活動データ
タイム
03:40
距離
7.7km
のぼり
360m
くだり
359m
チェックポイント
活動詳細
すべて見る天気は下り坂なので、山にせず近場で時間のかからない峠歩きにすることにしました。 前回確認できなかったルリソウの分果の再確認に大内淵集落から榎峠へ、そこから引き返して、まだ歩いてなかった鷹ノ巣峠を越え下川口集落に出て後は車道歩きで大内淵に戻りました。 何時もの駐車場所から榎峠へ、前回から2週間ちょっとたち、春の花もだいぶ終盤になり緑一色になりつつあり、最初は中々見つけれずもう終わったかと思ったのですが、花はほぼ落ち周辺の緑に溶け込んでる中から無事発見!お目当ての結実し分果になっているものもありました。 そして分果を確認したところ、とても小さいですが分果の周辺にトゲトゲがあり、ここに咲くのは『エチゴルリソウ』ではなく『ルリソウ』であることが確認できました。 花序(花の付きかた)から『ヤマルリソウ』では無いことは去年判断していたのですが、その後の分果の確認をしそびれて、1年越しになってしまいましたが判明しましたね。 また、前回来た時に苦手で曖昧にしたキジムシロも今回は予習して挑み、こちら小葉の付きかたから『エチゴキジムシロ』でした。 前回も咲いていたアラカワカンアオもまだ元気に咲いていましたがもしかしたらこの後で……。 色々すっきりして峠まで行って観音様にお参りして、今日はこの後に鷹ノ巣峠へ向かうので大内淵へ引き返して行くと、何やら話し声が聞こえて来たので、珍しく峠巡りをしている人がいるのかなと思っていると出会った人達は様子がおかしい、斜面をや藪の中で何やら探しています。 そして「これはコシノのなみだ」と言ってるのが聞こえたので、もしかして思い「アラカワカンアオイ」をお探しですかと訊ねると、 何とこの方々カンアオイの研究をされいる先生方達でした。 自分は道中2株しか花を見つけれなかったけど、先生曰く下の方に花はいっぱい咲いていたそうで、やはりプロ目は違いますね凄いです。 少しだけお話しさせていただけて県内で確認されているカンアオイの仲間は、カンアオイがコシノ、ユキグニ、アラカワ、クロヒメでサイシンがウスバ、ミチノクであることは知っていたのですが更にミクニサイシンも咲くことを教えていただけました。 名前からして三国峠付近で咲くのかと思い帰宅後調べたらやはりそうでしたので機会があったら探してみたいですね。 総勢十数名位の団体さんで、丁度話してくださったのが小千谷と柏崎の先生だったのですが小千谷の先生は長年研究されてとても詳しい方との事だったので色々訊いてみたいことや何だったら付いていって調査をしているところを眺めていたかったのですが、調査の邪魔になってしまうので残念ながら退散することに、調査中にも関わらずお話しいただき本当にありがとうございました。 大内淵に戻ってから鷹ノ巣峠を目指しました。鷹ノ巣峠は現在は林道が横切っており古道の赴きは余り残っていませんでした。 また、2つ有るピークの1つはそばを林道が通過しているため良く分かりません、しかしもう1つの熊坂は綺麗な切通しの峠となっていましたね。 また、先生が関川村にはコシノカンアオも咲くと教えいただいたので、その後探しながらぐるぐる歩いていたら葉を見付けることが出来ました。 今日はルリソウの同定もでき、カンアオイ調査隊にも遭遇した上にエビネも見れたりとても嬉しい1日で、雨も本降り前で良かったです。そして、ヒメヒシャガが咲いていたので、低い山ではもうそろそろヒメサユリの時期ですね(^_^)
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