お袋との思い出を辿る飯盛山

日曜日（5/9）に、節目となる50歳の誕生日を迎えた。 この日は、母の日でもある。 振り返ってみると、50年前のこの日も日曜日。今さらながら、奇しくも自分が母の日にこの世に生を受けたのだということに 初めて気がついた。 予定日は5/5の子供の日だったのに、母の日まで我慢をしていたとは、なんと母親思いの胎児だったのだろうなどと、くだらない ことを考える。 母の日に子供を授かった時の気持ちはいかばかりのものであったのだろう。自分が親になってようやく親の気持ちが理解できるようにはなってきたが、それでも母親が子を想う気持ちを理解するところまでたどり着くことはできていないし、これからもできないだろう。 そこはかとなく、お袋との思い出を振り返ってみる。 お袋との山の思い出と言えば、飯盛山が思い浮かぶ。 確か6歳の夏、お袋、兄貴、兄貴の友人家族と清里から野辺山まで歩いたっけ。下山途中で土砂降りに見舞われ、泥だらけの道を、それでも大笑いしながら歩いたっけな・・・・ 最近、飯盛山のレポートを目にする機会も多く、少し気になって いた所だ。 50歳最初の登山だ。気軽に登れる飯盛山、久しぶりに、色褪せた お袋との思い出に、色を付けに登ってみるのも悪くない。