岳縁天国 石鎚山

2015.07.11(土) 07:15 - 2015.07.11(土) 15:50
7月10日金曜日、四国山地の小さなバンガローで宴が行われた。 九州YAMAPのゆりさん、みそさん、KOYANAGI117さんご一行のバンガローに厚かましくも押しかけて行った。 四国YAMAPからは、しばてんさん、くりきんさんと自分の3名。 活動日記で十分存じ上げている方々だが、もちろん初顔合わせで少し緊張する。 しかし九州遠征のときに感じた、旧友に会う感じは健在。 すぐにYAMAPネタで盛り上がる。 ゆりさんお手製のモツ鍋と高知のタタキの競演で普段飲まない自分も酒が進む、進む! 明日は楽しくなりそーだ。 ■いいなロープウェイ 石鎚山には、いくつかのルートがある。 今回は、代表的な成就社ルートと呼ばれるコースで登る王道ルート。 成就社まではロープウェイを使うのが一般的で所要時間は約8分。 当初、その超人的な活動日記の数々からロープウェイを使わないのではないかと四国YAMAPの面々は戦々恐々としていた(笑) 因みに使わなければ成就社までは参考タイム登り2時間40分、下り1時間30分が加わるタフなルートに早変わりする。 しかし、鎖場に力を残しておきたいからとロープウェイを使ってくれる事になったのでホッと胸をなで下ろす。 ヘタレな自分は念のため乗車チケット購入の際に往復チケットを強く勧めたのは言うまでもない。 窓から流れる景色を見て心底ロープウェイの存在に感謝した。 ■いいな自然林 石鎚山と言えば鎖場と天狗岳の切り立った岩陵のイメージが強いが、ルートの半分以上は自然林の心地良い登山道が続く。 ブナやヒメシャラの森でたっぷりと森林浴が楽しめるよう手入れされている。 今の季節、木々の間を吹き抜けてくる風は特に気持ちがイイ。 目立たないけれど、花や苔、立派な大木が楽しめるオススメポイントなのだ。 ただし、軽く足にくる微妙な間隔の木段が延々と続くのが玉に瑕。 ■いいな試しの鎖 いよいよ試しの鎖の基部へと到着。 先にいたパーティの方々がいて少し渋滞気味。 淡い期待を胸に一応、試しの鎖場は登山道にはまったく関係なく、登らなくても問題ない鎖で、登ったら反対側に降りなくてはいけない造りになっていると説明させてもらった。 すると先のパーティの方々が躊躇している横をスッと通り抜けて何のためらいもなく鎖に取り付くゆりさんとみそさん。 颯爽とした行動にその場にいた男性の中からすげえと声があがる。 そう、すごいんですよ。 しばてんさんはともかく、高いところが得意ではない僕とくりきんさんの淡い期待はシャボン玉のようにはじけた瞬間だった(笑) 前日の雨のせいでズルズル滑る足場に多少苦労はしたもののなんとか登りきる。 そこには、瓶ヶ森と雲海が広がっていた。 登ったこともないクセにネット仕入れた知識だけで、登らなくていい鎖なんて言ったことを激しく後悔。 ここは登れる体力があればチャレンジしてみる価値があると思う。 山頂を前にしてひとつ達成感を味わえる粋なポイントだ。 そして、そこに導いてくれた女神達に感謝。 ■いいな天狗岳と南尖峰 一の鎖からはみそさんが先行で登って行く。 この辺りからみそさんの顔がキラキラと輝いてきたような気がする。 一の鎖:全長33mで傾斜も一番緩やかで登りやすい鎖場。話のネタにどれかひとつ登られるならココが一番のオススメかもしれない。 二の鎖:全長65mで新しくなった休憩小屋奥の鳥居を抜けた岩場に取り付けられている。こちらはムリに岩場に足場を探すよりも鎖の輪をアブミのように使って登ったほうが楽かもしれない。 三の鎖:全長68mと石鎚山の中で最長且つほぼ垂直に掛けられている鎖場。迂回する方がもっとも多いが登りきると達成感も格別。 自分は息も絶え絶えでようやく登ったが、さすが九州YAMAPの方々は余裕の表情。 そして、本日のメインイベント天狗岳へと向かう。 切り立った岩場をスイスイ進むゆりさんとみそさんに遅れまいと着いてく男性陣(笑) 念願の天狗岳では勿論、普通の記念写真の他にYAMAP黒Tシャツ軍団withしばてんさん白Tシャツで撮影したのは言うまでもない。 テンションの上がったみそさんの広報活動もヒートアップして、ふたりのイケメンをゲットする。 天狗岳の先には東陵から登ってくることができる南尖峰がそびえている。 その岩陵は美しく、ゆりさんが行くと言い出すのは自然なこと。 ここでKOYANAGI117さんが、もうお腹いっぱいですよと抵抗するも「折角ココまで来て」と集中砲火あえなく撃沈。 実は、自分も同意見だったが言わなくてホントによかった。 またも女神達を先頭に南尖峰へと向かい始めるとウソのようにガスが晴れ、さながら天界のような光景が広がる。 この季節にこれだけお天気に恵まれるとはスゴイ強運だ! ■いいなYAMAP 心ゆくまで鎖と岩陵を楽しんだ我々は少し寂しさを感じつつ下山開始。 帰りはさすがに鎖を使う気配はないようなのでホッとした。 もし帰りも鎖でという事になっていたら泣いていたかもしれない(笑) 順調に下山していると「くりきんちゃ〜ん」と声がする。 ナント!ふく夫婦さんファミリーとお会いできた! 事前に僕もくりきんさんもふく夫婦さんが同じ日に石鎚山に登ることは知っていたが、山頂では姿が見えず半ばあきらめていた。 それだけに嬉しいサプライズとなった。 YAMAPで繋がった縁が呼び込んだ小さな奇跡かもしれない。 いいぞYAMAP。 ■いいな温泉後のまったり 下りの微妙な木段に少し苦戦しながらも発車時間30秒前に下りのロープウェイに滑り込みセーフ。 ロープウェイのありがたさを噛みしめながら成就社に到着。 本殿と拝観社にてお礼参りの後、京屋旅館の温泉に入浴。 入浴料は500円で白濁のナトリウム泉で傷や疲労効き、お肌もツルツルになる山ガールに是非入浴してもらいたいイイお湯。 湯上がりに女性陣を待ちながらノンアルで乾杯。 KOYANAGI117さんに翌日の予定を聴くと「どうするんでしょ。僕に決定権はないですよー。」と笑って話す。 物静かで、あまり自己主張しないイメージだが裏を返せば、ゆりさんとみそさんの要求を受け入れられるだけの力があるということ。 やっぱ九州YAMAPは男性も女性もすごいな。 しばし、まったりと過ごしたあとは、いよいよ別れのとき。 例の祭りの後の寂しさを味わうのかと思いきや、今回は面白かった事ばかりが思い出される。 楽しい余韻に浸りつつ帰路についた。 よっしゃ、また九州に行かなくちゃね! さあて、次回は土小屋ルートから再登頂だ!(笑)

