小糠雨とメリノウールと傘と四王寺ハイキング

2021.05.16(日) 日帰り

活動データ

タイム

03:47

距離

11.9km

のぼり

739m

くだり

721m

チェックポイント

DAY 1
合計時間
3 時間 47
休憩時間
12
距離
11.9 km
のぼり / くだり
739 / 721 m
47
30
11
15
30
24
19

活動詳細

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霧雨は秋の季語らしい。 同じような言葉で『小糠雨(こぬかあめ)』と言う言葉があるとの事。 お米を精米したときのぬかの様に細かい雨。 大した雨ではないと思っていても、いつの間にか全身がじっとり濡れて行くような雨。 今朝ははそんな雨が四王寺の山を包んでいた。 蒸し暑い季節になった。ゴアテックスだろうがパーテックスだろうがこの時期にレインウエアを着込んだら大汗でぐっしょり濡れてしまう(ゴア信者ですが)。 それなら梅雨の始まりに雨を感じながら歩くのもいいだろうと、メリノウールの半袖シャツと靴下、速乾素材の短パンで家を出て始発に乗った。 7時前に出発地点の駅に着き歩き始める。 気温27°湿度80%。 最初の上りで汗でぐっしょりと濡れたところに、小糠雨が気持ちよく体をクールダウンさせてくれる。 少々の風が吹いても濡れたウールのシャツは化繊の速乾シャツのように暴力的に体温を奪い去ることが無い。なので今流行りのドライインナーも不要。シャツなのでボタンの開け方次第で、地肌への風通しも調整できて心地よい。 レインはザックにしまい込んで、メッシュポケットに折りたたみ傘を忍ばせておいた。 この貰い物の小さな折りたたみ傘はズボンのポケットに仕舞ってもじゃまにならないぐらいに軽くて小さい。降ったりやんだりで畳んだ傘を手に持っても荷物ではないし、しばらく降りそうにないときはポケットに刺しておけばよい。速乾素材のパンツなので、少々濡れた傘を入れても気にならないし、そもそも全身濡れている。 この傘は広げても小さいのだが、この小ささが林の中でも枝が邪魔にならずに機動性抜群だった。 そして何より傘が一番最高の透湿性能の雨具だ。100%蒸れない。 と、さも当然のように話してますが、実は山歩きで傘さしたの初めてで、、、 今回あまりの使い勝手の良さに感動しました。傘なめてました、ごめんなさい。 日よけにもなるし、コンロの風よけにもなるしね、最高ですね傘。 山はずーっとガスってて、雨は降ったりやんだり。登ったり降りたりしながら四王寺の森をウロウロしました。 下山する頃には雨は止み、大宰府駅に着く頃にはウールの半袖シャツは乾き始めていた。 雨も楽しい。 時もある。

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