茶臼山・萩太郎山

2021.05.15(土) 日帰り

活動データ

タイム

05:46

距離

6.3km

のぼり

377m

くだり

376m

チェックポイント

DAY 1
合計時間
5 時間 46
休憩時間
2 時間 19
距離
6.3 km
のぼり / くだり
377 / 376 m
1 17
33
1 28
1 22

活動詳細

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愛知県最高峰と名高い茶臼山へ。天竜奥三河国定公園である。芝桜は丁度見頃かと思っていたが、七分咲きだった。 まず名古屋から向かうルート的には道の駅「どんぐりの里いなぶ」を越えて直ぐの「稲武町」の信号を右、東西南北で言うと南の方に入って、大井平公園を越えてすぐに「茶臼山高原」という看板とともに左に入れる県道80号があるのだが、結構な峠道で対向車があると道幅も狭いので、その道には入らず少し遠回りにはなるが素直に南下し、道の駅「アグリステーションなぐら」前の茶臼山高原道路から入る事をお勧めする。ナビによっては寝言を吐くので、こういう情報は大事だと思う。 駐車場は広くて大きく数も多いので、辿り着いたけど停められないという心配はあまり無い。とはいえ第一駐車場は結構すぐに満車になる。第三駐車場はガラガラなので俺達はそちらに車を停めた。山登りだけを考えるなら、第三駐車場を過ぎて第一駐車場には向かわずそのまま坂を登ったところの第二駐車場の方が便利かもしれない。 この山行では茶臼山と萩太郎山に登るのだが、まずは茶臼山へ。西登山道は、麓近くは牧場のようになっていて、広い草地にはところどころ何か動物の糞がある。ヤギか羊かそんな多分感じのヤツだ。そんな牧草地の斜面をゆるゆると登る。相方のフゥが言った。「あー、昔に思い描いてたハイキングデートって多分こんな感じだよねー」と。高原の風は気持ち良く、登りもそんなにキツくない。たしかに良い絵づらだが、それはまあ、俺が昔「一緒に山登りしよう」と言って11月の木曽御嶽山(3,067m)に連れて行ったり、初心者からすると冗談みたいなクソヤッベェ難所がある東海自然歩道を結果的に連れ回して、なかなかの限界状況を手に手を取って突破してきた経験上からの「あの時本当はこうあってほしかった感」だったのかもしれない。そこから登りが険しくなって、木組みの階段が出てくるのだが、階段としての土の部分が流れてしまっており、あまりその用をなしていない。階段を避けながら横の坂道を登る感じ。頂上まではすぐに着くので簡単といえば簡単。頂上からの見晴らしも、遠く山々が続いていて見晴らしが良い。 最近ずっと低山ばかり登っていたので、高原らしい涼やかな風と、顔のまわりをブンブン飛び回る虫があんまり居ないのが良かった。 話はここからだ。来た道戻りをするのも何だったので、頂上から奥に続く道を行き、雷岩に行った。岩の下側に回り込んでそこで珍しいものを見た。ヒカリゴケだ。これは他の人の山行記録でそこにヒカリゴケがある事をあらかじめ知っていたので見に行ったのだが、初めて見たソレはなかなかに感動した。ご都合主義のファンタジーなんかではよく出てくる苔だ。アニメとかでも見た事があるような気がする。しかし、実物を見るのは初めてだ。「実在したんだ・・・!」という、何かそんな感じの感動を覚えた。 そこから雷岩の上に戻り、西登山道に戻るルートを選択、見晴台まで戻ってきた時にヘビを見た。かなりデカい蛇だ。1mは越えている。これも他の方の山行記録で「ヤマカガシを見た」とあったので、もしやソレかと思ったが、その時撮った写真を家に帰って調べてみるとどうもヤマカガシであるとは断定しにくい。どちらかといえばアオダイショウではないのかと思うが、何しろ素人がインターネットで2時間くらい調べてみただけなので「間違い無い」とは言えない。ただ、もしかして前者ヤマカガシであった場合には、こいつは毒蛇で、結構ヤベェ毒があるので、噛まれると大変である。蛇を見たら離れて近づかない方が良いだろう。 その後、自由の丘と称する牧草地の見晴らしの良い場所に幾つかテーブルがあったので、そこで昼食をとり、そのまま向かいの萩太郎山へ。ここは冬場はスキー場なのだろう、今は草地のスキー場の斜面をひたすら登る。何なら麓から頂上までリフトもあって動いてる。片道500円、往復800円だったと思う。しかしそこはそれ、歩いて登りたい。頂上には展望デッキとオシャレな喫茶と椅子がある。オレンジジュースも350円と良心的な値段で、なかなか居心地が良い。ついつい長居してしまう。何なら自販機もあるしトイレだってある。あと、頂上で記念写真を撮るために頂上を示す看板を探したが、萩太郎山にはそういうのは無いらしかった。一応喫茶のおばちゃんにも聞いてみたが、「無い」との事だった。 頂上から少し降りたところにある「芝桜の丘」も七分咲きとはいえ壮観だった。むせるような花の匂いがして、子供達とそこを散策するのはなかなかの非日常体験だった。 その後は麓までスキー場を歩いて降りて、どういうわけだかゴーカートで遊んで駐車場に戻った。道草が凄いのでやたらと時間がかかっているが、山歩きとしては本当はもっと短い時間となっている。良い山行だった。

