木賊山・甲武信ヶ岳・三宝山

2021.05.15(土) 日帰り

活動データ

タイム

08:13

距離

17.0km

のぼり

1865m

くだり

1867m

チェックポイント

DAY 1
合計時間
8 時間 13
休憩時間
29
距離
17.0 km
のぼり / くだり
1865 / 1867 m
18
7
8
19
19
4
2 30
2

活動詳細

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日本百名山の甲武信岳&埼玉県の最高峰三宝山へ 2時間寝坊しAM4時半、水筒に水だけ入れて慌ててバイクに跨る。 7時半登山口に到着するも慌てていた為、お昼ご飯を買うのを忘れた事に気付く。 片道20分のデイリーヤマザキにUターン。 8時半登山開始。 噂には聞いていたがなかなかの急登で堪える。 途中アズマシャクナゲの群生地に心癒される。まるで、乙女になった気分で何枚もカメラのシャッターを切っていた。 スタート直後から足裏に違和感と痛み(下山後に気付いたのだが登山靴のインソールを左右逆に装着していた事が原因と思われる)があったがなんとか頂上までたどり着く。 頂上は雲に覆われ眺望は望めなかったがそれもまたよし。なんとなく曇り空の方がこの山の雰囲気にぴったりな感じがする。 この山の特徴を簡潔に説明しろと言われると真っ先に俳優の高倉健が頭によぎった。 寡黙で静けさがあり、あまり主張はしない。けど、逞しさがあって男らしさの中に不器用な優しさがある。 まさに高倉健さんみたいな人柄の山だった。 これからは甲武信岳改め高倉健山と言う事にしようと思う。 高倉健山を充分に堪能したかったのだが、下山までに日没してしまいそうだったので、早々に寛ぎタイムは切り上げ下山に取りかかる。 次回はテントを担いでゆっくり高倉健山を堪能したいものだ。 下山途中カップルらしき人物と遭遇。 彼女さんの背後を彼氏さんと思われる人物が歩いている。見た感じ年は20代後半から30代前半ぐらいだろう。憶測だが彼氏さんの方は幾つもの険しい山を登ってきましたオーラが出ており、おそらく上級者に違いない。 時間的にこのままのペースだと日没にもなろうが決して彼女さんを急かさせたりはしない。相手の歩くペースを尊重し静かに彼女さんの登山を背後から見守っている。 彼女さんの立場からみたらとても安心して歩く事に専念できただろう。 一瞬すれ違っただけだけど、そこには人を思い遣る優しい空気が流れていた。 彼氏さんの背中から高倉健を感じとれた出来事だった。 とても良い気付きと学びを得られた事に、名も知らぬどこかのカップルに感謝とリスペクトを捧げます。ありがとうございます。

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