧倒的ファミリー率である。ガチ目の風貌の方々もちらほら居たが、恐らく継鹿尾山方面に抜ける縦走コースに挑む方々なのだろう、もっと大変な岩場もあると聞くし、ちょくちょく登りに来るには楽しい山に違いない。今回は鳩吹山だけだったが、両見山(西山)や天神山まで回るコースが一般的ではあるらしい。あと、近いので一応、土田山も調べたのだが、俺達にとってアレはやめておいた方が良さそうだ。何しろ道が無い。もう少し足を伸ばしても良かったかもしれないが、それはまた次回の楽しみに取っておこうと思う。