写真

AM7:20 ロープウェイに乗って何気に足元を見ると…うあ

AM7:20 ロープウェイに乗って何気に足元を見ると…うあ

AM7:28 ここからが山行の始まり

AM7:28 ここからが山行の始まり

AM7:48 良く整備された広い参道

AM7:48 良く整備された広い参道

AM7:50 粘菌発見

AM7:50 粘菌発見

AM7:56 成就社からご神体を拝むがガスで真っ白

AM7:56 成就社からご神体を拝むがガスで真っ白

AM8:00 ここが登山口

AM8:00 ここが登山口

AM8:10 自然林が気持ちいい ブナとヒメシャラは相変わらず仲が良い

AM8:10 自然林が気持ちいい ブナとヒメシャラは相変わらず仲が良い

AM8:24 蛍光色に近い緑が鮮やか

AM8:24 蛍光色に近い緑が鮮やか

AM8:25 朝方の光と影はやっぱイイ

AM8:25 朝方の光と影はやっぱイイ

AM8:27 粘液の水玉 キレイだ

AM8:27 粘液の水玉 キレイだ

AM8:32 今回の主人公のゆりさんとみそさん

AM8:32 今回の主人公のゆりさんとみそさん

AM8:33 そしてふたりを影で支えるもう一人の主人公KOYANAGI117さん

AM8:33 そしてふたりを影で支えるもう一人の主人公KOYANAGI117さん

AM8:46 いよいよ八丁の階段の始まり

AM8:46 いよいよ八丁の階段の始まり

AM8:49 鎖場の前に小休止

AM8:49 鎖場の前に小休止

AM8:58 試しの鎖でまず感触を確かめます

AM8:58 試しの鎖でまず感触を確かめます

AM9:05 気持ちイイー!

