巡視路歩きで嬉しい出会い(入野⇒岩谷山・頭崎山)

2021.05.15(土) 日帰り

活動データ

タイム

04:23

距離

10.8km

のぼり

1023m

くだり

901m

チェックポイント

DAY 1
合計時間
4 時間 23
休憩時間
14
距離
10.8 km
のぼり / くだり
1023 / 901 m
2 38
1 11
14

活動詳細

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山歩き中毒者にとっては何とも嘆かわしい週間予報。雨が降り始める前の隙に、近場でやろうと画策していた山歩きを。 (⇒ なんと、梅雨入りしてしまいましたね。こんな早い梅雨入りは記憶にない。) 篁山の巡視路の続き:入野から取り付いて頭崎山までを辿る。途中で467m三角点と未踏のランドマーク岩谷山を通過できないかな、と。 結果は、 ・467m三角点は断念 ・岩谷山は何とか到達 ・雨の降り始めを気にしながら、勢いで頭崎山まで繋げらた 概ね計画通りの成果が得られて満足。 歩き始めて2番目の鉄塔地点で鉄塔巡視員の方(二名)に出会い、お話しできたのが嬉しかった。収穫ありの山歩きでした。

頭崎山 歩き始めて近くにあった景綱神社を参拝。今日の山歩きの無事を祈念。
歩き始めて近くにあった景綱神社を参拝。今日の山歩きの無事を祈念。
頭崎山 最初に通過するであろう鉄塔を捉える。 さて、巡視路の取り付きはどこかな。
最初に通過するであろう鉄塔を捉える。 さて、巡視路の取り付きはどこかな。
頭崎山 467m三等三角点:金堀 の点の記で下調べして、この辺りからかなと目星をつけていたルート。
進めそうにないし、明らかに巡視路ではない。三角点へは途中まで必ず巡視路を通っているはず。
引き返して別の取り付きを探す。
467m三等三角点:金堀 の点の記で下調べして、この辺りからかなと目星をつけていたルート。 進めそうにないし、明らかに巡視路ではない。三角点へは途中まで必ず巡視路を通っているはず。 引き返して別の取り付きを探す。
頭崎山 で、巡視路入り口発見。
で、巡視路入り口発見。
頭崎山 等高線通りの急坂。
さらに、なんだか全然息が続かない。
等高線通りの急坂。 さらに、なんだか全然息が続かない。
頭崎山 足が止まりまくり、調子が出ない。
息を整えながら、写真撮る。

時々歩き始めてみて調子悪いことありますな。
足が止まりまくり、調子が出ない。 息を整えながら、写真撮る。 時々歩き始めてみて調子悪いことありますな。
頭崎山 一つ目の鉄塔(#49)を通過。
一つ目の鉄塔(#49)を通過。
頭崎山 #50へ。
ここの後方右手にかすかな踏み跡があり、
家に帰って点の記を見返してみると、その道から467m三角点へ到達できたのかもしれない。(点の記に記されている地図は解像度悪くてわかりにくいんです。)
#50へ。 ここの後方右手にかすかな踏み跡があり、 家に帰って点の記を見返してみると、その道から467m三角点へ到達できたのかもしれない。(点の記に記されている地図は解像度悪くてわかりにくいんです。)
頭崎山 この辺りの斜面にうっすらとした踏み跡を感じるも、今日の自身の調子と、迫りくる雨雲を考慮すると藪に突撃するのは厳しい。
三角点への寄り道は断念。
この辺りの斜面にうっすらとした踏み跡を感じるも、今日の自身の調子と、迫りくる雨雲を考慮すると藪に突撃するのは厳しい。 三角点への寄り道は断念。
頭崎山 苔むした岩がゴロゴロ。
これも岩海って言えるのだろうか。
苔むした岩がゴロゴロ。 これも岩海って言えるのだろうか。
頭崎山 #50鉄塔。
この手前で、人の話し声が聞こえる。
不意に現れた私を見て、相手は目が点に。 お互い、まさかこんな道を他に歩く人がいるとは思っていない。

お話しすると、鉄塔巡視員の二人連れの方でした。 いつも巡視路を歩きながら、どんな方が巡視しているのだろうと想像を巡らせていたので、出会えて感激。

道を整備してるとか、草刈り機を背負って草刈りしているとか、時には15~20kgくらいの機材を背負って歩いているとか、出会った巡視員の方は四国も担当しているとか、四国の山深いところで山ガールに出会って驚いたとか。

頭崎山まで行くつもりだと伝えると、ピンと来てない様子で、「ああ、57番がある山城のところだね」と。山の名前ではなく、鉄塔番号で場所を認識しているようです。遊びで歩いている人間と、仕事で歩いている方との違い。