茶臼山・萩太郎山 自由の丘より萩太郎山
自由の丘より萩太郎山
茶臼山・萩太郎山 自由の丘をゆるゆると登る
自由の丘をゆるゆると登る
茶臼山・萩太郎山 自由の丘を登りきったところに見晴台。ここの階段付近ででかい蛇を見た。
自由の丘を登りきったところに見晴台。ここの階段付近ででかい蛇を見た。
茶臼山・萩太郎山 南アルプス方面。
南アルプス方面。
茶臼山・萩太郎山 茶臼山頂上にて。
茶臼山頂上にて。
茶臼山・萩太郎山 萩太郎山
萩太郎山
茶臼山・萩太郎山 息子四歳にはなかなかのアスレチック。
息子四歳にはなかなかのアスレチック。
茶臼山・萩太郎山 茶臼山頂上にて。
茶臼山頂上にて。
茶臼山・萩太郎山 雷岩
雷岩
茶臼山・萩太郎山 今日は茶臼山の雷岩で珍しいものを見た。ヒカリゴケ(光苔)。ヒカリゴケ科ヒカリゴケ属のコケで洞窟のような暗所においては金緑色(エメラルド色)に光るヤツ。初めて見た。ご都合主義のファンタジーで名前は聞いた事はあるが、そうか、実在したのか…!
今日は茶臼山の雷岩で珍しいものを見た。ヒカリゴケ(光苔)。ヒカリゴケ科ヒカリゴケ属のコケで洞窟のような暗所においては金緑色(エメラルド色)に光るヤツ。初めて見た。ご都合主義のファンタジーで名前は聞いた事はあるが、そうか、実在したのか…!
茶臼山・萩太郎山 雷岩の前で記念撮影。
雷岩の前で記念撮影。
茶臼山・萩太郎山 雷岩
雷岩
茶臼山・萩太郎山 何か花。
何か花。
茶臼山・萩太郎山 何か花。
何か花。
茶臼山・萩太郎山 何か花。
何か花。
茶臼山・萩太郎山 ヘビ。頭拡大別アングル。ヤマカガシにしては黄色っぽさが無いような気がする。
ヘビ。頭拡大別アングル。ヤマカガシにしては黄色っぽさが無いような気がする。
茶臼山・萩太郎山 ヘビ。結構長い。1mは越えている。
ヘビ。結構長い。1mは越えている。
茶臼山・萩太郎山 ヘビ。アオダイショウなんだかヤマカガシなんだか。
ヘビ。アオダイショウなんだかヤマカガシなんだか。
茶臼山・萩太郎山 ヘビ。頭拡大。
ヘビ。頭拡大。
茶臼山・萩太郎山 ヘビ。
ヘビ。
茶臼山・萩太郎山 ヘビ。頭拡大。やっぱり黄色っぽさは無いように見えるんだよなあ。
ヘビ。頭拡大。やっぱり黄色っぽさは無いように見えるんだよなあ。
茶臼山・萩太郎山 ヘビ。
ヘビ。
茶臼山・萩太郎山 昼食。息子四歳そーちゃんと、息子一歳ゆーちゃん。
昼食。息子四歳そーちゃんと、息子一歳ゆーちゃん。
茶臼山・萩太郎山 昼食。
昼食。
茶臼山・萩太郎山 萩太郎山頂上
萩太郎山頂上
茶臼山・萩太郎山 萩太郎山頂上
萩太郎山頂上
茶臼山・萩太郎山 萩太郎山頂上。この椅子はなかなか寝心地が良くて、山登りに疲れた身体をそのまま昼寝にいざなう。
萩太郎山頂上。この椅子はなかなか寝心地が良くて、山登りに疲れた身体をそのまま昼寝にいざなう。
茶臼山・萩太郎山 恋人の聖地という事になっている。
恋人の聖地という事になっている。
茶臼山・萩太郎山 芝桜の丘。花の香りが凄い。
芝桜の丘。花の香りが凄い。
茶臼山・萩太郎山 芝桜の丘
芝桜の丘
茶臼山・萩太郎山 芝桜の丘にて、魔女のほうき。息子一歳ゆーちゃん。
芝桜の丘にて、魔女のほうき。息子一歳ゆーちゃん。
茶臼山・萩太郎山 芝桜の丘にて、魔女のほうき。息子四歳そーちゃん。
芝桜の丘にて、魔女のほうき。息子四歳そーちゃん。
茶臼山・萩太郎山 芝桜の丘にて、花のオブジェ。
芝桜の丘にて、花のオブジェ。
茶臼山・萩太郎山 萩太郎山を降りるところ。正面は茶臼山。
萩太郎山を降りるところ。正面は茶臼山。

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