AM9:05 気持ちイイー!

AM9:06 さて降りますか 試しの鎖は登山道には関係なく登ったら絶対降りなくていけないのが玉に瑕

AM9:06 さて降りますか 試しの鎖は登山道には関係なく登ったら絶対降りなくていけないのが玉に瑕

AM9:07 でもこの眺望!

AM9:07 でもこの眺望!

AM9:09 思わず手を伸ばすくりきんさん

AM9:09 思わず手を伸ばすくりきんさん

AM9:19 しばてんさんのNEW帽子は父の日に息子さんからプレゼントしてもらったそうだ

AM9:19 しばてんさんのNEW帽子は父の日に息子さんからプレゼントしてもらったそうだ

AM9:30 四国でも広報活動は怠らないみそ広報部長 説明を受けている方がその場でダウンロード すげえ

AM9:30 四国でも広報活動は怠らないみそ広報部長 説明を受けている方がその場でダウンロード すげえ

AM9:43 目指す山頂があそこだ

AM9:43 目指す山頂があそこだ

AM9:44 楽しそうです

AM9:44 楽しそうです

AM9:49 さてこれからが本番だ

AM9:49 さてこれからが本番だ

AM9:50 仰ぎ見る

AM9:50 仰ぎ見る

AM9:50 いよいよ本チャンの鎖へと進みます

AM9:50 いよいよ本チャンの鎖へと進みます

AM10:04 まずは一の鎖 全長33m 岩が湿っていて少し滑る

AM10:04 まずは一の鎖 全長33m 岩が湿っていて少し滑る

AM10:14 鳥居をくぐり二の鎖へ もちろん迂回など頭にはない

AM10:14 鳥居をくぐり二の鎖へ もちろん迂回など頭にはない

AM10:21 新しい休憩小屋の前で四国風にみそさんをTO撮

AM10:21 新しい休憩小屋の前で四国風にみそさんをTO撮

AM10:23 この鳥居からが神域となる

AM10:23 この鳥居からが神域となる

AM10:24 みそさんを先頭に二の鎖を登る 全長65m

AM10:24 みそさんを先頭に二の鎖を登る 全長65m

AM10:45 すぐに三の鎖 すでに満腹状態のKOYANAGI117さん 同感です(笑)

AM10:45 すぐに三の鎖 すでに満腹状態のKOYANAGI117さん 同感です(笑)

AM10:48 ここもみそさんを先頭に登って行く 全長68m

AM10:48 ここもみそさんを先頭に登って行く 全長68m

AM10:48 ここは岩の足場が少ないので鎖の輪を足場にする ほぼ垂直なので迂回する方も多い

AM10:48 ここは岩の足場が少ないので鎖の輪を足場にする ほぼ垂直なので迂回する方も多い

AM10:48 しんがりはくりきんさん

AM10:48 しんがりはくりきんさん

AM10:59 登りきると山頂広場 ちょうどガスが吹き上げて来た

AM10:59 登りきると山頂広場 ちょうどガスが吹き上げて来た

AM11:00 頂上社 お願いすると祈祷もしてくれる

AM11:00 頂上社 お願いすると祈祷もしてくれる

AM11:04 お!ガスが晴れた!

AM11:04 お!ガスが晴れた!

AM11:05 ご満悦のゆりさん

AM11:05 ご満悦のゆりさん

AM11:06 あ、蝶が

AM11:06 あ、蝶が

AM11:07 天狗岳とみそさんとふなっしーと

AM11:07 天狗岳とみそさんとふなっしーと

AM11:08 さて!天狗岳へ行こうか!