山歩きが好きなら、機材運搬を手伝ってほしいとスカウトされましたので、定年後はぜひともと。
#50鉄塔。 この手前で、人の話し声が聞こえる。 不意に現れた私を見て、相手は目が点に。 お互い、まさかこんな道を他に歩く人がいるとは思っていない。 お話しすると、鉄塔巡視員の二人連れの方でした。 いつも巡視路を歩きながら、どんな方が巡視しているのだろうと想像を巡らせていたので、出会えて感激。 道を整備してるとか、草刈り機を背負って草刈りしているとか、時には15~20kgくらいの機材を背負って歩いているとか、出会った巡視員の方は四国も担当しているとか、四国の山深いところで山ガールに出会って驚いたとか。 頭崎山まで行くつもりだと伝えると、ピンと来てない様子で、「ああ、57番がある山城のところだね」と。山の名前ではなく、鉄塔番号で場所を認識しているようです。遊びで歩いている人間と、仕事で歩いている方との違い。 山歩きが好きなら、機材運搬を手伝ってほしいとスカウトされましたので、定年後はぜひともと。
頭崎山 #50から少し進んだところで眺望。
今日は眺望度外視だったので、ちょっと得した気分。
#50から少し進んだところで眺望。 今日は眺望度外視だったので、ちょっと得した気分。
頭崎山 鉄塔#51地点。
歩いてきた方角を振り返る。 手前の山は篁山。
鉄塔#51地点。 歩いてきた方角を振り返る。 手前の山は篁山。
頭崎山 #51から南側。入野方面。
#51から南側。入野方面。
頭崎山 概ね道はわかりやすく、要所で鉄塔番号の案内
概ね道はわかりやすく、要所で鉄塔番号の案内
頭崎山 鉄塔#52から振り返る。
見えている鉄塔が通過してきた#51。

後で送電線網をよくよく眺めてみると、この系統は忠海に火力発電所から志和の新広島変電所へと繋がっている。
すなわち、送電網の源流線。超高電圧の送電線と思われる。
鉄塔#52から振り返る。 見えている鉄塔が通過してきた#51。 後で送電線網をよくよく眺めてみると、この系統は忠海に火力発電所から志和の新広島変電所へと繋がっている。 すなわち、送電網の源流線。超高電圧の送電線と思われる。
頭崎山 次の#53鉄塔、頭崎山までつながる鉄塔が見渡せる。
頭崎山は写真で見るほど遠くは感じません。
次の#53鉄塔、頭崎山までつながる鉄塔が見渡せる。 頭崎山は写真で見るほど遠くは感じません。
頭崎山 #53通過
#53通過
頭崎山 ここで車道に出る。
入り口に#53(奥)と、#54(右=車道下り)を認識できる案内。
ここで一旦巡視路を離れて、岩谷山へ寄り道。
ここで車道に出る。 入り口に#53(奥)と、#54(右=車道下り)を認識できる案内。 ここで一旦巡視路を離れて、岩谷山へ寄り道。
頭崎山 岩谷観音。
ここもまでの車道の登りは地味にきつい。
岩谷観音。 ここもまでの車道の登りは地味にきつい。
頭崎山 見たことがない形のお地蔵様

岩谷山も点の記を見ると岩谷観音から入っていくと認識できる。
この奥の小崩落でやや取り付きはわかりにくいですが、ここを入っていきます。
見たことがない形のお地蔵様 岩谷山も点の記を見ると岩谷観音から入っていくと認識できる。 この奥の小崩落でやや取り付きはわかりにくいですが、ここを入っていきます。
頭崎山 道ははっきりしませんが、テープがあるのと、尾根筋を辿って行くので何とかなります。
道ははっきりしませんが、テープがあるのと、尾根筋を辿って行くので何とかなります。
頭崎山 Up/Downを何度か繰り返し、途中の鞍部に突然何かの遺構。
ここにも山城があったのかもしれない。
Up/Downを何度か繰り返し、途中の鞍部に突然何かの遺構。 ここにも山城があったのかもしれない。
頭崎山 岩谷山山頂 
四等三角点
基準点名:大人(おおひと)

眺望はなしでも三角点へ到達できたので満足。

ここから頭崎山へ向かえそうな道は・・・認識できないので、冒険せずに元来た道を引き返す。
岩谷山山頂  四等三角点 基準点名:大人(おおひと) 眺望はなしでも三角点へ到達できたので満足。 ここから頭崎山へ向かえそうな道は・・・認識できないので、冒険せずに元来た道を引き返す。
頭崎山 岩谷山から巡視路口まで下りてきて、まだ空はそんなに暗くない。
もう一時間くらいは雨は大丈夫かな。と、頭崎山を目指します。
岩谷山から巡視路口まで下りてきて、まだ空はそんなに暗くない。 もう一時間くらいは雨は大丈夫かな。と、頭崎山を目指します。
頭崎山 先ほどの案内に従い、車道を下りながら#54への入り口をさがす。
民家の裏手の道を「エイッ」と入ってみると、左奥に巡視路案内棒が見える。(#54はスルーして、#55へ)
先ほどの案内に従い、車道を下りながら#54への入り口をさがす。 民家の裏手の道を「エイッ」と入ってみると、左奥に巡視路案内棒が見える。(#54はスルーして、#55へ)
頭崎山 きれいな道
きれいな道
頭崎山 山中の池。
こういう所にモリアオガエルいないかな。条件良さげに見えます。
山中の池。 こういう所にモリアオガエルいないかな。条件良さげに見えます。
頭崎山 今日は急坂が身体にこたえる。
今日は急坂が身体にこたえる。
頭崎山 #55通過
#55通過
頭崎山 この案内棒は#55も#56もどちらも同じ方向を指しているように見えますが、道が鋭角に曲がってるのである。
この案内棒は#55も#56もどちらも同じ方向を指しているように見えますが、道が鋭角に曲がってるのである。
頭崎山 #56は奥方向なんだけど、
#56は奥方向なんだけど、
頭崎山 雨水で浸食されて歩きにくいような箇所も
雨水で浸食されて歩きにくいような箇所も
頭崎山 ところどころ道がはっきりしないところを歩きながら、この案内を見つけて安心。
ところどころ道がはっきりしないところを歩きながら、この案内を見つけて安心。
頭崎山 #56に到達。
この奥に続く道は、
#56に到達。 この奥に続く道は、
頭崎山 突然鉄塔番号が#30(左手)と#29(右手)に。
頭崎山近辺で、2系統の送電線が合流して並行するため。
突然鉄塔番号が#30(左手)と#29(右手)に。 頭崎山近辺で、2系統の送電線が合流して並行するため。
頭崎山 ここまでの巡視路歩きでは見かけなかった”火の用心”
先ほどまでは「電源開発」の管轄。20~30番台は(たぶん)「中電」の管轄。

これまでなんとなく感じてましたが、管轄会社によって巡視路整備のテイストも微妙に違うんです。
ここまでの巡視路歩きでは見かけなかった”火の用心” 先ほどまでは「電源開発」の管轄。20~30番台は(たぶん)「中電」の管轄。 これまでなんとなく感じてましたが、管轄会社によって巡視路整備のテイストも微妙に違うんです。
頭崎山 そしていつもの頭崎山へ到達。
そしていつもの頭崎山へ到達。
頭崎山 いつもの明治神宮に参拝し、
いつもの明治神宮に参拝し、
頭崎山 頭崎神社へも参拝して、
頭崎神社へも参拝して、
頭崎山 一応、頭崎山山頂にも行っておこうと登ると、二の丸で倒木がふさぐ・・・・ 
自然に枯れて倒れてしまったようです。
一応、頭崎山山頂にも行っておこうと登ると、二の丸で倒木がふさぐ・・・・  自然に枯れて倒れてしまったようです。
頭崎山 山頂の甲の丸(つめの丸)
カエデの葉が青々と茂っている。
山頂の甲の丸(つめの丸) カエデの葉が青々と茂っている。
頭崎山 お決まりの
三等三角点
基準点名:頭崎
お決まりの 三等三角点 基準点名:頭崎
頭崎山 太鼓の段から、
手前に見える山を登って歩いてきた。
奥は篁山。
岩谷山は死角で見えない。
太鼓の段から、 手前に見える山を登って歩いてきた。 奥は篁山。 岩谷山は死角で見えない。
頭崎山 麓の見事な棚田。
麓の見事な棚田。
頭崎山 雨が降りそうなので一気に下る。
ここまで何とかもってくれたのは、歩き初めにお参りしたご利益かな。
雨が降りそうなので一気に下る。 ここまで何とかもってくれたのは、歩き初めにお参りしたご利益かな。
頭崎山 久しぶりに登場の自転車でスタート地点へ。
雨が降り始め、シャワーを浴びながら戻ります。
久しぶりに登場の自転車でスタート地点へ。 雨が降り始め、シャワーを浴びながら戻ります。
頭崎山 正面が岩谷山。
右から左へ鉄塔を伝って歩きました。
正面が岩谷山。 右から左へ鉄塔を伝って歩きました。

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