AM11:08 さて!天狗岳へ行こうか!

AM11:08 やっぱ行くのか…風なKOYANAGI117さん

AM11:08 やっぱ行くのか…風なKOYANAGI117さん

AM11:14 西日本最高峰の岩場にご満悦

AM11:14 西日本最高峰の岩場にご満悦

AM11:23 多少ガスってしまったが登頂!

AM11:23 多少ガスってしまったが登頂!

AM11:37 黒Tは左手を挙げるのが正しい作法

AM11:37 黒Tは左手を挙げるのが正しい作法

AM11:37 九州YAMAPの勇姿!

AM11:37 九州YAMAPの勇姿!

AM11:41 四国YAMAPの山ネチ!

AM11:41 四国YAMAPの山ネチ!

AM11:42 山頂祠のネパールっぽい布

AM11:42 山頂祠のネパールっぽい布

AM11:43 天狗岳でみそさん広報活動の傍らイケメンをゲット!

AM11:43 天狗岳でみそさん広報活動の傍らイケメンをゲット!

PM12:07 高い所は得意ぢゃないんですよと語る

PM12:07 高い所は得意ぢゃないんですよと語る

PM12:07 今日も山メシ旨いなー

PM12:07 今日も山メシ旨いなー

PM12:12 今日も箸がなかったので代わりにWe are X

PM12:12 今日も箸がなかったので代わりにWe are X

PM12:23 そして天狗岳のその先へと向かう 予想外(笑)

PM12:23 そして天狗岳のその先へと向かう 予想外(笑)

PM12:12 我らヤマッパー!

PM12:12 我らヤマッパー!

PM12:51 先の2枚はしばてんさん撮影

PM12:51 先の2枚はしばてんさん撮影

PM12:58 岩場を堪能し弥山へと引き返す ガスが晴れて切り立っているのがくっきりと

PM12:58 岩場を堪能し弥山へと引き返す ガスが晴れて切り立っているのがくっきりと

PM1:09 タオルのほっかむりがキュートな知らないおぢさん

PM1:09 タオルのほっかむりがキュートな知らないおぢさん

PM1:14 下山です 名残惜しそう

PM1:14 下山です 名残惜しそう

PM1:25 下山中にふく夫婦さんファミリーにお会いした!娘さんは鎖に登る気満々だった

PM1:25 下山中にふく夫婦さんファミリーにお会いした!娘さんは鎖に登る気満々だった

PM1:43 山頂を振り返る 朝よりもイイ感じだ

PM1:43 山頂を振り返る 朝よりもイイ感じだ

PM1:47 あまり知られていないが石鎚山のテン場 一張りくらいのスペースでしかも水場はない

PM1:47 あまり知られていないが石鎚山のテン場 一張りくらいのスペースでしかも水場はない

PM2:02 青空が見えてくるとやっぱブナの木が映えるなあ

PM2:02 青空が見えてくるとやっぱブナの木が映えるなあ

PM2:57 なんじゃこりゃ!

PM2:57 なんじゃこりゃ!

PM3:01 細い木で支えてます

PM3:01 細い木で支えてます

PM3:11 成就社まで戻ってきた

PM3:11 成就社まで戻ってきた

PM3:12 多少ガスがかかっているがご神体を拝むことができた

PM3:12 多少ガスがかかっているがご神体を拝むことができた

PM3:35 朝には見られなかった子持権現

PM3:35 朝には見られなかった子持権現

PM3:38 帰りのロープウェイは満員電車のよう

PM3:38 帰りのロープウェイは満員電車のよう

PM3:39 今日も一日ありがとうございました

PM3:39 今日も一日ありがとうございました

AM5:40 ゆりさんに用意していただいた朝食 旨い!

AM5:40 ゆりさんに用意していただいた朝食 旨い!

AM6:05 四国遠征のベースキャンプ 石鎚ふれあいの里

AM6:05 四国遠征のベースキャンプ 石鎚ふれあいの里

AM7:01 いよいよ出発

AM7:01 いよいよ出発

AM7:10 ちっちゃい修験者

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PM6:08 山行中にきじカレーの話題が出たので 旨かった

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